全国のホールの新店、閉店状態を調査しているwebサイト「ここって昔はパチンコ屋?」によると大阪だけをみても1月、2月の2カ月間だけで14店舗が閉店している。
今回閉店したホールの中には、業界でも先進的な取り組みをして注目されたホールの本店が含まれていたのには驚かされた。
ところで、このサイトが凄いのはリアルタイムで更新していること。閉店して経営が変った場合は、新たな法人名まで追っかけているだけでなく、完全閉店した場合の跡地利用まで調査している。これは業界資料としても貴重な存在だ。
本題はサイトの紹介ではない。
このまま業界が縮小していくのを、ただ指を銜えて見ているだけ?ということ。特に業界が縮小して困るのはメーカーのはずだが、業界をV字回復させる気はないのか?
インベーダーゲームの影響で瀕死の業界をフィーバー、ゼロタイガーの開発で、V字回復させた過去の実績があるのに。
「メーカーからすれば、新台を買えないところはお客さんではありません。仮に1台でも新台を買ってくれれば、それはお客さんとなりますが、それは全国で約7000軒。残りは中古しか買えないホールです。最終的には5000軒を対象に経営できる中・長期計画を立てていますが、1機種で1万台売れればいいような時代になりますね」(パチンコメーカー関係者)
パチンコメーカーは上場している会社も多いのに、仮に底が5000軒とすれば、1機種で5万台、10万台売れることは夢のまた夢。店舗数が減って売り上げを維持しようと思えば、多品種小ロットで細かく稼ぐか、機械代を値上げするしかない。
そんなことよりも、メーカーには業界がV字回復する方法を実行して欲しいものだ。メーカーのV字回復は、そのまま業界のV字回復にもつながることである。
メーカーは出玉規制強化でV字回復どころか、ますます機械が売れなくなると危機感を持っているだろう。
V字回復には大きく分けて4パターンある。他社の傘下に入ったり提携したりする「M&A・資本提携型」、海外市場で収益を上げる「海外展開・海外戦略型」、ヒット商品が牽引する「新商品・新サービス型」、新たな経営トップが改革を担う「経営者変更型」の4つだ。
電気自動車を「自動車」として捉えるか、「車輪の付いたiPhone」と捉えるかによって戦い方が変わってくる。パチンコに対して内部の人材では新たな発想が生まれないのなら、外部からプロの経営者を登用して、新たな視点で既存の事業に挑むことも必要になってくる。
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ろくでもない機械減るんじゃない??
ピンバック: ヤマメ
メーカーへの責任転嫁はズルい。
メーカー云々よりホールがボッタクリをやめれば客は多少戻って来る。まだパチンコに未練は有るが金がかかりすぎると感じる人がいるが、もう少し時間が経ったらそういう人達がいなくなりボッタクリをやめても客は戻って来なくなる。そうなるとホントにパチンコが終わるんじゃないですか?
何でも他人のせいにして自分たちだけ甘い汁を吸おうという考えの業界なんて無くなっていいと思います。
ピンバック: パチンコはなくなればいいのに
結局は5000軒に至るまでユーザー人口は当たり前ですが減っていきますよね。今の900万人を維持できれば5000軒でバランス取れるのでしょうけどそうはいかないでしょ?
5000軒に減る、ってことはそれだけの長期間でボッタくりや釘締めなどの行為で今以上に打ち手は痛めつけられる。
1万台で利益を出す、ってことはそれだけ今以上に機械を乱雑に作るってことですよね。これで打ち手は残ってくれるでしょうか?
