パチンコ日報

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ファンの離反回避と新規獲得

公営ギャンブルの競馬・競輪・競艇・オートのファンが増える、もしくは減るというプロセスは、パチンコホールのファン増やファン減と基本的には同じ流れです。

これは、麻雀・将棋・囲碁・オセロ・・・・など、他の娯楽も同じです。

まず、ファンが増える流れというのは、人口の自然減とファン離反以上に、ファンが増えているという状況で、ファンが減る流れは自然減と離反よりもファンが増えていない状況です。

それぞれの娯楽を楽しむ絶対数は上記になりますが、全体売上や総客数という側面で見ると、来店回数や参加回数を掛けて判断することになります。

ファン増で一番良い流れは、ファンの絶対数が増えて、更に一人当たりの来店や参加回数が増える傾向です。

店舗型施設でこれを果たしているのが、ブームが長く続いているサウナが上げられます。
サウナ人口が増えているだけでなく、はじめは初心者だった人がサウナに行くうちに更に好きになり、徐々にサウナ利用回数が増えてライトユーザーになり、その中から更にハマってヘビーユーザーになる流れとなります。

もちろん、ブームの噂を聞いたり、友人に誘われて行っても好きになれないという人もいますが、自然減と離反を大きく上回る好循環となっています。

サウナが大好きな友人に聞いた話では、本人はブームが来る以前から大ファンでしたが、やはりブームが起こるとサウナ施設の方々も更にファンを増やすための努力をするので、初心者のお客様がハマっていくための取組みがとても進化したとのことでした。

自らの商売で、お客様に楽しんでもらい、更には人生の一部分として、継続した楽しみにしてもらうことは、サウナや公営ギャンブル、将棋などの娯楽だけでなく、パチンコやスロットも同様と言えます。

ここでパチンコ業界を考えてみると、さまざまな外的要因はありますが、根本的にお店でこれまで努力してきたものが、『ファンを増やすものになっているか?』を真摯に省みることが必要になります。

もちろん、お店だけの問題や課題だけでなく、メーカーさんの課題もあると思いますが、自分の商売であるホール営業として、『出来ていること』『出来ていないこと』『見直すこと』から考える必要があります。

サウナはブームのキッカケがあり、それが火付け役となった流れはありますが、さまざまなサウナ施設の人たちが、サウナに対する思いや、サウナを楽しむファンに対する思いを好ましい方向へ高めたからこそ、ブームが長く続いているものだと感じます。

『具体的に何をすれば?』ということは、過去のコラムにも書いてきたのですが、日本全国の日々努力をしているホールの皆様が、ファン離反回避とファン増への取組みを考え、そして挑戦していくことが、商売はサウナと異なっていても、『ビギナー⇒ライトユーザー⇒ヘビーユーザー』となるお客様が増える可能性は高まるものになっていきます。




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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 出玉がなければ、ファンが増えるわけないだろ?大丈夫か、このコンサルは。。
    パチンコ、パチスロは競馬などと違い、出玉以外のサービスや家族で楽しめる要素がないのだから、言い換えれば、出玉に特化したサービスを提供すればいいんだよ。それだけでいいし、それができない店は消えればよい。
    老人はいずれいなくなるし、若者はパチンコなんかやらないから、客が減るの当たり前だろ。分析など必要ないし、ましてや、このようなコンサルは存在価値が全くなく、その分、従業員の給料をあげるか出玉に還元した方がはるかに有効だ。
    パチンコ店は、全てのコンサルをカットすることから始めれば良い。そうすれば、客の心理が純粋に見えてくるだろう。
    換金禁止  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 換金禁止

  3. 客なんて増える見込みはないだろう。1台の生涯稼働において客のプラスになっているかだけ。根本的に客が金儲けが出来るのか、どうかだけ。
    公営ギャンブルは、当たり自体は必ずあるのに対し、ホールは毎日全台設定1、渋釘だから客のプラスになる見込みはゼロ。一時的に客のプラスになっても吸い込んで店のプラス。差枚、差玉がどれだけ店のプラスになっているかだけ。
    根本的に客が勝てないから、離れるのである。
    客は、株等の金融資産と同様、資産運用しに来ているのである。資産運用しに来ても損するから、客が離れるのである。演出なんて二の次。演出で回している人は皆無。
    客を増やしたければ、パチンコ、スロットが、1台の生涯稼働において客のプラスになっているかだけ。根本的に客が金儲けが出来るのか、だけ。話はここから始まるな。
    匿名希望  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 匿名希望

