「隣に競合店があったのですが、圧倒的な出玉でライバルを蹴散らしていました。法人も3社替わりましたが、結局閉店に追いやったほどです。なぜ、強かったかというと新台導入のスピード、導入台数も地域一番で、何より、新台は回して出したからです。新台以外もそれなり回した。平日でも夕方から閉店まで7割稼働でした」(元常連客)
絶対的王者に異変が起きたのはコロナ前頃からだった。新台を回す営業方法は変らなかったが、新台以外が回らなくなってきた。それだけでなく、従業員のレベルが低下し、パチンコ台のことを全く知らない従業員との間でトラブルになったことも。前出の元常連客はこう憤る。
「玉がかりを起こして従業員を呼んだ。V入賞機なのに、それを知らない従業員の対応が遅くてパンクした。店にクレームを入れたが現場の声を上が聞こうともしない。それ以来行くのを止めた」
4円がどんどん回らなくなり、その受け皿として遅ればせながら1パチを導入したのだが、このホールの場合、1パチへ流れることなく、そのまま顧客の離反が続出した。
「納得するぐらい回していたので、ここで負けても納得できた。ここで勝てなければ他へ行っても勝てるわけがない。いわば鉄板ホールだったのに、それがアルミホイールになった。それぐらい弱くなった」(常連客B)
この客は地元駅より一駅先のよく出るホールへ通うために、わざわざ定期券も買い直したほどだ。
こうして、絶対的地域一番店の稼働率はどんどん下がり続けた。かつての賑わいはない。客が減れば従来なら釘を開けて集客に努めるのだが、逆パターンだった。稼働が下がりながら同じ利益を確保するために、釘は閉まる一方だった。そうなると益々客離れが加速した。
どうしてこんなことになったのか?
たとえどんな大地主であっても相続税が払えなくなると、物納になる。皇太后の実家がそのケースだった。父・正田英三郎氏の遺産は、有価証券、自宅や別荘などの不動産、現金など総額33億円分。皇后(当時)は相続放棄したため、他の兄弟3人で相続することになったが、相続税がとても手元の現金で払える額ではないということで、やむにやまれずあの実家を物納することとなった。
同ホールも所有していた土地の物納が始まっており、それがホール営業にも影響を及ぼしていることになっている。ちなみに、中国・武漢からやってきたパチンコ大好き青年が、コロナが始まった頃に打ちに行って、連続して勝ったのがこの店。3年半ぶりに来日して、全く勝てずにあれだけ大好きだったパチンコを止める決心ができたのもこの店だった。
おりしも、業界大手チェーンに手形の不渡り、民事再生のきな臭い話も浮上してきている。

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……と言う事は今後出す気がない経営しかしない、と。
じゃ、これで打つ機種も決まったな。
もうそれしか触らん。それを撤去したら行くのも止め。
ピンバック: くだらん
ただ、付き合うかどうかはあくまで企業の判断。
いまだに稼働があるパチンコエヴァの後継機が年末に出るらしいが、それを買うための引換券が超絶糞台との評価が出ているスマスロのエヴァだと言われている。
もう一度言うが買う買わないは企業の判断。
このホールさんもそんな悪習慣に付き合った結果かもしれない。
ピンバック: 通行人
それで十分だろう。もう客が戻る事も無いだろうし、さっさと店じまいしたら。
ピンバック: 週イチパチンカー
その後導入した沖海で常連さんが離れていき、徐々に全体の稼働が落ちてきた感じです。今の大海5は稼働は5割前後。
エヴァは稼働してましたが、隣の駅のM店が最近増台して、お客さんがそちらに流れた感じもします。
今は平日はガラガラです。
店員さんの接客は良くも悪くも昭和のそれ。
個人的には好きな店なので、なんとか頑張ってほしいですね。
ピンバック: 60.105.194.210