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円安+コロナ収束=インバウンドパチンコ

悪い円安と言われているが、円安は悪いことばかりではない。例えば、外貨建て保険だ。これは養老保険、終身保険、年金保険などの保険料をアメリカドルやオーストラリアドルなどの外貨で支払い、保険金や年金、解約返戻金を外貨で受け取る保険だ。日本よりも、金利が高い国の通貨で契約すると、保険料が安く=利回りが高くなる。

ただ、外貨建てには為替リスクが潜んでいる。

保険金10万ドルを受け取るとき、加入時1ドル=100円だったのが、1ドル=120円と円安になれば10万ドルは1200万円になる。逆に1ドル=80円と円高になれば、800万円に目減りする。

アメリカドルで外貨建て保険に加入している人は、このまま円安になれと心の中で叫んでいることだろう。

もう一つ、円安で恩恵を得られるのはインバウンド客を対象にした観光産業だ。

1年前までは1ドル110円だったものが、どんどん円安が加速して130円台を行ったり来たりしている。

外国人にすれば、1ドルを日本円に両替すれば110円だったものが、130円になるわけだから、1万ドルなら20万円もお得になり、コロナが収束すれば物価が安い日本へ外国人観光客が押し寄せてくることになる。

反面、最近ハワイに行った人は、ラーメンとギョーザで4000円も取られた、とボヤく。よほどの金持ちじゃないと海外旅行は行けない時代になってきた。

で、このまま円安が続けば、図らずも日本は観光立国になることは間違いない。円高になる要素は今のところないので、一か八かで投資するなら観光産業、という人もいる。

コロナ前、インバウンド客で盛況だったころ、ある旅行代理店は体験型ツアーを積極的に企画した。例えば、ニンジャ体験、寿司握り、蕎麦打ちなどがそれ。これがことのほか好評だった。

この旅行代理店はアニメ好きファンのために、アニメ版権のパチンコツアーも組んでいた、という。これこそ、日本へ来なければ絶対に体験できない。

インバウンドパチンコは高山市や秋葉原にオープンしたが、コロナ禍で撤退を余儀なくされたが、このように旅行代理店がアニメファン向けにパチンコツアーを企画して、ホールへ送客したように、待っているだけの営業では新規客の開拓はできない。

送客の次のステップは、そこでパチンコの面白さを体験してもらわなければいけないわけで、50銭パチンコあたりから始めて、パチンコの理解を深めてもらうことが必要になる。


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