ホール数の供給過多なのは間違いないですがユーザーだってこのままだと間違いなく年々減っていきます。その5000軒になった時にそれだけのホール数が養えるほどのユーザーって残っているんでしょかね。
何も対策をしなければ結局その時点になったらなったで5000軒のホール数の供給過多状態は変わっていなさそうですけど。弱小ホールが減っていくと大手は得すると思われがちですがそれと比例してユーザーも減っていくのだからいずれどこかの地点で対策などを施さなければならなそうな気がするのですが。
V字回復の最低条件は「経営者変更型」ですね。
これは間違いない。
無理でしょうけども。
ピンバック: 無理
東京や大阪の都心部ではパチンコの跡地にドラックストアやホテルに代わってしまってる。
ピンバック: ジェニー
ピンバック: つくねニク
効率ばかり考えている今の状況ではV字回復なんて
よほど運が良くない限り無理でしょう
ピンバック: 獣
それとホール側としては大型ホールの台頭と連日のイベントと等価交換の流行・設定発表
そして自然と消えていった輪番休業日・組合の非加入が増えた事・LN制度や1回交換
上記の物は一過性のみの超劇薬。しかも中毒性が非常に高い
これらが一切無く荒い台が出なかったらどうなっているか
業界が終わっているのかそれとも安定した時代を今も築いているのかよく考えてもらいたい
私は少なくとも今のような悲鳴が上がる業界にはなっていないと予測するし下手すれば依存症=パチンコみたいな状況にもなっていなかった。
中毒性の高い劇薬を多量に含めば人間だって死ぬ
この業界は多量接種だけじゃない。今尚まだ劇薬の接種を続けている
V字回復という話ではない。まずは業界のトップを入れ替えこの劇薬を捨てる所から始めないと何も進まない
ピンバック: お花畑か
メーカー関係ないじゃん。
中古しか買えないホールが
これを買ってるなら本末転倒だけどw
ピンバック: 業界人
ピンバック: 横並
まったくそうは思えない行動だったり台の内容だったりだから「ああ、この業界はあとは惰性だけで消えていくだけなんだなぁ」と思ってます。
この業界の全員が全員「どこかの誰かがなんとかしてくれないかなぁ」とでも思っているのでしょうね。
ピンバック: 通行人
と入力するだけでそのサイトが一番上に出て来ますね
昔通ったホールが載ってると当時を思い出し懐かしくなります
大手だけが残ってしまいその大手も客が減り空き台だらけ
大手の進出する時の目標はその地域にあった中小のホールを潰し客を自店に呼び込む事が狙いだったはず。
しかしその大手も閑古鳥状態これじゃ客は大手にすら近付かなくなり次第に足を洗って当然。
今の状況を生み出したのは大手の責任です!
ピンバック: 納豆ご飯
斜陽産業の行く道は、伝統芸能のように根強い愛好家のために細々と生き残るか、貸本店のように歴史的役割を終えて実質的に消滅するか、基本的にどちらかです。
パチンコ店の業種がV字回復するというのは、縮小していくパイを奪い合うに過ぎません。
ピンバック: 通りがかり
ですが、ホールの声を取り込んでも高稼働な台は生まれないんですよね。何故ならば、ホールの声はゴッドみたいなヤツとか、番長みたいなヤツを!っていう実績からリクエストするパターンなので…有効でないです。
それに技術的な制約はメーカー開発者が規則用語を解読したり、警察へ解釈を確認したりして、ようやく機械をつくることが出来ます。素人が技術上の規格を解読して企画するのは難しいと思いますよ。
何が言いたいのかというと…
メーカーや開発会社の開発者のアイデアが優れていたとしても、商品化する段階では物凄く制約を受けると
いうことです。現場で柔軟な発想が生まれてないというのは偏見ですよ。
ピンバック: メイン基板
ピンバック: 魔法瓶
可能性があるとすれば規制の全撤廃位かな。芸術だった釘調整の一発台からオマケチャッカー、連チャン機やスロットのストック機、ゴットやアラジンなどの爆裂機などなどが復活したら止めたファンも少しは戻ってくるかも。。なんにしてもボッタクってたら何やっても駄目なので結局はホール次第でしょうね
ピンバック: とし
いやパチンコ業界だから、とかではなく、日本全体が縮小傾向にあるし、おまけにインベーダーの時は「テレビゲームが相手」と分かるが、遊技とも言えずギャンブルであることを否定している業界では、身動きが取れない。あの時はフィーバー機というギャンブル性を高めた機種があったから、成長できた。
あの時と同じと思ってる時点でアウト。だってもっと酷い状況だから。だってギャンブル性を高めることもできない。今更遊技にも戻れない。行くも地獄、行かぬも地獄。
ピンバック: 三番