パチンコ日報

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ソープ嬢がエッセンシャルワーカーならホールスタッフは?

コロナ禍で一躍脚光を浴びたエッセンシャルワーカーを取材しているテレビ局の取材チームがある。コロナ禍でもライフラインを守る仕事に従事している人たちがいるから、われわれはコロナ禍でも何不自由なく普段の生活できる。

その反面、コロナ禍によって仕事を失った人たちも大勢いる。特に不要不急のエンターテインメント業界は大打撃を受けた。コンサートや舞台は軒並み中止を余儀なくされたが、飲食店のような休業補償は対象外である。

NHKスペシャル「パンデミック 激動の世界」によると、ドイツは「文化は生きていくために不可欠」の観点から文化芸術の分野にも素早い支援を行って注目されている。総額500億ユーロ(約6兆円)で、フリーランスの人でも最大で9000ユーロ(100万円余り)の助成金を受けられる、という。

ドイツのグリュッタース国務相は「困窮に陥っている文化事業者が絶望しないようにしたい。文化は私たちにとって平穏な時にだけ享受される、ぜいたく品ではありません。社会全体にとって、生きるために不可欠なものなのです」と支援の理由を語っている。

支援を受けたクラブDJは「人間は人との関わり合いの中で生きています。時には大勢で騒ぐことも必要です。 それができない生活は健康的じゃないし、病んでしまう。芸術や文化、娯楽がなかったら、僕たちは完全な状態ではいられません」と素早い対応に感謝している。

話をエッセンシャルワーカーの取材に戻すと、その過程でエッセンシャルワーカー以外の業種でパチンコ店スタッフに取材していた。

「コロナの第一波の時、パチンコ店はマスコミや世間からもバッシングを受けた。感染との恐怖と戦いながら働いていて落ち込んだこともあった。店長は店長で売り上げが減っていることを毎日のようにボヤいています。本当にパチンコは社会に必要なんでしょうか?」(ホールスタッフ)と自らの仕事に疑問を持つ。

パチンコは風俗営業の余暇産業だが、ソープ嬢に対して「彼女らこそエッセンシャルワーカー」という考えを持つ人もいる。人の心に潤いを与える仕事は、非常時の時こそ必要になってくるからだ。

では、パチンコはどうか? パチンコスタッフを取材したディレクターはこう話す。

「パチンコは善と悪が紙一重のところにあると思う。レジャーとして楽しめる反面、一歩間違えれば依存症になってしまう。依存症は本人の意思が弱いからと言われていたが、病気であることも分かってきている。パチンコがきっかけで依存症になったから、パチンコが悪い、と叩かれるがそうではない。アルコール依存症だって、酒は飲み方次第で百薬の長とも言われている。パチンコが悪い、酒が悪いと言われれば、そこで働いている人は嫌になる。パチンコも酒も人の心の隙間を埋めるもので、社会にとっては必要なものだと思う」と持論を展開する。

パチンコに対して世間の風当たりが強いのは、業界がこぞってギャンブル化に舵を切ってしまったところにある。

「パチンコは大衆娯楽」と胸を張って強く言えるようにならなければならないが、縮小する業界をギャンブル客を呼び戻すために、さらにギャンブル化を強めようとしている。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 「ソープ嬢がエッセンシャルワーカーならホールスタッフは?」
    今日記事のタイトルは頂けません。
    ホール業界を風俗嬢と比べるだけでも不愉快ですが、読み方によると風俗嬢以下にも読み取れるタイトルではないですか。
    「ホールスタッフこそはエッセンシャルワーカーだ!」でよかったのではと思います。

    記事の内容は賛同できる内容ですね。
    「(ホール企業を含めた余暇産業などの)芸術や文化、娯楽がなかったら、僕たちは完全な状態ではいられません」
    匿名人  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 匿名人

    • お客さんを豚小屋の豚とか言ってるホール関係者や、一般ユーザーをパチンカスとか養分とか言ってるメーカー関係者よりも風俗嬢の方が100倍マシだよ。
      そもそもお客さんをギャンブル漬けにして不幸にするパチンコ業界以下の仕事なんてあるんですか?ライターメーカーホール等パチンコ関連の仕事をしてる人間が、犯罪者を除いたら日本の最底辺だと思いますよ。
      パチンコがなくなれば幸せ  »このコメントに返信
    • ピンバック: パチンコがなくなれば幸せ

