コロナが収束すれば利用者は戻ってきそうだが、需要が同じように元に戻るとは考えにくくなっている。テレワークの普及でオンライン会議が浸透してくると、わざわざ会議や打ち合わせのための出張が必要なのか?となってくる。東京~大阪の往復の交通費は1人3万円もかかる。
コロナ禍はあらゆる業種に影響を与えており、業績悪化による経費削減によって、企業は出張を抑えることは当然行うことだろう。
テレワークの普及は出張だけではなく、都心のオフィスビルの賃貸契約の解除や事務所面積を縮小する動きに発展している。テレワークが機能しているベンチャー企業ではわざわざ高い家賃を払う必要がないことに気づき始めた。従業員が出社する事務所が不要なら、従業員の交通費も不要になる。
営業職でも来社による商談が禁止され、オンライン商談が始まっている。移動時間が不要になり、共有画面を使って効率的なプレゼンもできる。
「人と人は会わなければいけないというのが根底にありましたが、オンライン会議は普通に使っていかなければならないと実感しています。私は営業ですが初回訪問は実際に伺うとしても2回目からはオンラインでやらなければいけませんね。少なくとも本社と支社のミーティングや業者との打ち合わせはオンラインは必須です」(パチンコ業界営業職)
コロナ禍によって社会はテレワークという行動様式を手に入れてしまった。企業にとっては経費削減になって万々歳だ。
では、パチンコ業界にどのような影響を及ぼしてくるのか?
「営業を再開してもお客さんは戻ってこない、と読んでいます。皆さん懐具合は厳しいと思います。下手すると2年間は戻ってこないかもしれない。今は休業中で、スタッフは一時帰休しています。勤続年数の浅いバイトから契約を切っていくことになります」(ホール店長)
以前のようにお客さんが戻ってこなければ、人件費を削減するためにスタッフは最小限で回していくことになる。
実際、休業要請に応じることなく営業を続けたホールの店長によると、周りの競合店が休んでいたため、一見客で20スロ、4パチの稼働は2割アップしたが、低貸しの年配客は5割減だった、という。低貸しを支えている年配客は、コロナが完全終息するまで戻ってこなくなることが懸念される。
テレワークによって古い価値観も変わろうとしている。例えば、台風や地震で電車が止まっても会社に出社することが当たり前という、精神が残っている企業もあるが、家でも同じように仕事ができるとなれば、その価値観も変わる。
パチンコも古い価値観(新台がすべて)と高コスト体質からの脱却を図らなければ生き残りは難しい。

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コロナ感染を恐れて来店しない客も一定数いるでしょうが収束しつつある状況なので
単純にパチンコ、スロットを辞めた人が多いように思います。
メイン機種中心に釘を見ましたがとても打てるような調整ではなかったので
打たずに帰ってきましたが当面は赤字補填で厳しい釘調整になるでしょうね。
回収が必要なことは理解できますが度を越えると依存症の人しか寄り付かなくなりますよ。
ピンバック: 暇人
営業自粛をしてくれたのだから、多少の釘の悪さはご愛嬌として
苦笑いしながら遊技しましょう。
むしろ、スロットなどは悪くても設定1というのが非常に良心的な感じます。
ピンバック: 煎餅
公営でもネット購入ができる時代の中のパチンコ。世間の一般人が全てがそれを求めている訳でもなく、暇の潰し方がそれしか思いつかない昭和の遊び方しか知らない人、情弱者はまだ一定割合いると思うんで。パチンコがオンライン化しない限り、それらの人をガチャガチャ動く1台50万円くらいの新台で血眼にすくっていくしかないんじゃないですかね?
ピンバック: 横並
あとは名前知らないヤツだがカメラが回っていたので有名なんだろう。
客、当然集まるわな。
同一店に一同集結し、同一時間内に
実践中。有名なユーチューバーが来るとなれば県外からの客も多数。店内も当然『密』状態だったので覗いただけで打たずに帰って来たが…。
ピンバック: たけぼー
三店は絶対無くならないと考える愚かさw
ピンバック: サイアク
個人的には業界淘汰の時間が早まって良いと考えてます。
このまま中途半端に中小が息をしていてもあまり意味が無い。
中小零細ボッタくり企業は近い将来潰れるのは明らか、遅いか早いかだけ。
このままの業界形態で、この先遊技人口が増加するのはまず間違いなく無い。
人口に対するホール数が適正数に少しでも早く近付く、という意味だけで考えるならば新型コロナは決して悪い要因ではなかったと思います。
ピンバック: アジテーター