  5. サウナは体に良さそうだしストレス発散になる。
    価格も1000円も越さないだろう。
    パチンコはストレスがたまるし1時間で一万無くなり
    ます。違うよね。
    負け組  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 負け組

  7. 日本経済は悪化しています。シンプルに貧しくなっているのです。

    人気の娯楽といえば、庶民のお財布事情にマッチした お金を使わない娯楽です。

    パチンコが右肩下がりなのは、一回で数万円も使う様なハイリスクな博打たからですよ。しかもローリターンですし…

    手軽になんて遊べない。
    今の社会とのマッチングは最悪です。
    メイン基板  »このコメントに返信
  8. ピンバック: メイン基板

  9. >サウナを楽しむファンに対する思いを好ましい方向へ高めたからこそ、ブームが長く続いているものだと感じます。


    ここが大事ですよね。
    ユーザーにとって好ましい方向へ高める、サウナばかりではなく客商売ならなんでもそうです。モノ作りもそう。
    ここが出来るかどうかで伸びるかどうかが決まります。
    誰もが思っている事ですが、この業界は完全に真逆です。
    メーカーは筐体や演出内容で打ち手を馬鹿にし、ホールは慈善事業じゃないとは言ってもあまりにも酷い調整で打ち手を馬鹿にしています。
    このサイトでも、メーカー関係者と思しき方がユーザーを「パチンカス」と呼んだり、ホール店員と思われる老人は客を「豚」と言う始末ですからね。
    これでうまくいく方がおかしいですよ。
    新規客なんて増えるわけがない。

    なんかこういう記事を読んでると、真剣に考える事がバカバカしくさえ思えてきます。
    もっと言えば、失礼だとは思いますが読んでいて自然と笑いがこみあげてすらきます。
    コンサルさんはコンサルとして真剣なんでしょうが、実際に打ち手という客を相手にしているホールやメーカーが増やそうとしていないのでね。
    もう増える事は絶対にないと思いますよ。
    名無し  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 名無し

  11. コロナ禍の打撃からいち早く回復したのは競輪、競馬、オート、競艇の4業種。

    好調の鍵はオンライン化とも言われ来店型ビジネスの形態を微塵も変えることができずに一年で180万人ものユーザーを失ったパチンコ業界とは一線を画すのでは?

    ファン増減の理由をこの4業種と一緒くたに語るのは課題の抽象度を上げすぎで乱暴と感じる。

    サウナ業界に学ぶのは勝手だが、ただただシンプルに各社が目先の利益を追った結果が眼前に広がってることをまずは直視されてみては?

    ともあれ民間がオンライン化の分野で公営ギャンブルの後塵を拝するのは相当まずい状況で、さらに言うと管理遊技機はその解ではない。
    三味唐辛子  »このコメントに返信
  12. ピンバック: 三味唐辛子

  13. ホールはキツい、メーカーもキツい
    でもユーザーはキツくないの方向で経営
    嫌なら来るな、慈善事業ではない
    確かにそうだ、納得したから行かない
    それでキツいから助けて、でも改善はしません、嫌でも来てって
    うん。これは盛大なコントをしているの?
    毎度毎度感心する  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 毎度毎度感心する

  15. サウナ歴30年以上ですが私は基本的に駅前のパチンコ屋とセットになっている様な老舗のガチサウナにしか行きません。
    今は地元の銭湯サウナに通っていますがブーム的な物はあまり感じませんね。
    マンガだかドラマだかに感化された様な新規層は旧態依然としたサウナ施設では無くて最近出来た様なスーパー銭湯系に集まって居るんじゃないですかね?
    “整う”みたいなワードが流行っていて”整う”為にサウナに行くみたいですが私から見たら全く意味不明ですね。
    10分×6本に間に水風呂が入るので外気浴なんかしてたら大変な事になってしまいますよ(^^;
    長々と書いてきましたが一口にサウナユーザーと云っても、サウナに通う目的は人それぞれだと思いますが、ほぼ全てのニーズに応える事が出来る様な環境が出来上がっているからブームみたいな雰囲気になって居るのだと思いますね。
    多分(^^;

    特定のニーズに偏り過ぎの現状傾向を修正して行かなければパチンコに未来は無いと思いますね(^^;
    もと役員  »このコメントに返信
  16. ピンバック: もと役員

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