  3. もう多くは期待していないし、今ではパチンコ屋に行っても、トイレを借りるくらいだが、平成初期の頃のように、羽モノ、一般電役、アレパチ、デジパチ、権利物、一発台とバランスよい機種構成になれば、本来のパチンコに戻ることができる。規制があって無理だと思うが、今はほとんどデジパチしかないので、つまらない。
    バランスの良い機種構成ができれば、娯楽の要素も強まるし、依存症も減ると思うが。
    換金禁止  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 換金禁止

    • 換金禁止 様
      デジパチばかりでつまらない、同意します。
      最近の1/320ミドルは、初回1/2でラッシュ突入が多いですが、
      大嵌りの後で、外れ1/2で約400個のショボ出玉&時短無しでは、
      実質確率は1/640であり、続行する気になりません。
      豚丼  »このコメントに返信
    • ピンバック: 豚丼

  5. パチンコ業界が依存性問題より金儲けに走り
    ギャンブル化を誘導したんでしょ。
    だから娯楽で人の役に立つみたいな事を
    恥ずかしくも無く言えないよね。
    言うべきじゃない。
    負け組  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 負け組

  7. 「ホールスタッフこそはエッセンシャルワーカーだ!」

    ・・・どういうことですか?誰の考えですか?
    誰かそんなこと言いました?
    そんな文章書かれてますか?
    コメントした人が自分の考えを寄稿者の考えとして代弁なされたのですか?
    私の考え違い?  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 私の考え違い?

  9. >本当にパチンコは社会に必要なんでしょうか?

    必要悪としてなら…。

    パチンコは今も昔も社会悪の温床です。
    かつ悪習が蔓延る業務形態です。
    エッセンシャルワーカーとは、日々の生活を維持していくために感染リスクを感じながら現場で働き続けてくれている職業の方、だそうです。
    パチンコ従事者は…、エッセンシャルワーカーなのか?
    人によって意見が変わるでしょうけど、個人的には否ですね。
    お客さんの日々の生活を維持してくれる、のではなく、単純に「雇用主と従業者“自体”が会社を維持したいだけ」だと感じています。
    もちろんそこを否定するのではなく、エッセンシャルワーカーか否かという論点です。
    個人的にはソープ嬢もエッセンシャルワーカーではないと考えます。
    あまり枠を広げず、社会インフラに直接関係する職業という定義通りでいいと思います。
    名無し  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 名無し

  11. ソープ嬢がエッセンシャルワーカーだと仮定するなら、パチ屋店員もエッセンシャルワーカーでいいけど、そもそも現実問題ソープ嬢がエッセンシャルワーカーではないでしょ。
    ソープ嬢やパチ屋店員がエッセンシャルワーカーだと言うなら、この世の職業ほぼ全てがエッセンシャルワーカーだよ。
    ゲーセンの店員がエッセンシャルワーカーか?
    雀荘の店員がエッセンシャルワーカーか?
    もはや意味不明。

    一般的には、システムエンジニアやプログラマー、オフィスワークなどの事務がエッセンシャルワーカーじゃないと言われているのに、なぜにパチ屋店員がエッセンシャルワーカーだというのか?
    不要不急関連の最たるものでしょ娯楽というのは。
    生きていくうえで大事なものというのは同意するが、必ず今しなくてはならないものではない。
    生活に必要不可欠か?それが無いと命にかかわるのか?と問われれば常識ある人ならNOと答える。

    医療従事者や公務員役所関連、運送ドライバーなど、本当のエッセンシャルワーカーに対して非常に失礼だと思う。
    とらじゃんか  »このコメントに返信
  12. ピンバック: とらじゃんか

  13. ま、精神的なエッセンシャルワーカーだったら必要。心の息抜きとして必要だから。
    社会全体としてのエッセンシャルワーカーだったら不必要。生きていく上で必要ないし、何のためにもならないから。
    ま、専業にとっては、パチンコはエッセンシャルワーカーやな。
    社会全体としてのエッセンシャルワーカーになりたければ、その1台の生涯稼働において客のプラスになっていれば、名乗ってもいい。理由は、言うまでもない。
    匿名希望  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 匿名希望

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