どういうことか?
「団塊の世代が持っているおカネをどうやって吐き出させるか。これが高齢者ビジネスの基本。銀行に預けても金利がつかないので、タンス預金している高齢者が多い。高額所得の高齢者の名簿があるから、闇バイトによる強盗事件も頻発している。タンス預金を吐き出させる最大のチャンスが新紙幣の切り替えなんです」(経済評論家)
マイナンバーカードと銀行口座が紐づけされることで、国に財産を知られたくないという自己防衛から、タンス預金は増える傾向にあるとも言われている。では、日本のタンス預金はどれぐらいあるかというと約100兆円と推計されている。
中には脱税したカネを隠し持っているケースがある。いつまでも旧紙幣を億単位で持っているとストレスになる。新紙幣に切り替わって何年も経って大量の旧紙幣を持っていること自体が怪しまれるからだ。新紙幣切り替えには、そうしたカネも吐き出させる裏の狙いもあるようだ。
ただ、大きな買い物、例えば住宅購入はすぐに税務署に目をつけられるので、そんな馬鹿な真似はしない。せいぜい住宅のリフォームとか、クルマを買い替えるとか、さらにはロレックスのような目減りしない投機対象となる高級腕時計を購入したりする。その際、クレジットカードでは記録が証拠として残るので、必然的に現金を使うことになる。
タンス預金者は富裕層でもあるわけだが、子供や孫に税金がかからないようにちびちび贈与していけば、子供や孫らはそのおカネを絶対に使う。
タンス預金している高齢者は、新紙幣欲しさに旧紙幣を両替してもらうにも、銀行では手数料を取られてしまう。それならば買い物をして旧紙幣を吐き出してもらう。高齢者はついつい財布の紐が緩んでいく。これを各企業は手綱を引きながら虎視眈々と狙っている。ジャパネット高田のクルーズ船旅もその一つだろう。
であれば、パチンコホールとしてもタンス預金を吐き出してもらうための、仕掛けが必要になってくる。パチンコ好きのお年寄りから旧紙幣をじゃんじゃん使ってもらうためには……それこそがノウハウだ。無料で読める日報で公開することはできない。といいたいところだが、そんなノウハウがあるはずもない。
現実を見るとホールに来店しているお年寄りは年金生活者で、タンス預金をしこたまため込んでいるような層ではない。
金持ちは投資によって益々裕福になり、富裕層向けのレジャーは伸びる。その一方で給料も上がらず、物価ばかりが上がる一般労働者は、余計なものを買う余裕などない。年金生活者も同じ。世の中の景気がよくなっても年金の支給額が上がることはない。
好景気を実感できない労働者や年金生活者にとっては、物価高は不況と言える。
タンス預金とは無縁のようだ。
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。