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Temuは一般景品市場の黒船か!?

著名人を騙った投資詐欺広告で、被害に遭った前澤勇作氏がFacebookを運営するメタ社に対して「名前や肖像を無断で使用した広告の掲載を許可していることは、パブリシティ権や肖像権の侵害だ」などとして、広告の掲載停止と損害賠償を求める訴えを起こした。

その甲斐もあって著名人のなりすまし型投資詐欺広告はなくなったものの、Facebookには未だに短期集中型の怪しげな広告が氾濫している。

そんな折にFacebookに登場したのが通販サイト「Temu」の広告だった。


例えば、ワイヤレスイヤホンが328円、スポーツサングラス303円、靴下7足369円など桁を間違えているのではと思われるような格安商品が満載されている。しかも送料無料ときている。

あまりにも怪しいのでネットで、Temuの評価をネットで調べたらこんな会社だった。

会社は中国なのだが、2022年にアメリカでサービスを開始して以来、現在はカナダ、オーストラリア、ドイツ、フランスなど、多くの国に進出しており、2023年7月には日本でもサービスが開始されている。日本人の利用者は今年の1月時点で1500万人とされている。

アプリのダウンロード数は世界累計で8.3億回を記録している。

怪しいサイトなら世界で支持されることはないだろう。

フジテレビの27時間テレビではCMも流した。


ではなぜ安いのかというとこういう理由が挙げられる。

1.製造業者から直接商品を仕入れ、中間業者を排除することでコストを削減している。

2.大量に商品を仕入れることで、ボリュームディスカウントを受けており、その分を消費者に還元している。

3.一部の大手通販サイトとは異なり、Temuは広告やマーケティングに多額の費用をかけていないため、その分価格を下げることができる。

4.事務所や倉庫の運営費用を抑えたり、効率的な物流システムを構築することでコストを削減している。

低価格競争を激化させる新興勢力のTemuは、Amazonや楽天を脅かす存在になりつつあるようだ。

Temuに興味津々のホール企業があるようだ。一般景品用に自社で仕入れてみようと計画しているようだ。

製品はすべて中国製なので品質に不安もあるが、自分たちで吟味して、これで問題がなければ、景品として扱うようだ。

格安なので一般景品を扱っても利ザヤも稼げる。ホール企業がTemuから仕入れて一般景品に力を入れるようになれば、既存の景品業者は太刀打ちできなくなる。

特に東京は昨年12月に小景品が金の高騰に伴う改定で、280個→560個(1000円→2000円)となったため、2000円以下の一般景品の需要が増えているためでもある。

実際、景品問屋の中には「景品の黒船が現れる」と危機感を持っているようだ。



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