パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

元店長の2017年業界雑感その①


ご無沙汰しております、元店長です。
今年もあとわずかですね。
業界には強い北風が吹く日々です。
先日営業1号さんも記事に書いていましたが、ホールの売却話が活発化しています。

水面下で進んでいた話の中には驚く話もあります。
ホールのある場所は濁して書きますが、25年以上前には、テレビでも紹介された超大型ホールが、来年閉店されることが決まったのは今年夏前のことです。

開店当初は1000台オーバーの大型店にもかかわらず、連日90%以上の稼働。
当時はパチンコの黄金期。交換率は40玉8枚交換営業でした。4号機時代は、朝から300人は並んでいた。

来年閉店することが決まったことは、未だにお客さんも換金所のおばちゃんも知りません。

建物は自社物件で築43年。
建て替えするにも、解体費用だけで数十億の見積もりだったと聞く。

4円、20円の稼働が落ち込み、主流の低貸の利益では、解体費プラス建築費をとてもペイできない。

そんな状況下で区画整理の話が舞い込み、一気に閉店の話が進んだ。

土地、建物は既に大手ゼネコン名義となり、今は閉店のXデーまで営業している。

跡地は高層マンションとなり、下層階にはテナントや不足している保育園が入る。そこにはパチンコホールのスペースはない。

今年グランドオープンした、とある大型商業施設は、駅前の立地なのだが、当初からパチンコホールは排除していた。
かつては集客に利用したパチンコのは、もう時代に合わないのだ。

話を戻そう。

前述のホールは売却後は完全に姿を消す。

理由は何度も言うが、1円5円主流では解体建築費も出ない。
低貸し時代では、老朽化店舗が建て替え時期が迫っていても、建て替えることもできない、ということだ。

大手ホールでさえも、築30年以上の自社物件を建て替えない方針だ、という。大手ホールでさえこの状況だから推して知るべし。よほど体力のあるホール企業しか、建て替えもできない時代だ。

こうした流れからも、ホールは減少の一途を辿る。

複数のオーナーは「今ある箱を大切に使い続けて、限界になったら閉店」と口を揃える。

さらに、大地震に見舞われたら、それがキッカケになり店舗数は減る。ただ解体費用は行政の負担になるかも知れない…なんて冗談も出るしまつ。

かつては営業利益が1500億円も出ていた大手小売りチェーンは、今は赤字。当時は週休3日を真剣に検討していた。小売り業もホール業も、あとには戻りたくても戻れない時代なんですね。

前出の来年閉店するホールは、閉店期日を公表するまで粛々と営業するだけ。店内には、未だに新規会員募集のポスターが貼られ、出玉を多少増やしている。

1000台クラスで、コンビニの様な景品交換場がテレビで紹介された超大型優良店の落日…
次回は、その原因について分析してみる。

つづく


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。



記事一覧

コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 1000台オーバーの店って必要ですか?って事なんでしょう。
    良くも悪くもグレーな業界がここまで大きくなってしまって。
    必要、不要で言えば「まぁ必要」なんでしょうけど。
    ここまで大手を振るう必要は無いですよね。
    カジノまでとは行かないまでも、出店する地域は限定するべき。
    繁華街でも新宿とかなんばとか中洲とか一部地域に限定して。
    それが、文京地区にまで進出したのが大きな間違い。
    これからのあるべき姿を構築すべき時に来ていると思います。

    ベン    »このコメントに返信
  2.  低貸玉時代となり、射幸性が低くなった上に高額の機械台を負担しながら、新たに建物や設備に高額投資をしても回収ができないのは明白でしょう。
     必然的にコスト負担の大きい都市中心部への出店はできず、逆に最近の地価上昇で都市中心部から撤退する動きが加速する事になるでしょう。中心部では既に1円パチンコよりもカプセルホテルなどの宿泊業の方がよほど儲かる時代になっていますから・・・・・。
     オーナーから見たら、儲からないP店を続ける意味がなくなりつつあります。都市中心部なら楽に儲かる宿泊業や貸しビル業に転換したり、廃業して含み益のある不動産を売り飛ばし子供たちに「財産分け」をしたり「隠居」や「引退」を考えるう方向に向かうのは、必然と言えます。

     つまり都市中心部の大型P店は必然的に減少する方法にバイアスがかかっており、既に絶滅危惧種になっていると言えます。 恐らく残るのは、中心部からやや離れた地域で人の流れが期待できる店しかないでしょう。残念ながらこれは誰にも止められません。

    Zilion    »このコメントに返信
  3. 調子乗った結果がこれなんだよ
    散々調子乗って失敗した企業なんか山ほどあるのに同じ道踏むんだよね何処の業界も
    グレー業界と言われてたのにCMや雑誌や派手なタイアップとか色々目立ちすぎるような事ばっかりやって射幸心までガンガン上げていつ警察や国から爆弾投げられるかわからない状況なのに無視しつづけてついに爆弾投げられた状態が現在の状況を生んだだけ
    大体目立っちゃいけないような業界が上場したり、全国各地に大型チェーン店作ったり有名人ガンガン使ってCMや煽りイベントしたりとやりたい放題だったわけだろ

    それを今更嘆いたってしょうがない話
    もっと粛々と目立たない程度でやってれば良かった話。大げさな事言えば成人だけが入れるゲームセンターという立ち位置程度にしときゃよかったんだよな。建前上遊技なんだしよ
    公営ギャンブルは競馬だの行ってくれって事になってるんだからな

    パチスロでいえば5号機で一日万枚出ない機種でもそれなりに盛り上がってた時期もあったし
    パチンコでも65%継続タイプだけでST系もないタイプでも十分盛り上がってた時期もあった

    それ以上に欲を出したの誰だ?大手メーカーとホールだろ
    いい加減自分のケツは自分で拭け

    パチンコ屋はカジノじゃねーんだよ。派手さもタイアップも大型店もいらねーよ

    お花畑か    »このコメントに返信
  4. 一般的に、一つの事業の寿命は30年と言われています。大手電機メーカーや材料メーカーなど、どこかの時点で業種転換してますね。繊維産業から機能性プラスチックへ、フィルム産業から医薬品へ・・etc. パチンコだって未来栄光続くものではないのでしょう、少なくとも拡大路線を目指した以上、どこかで終わりがあるわけで、その先は別の方向に行かなければなりません。今回のお店は成功し30年経った今、単に撤退するということではないですか。破産してつぶれるよりはマシでしょう。みなさん、新たなビジネスを探すのにがんばってますよ。

       »このコメントに返信
  5. 大型チェーン店から淘汰して欲しいですね。
    街角や郊外にラブホテルのようにひっそりとあるのがパチンコという大人の遊び場だ。
    レジャー産業やアミューズメント産業とかのヨコ文字を使いはじめてから勘違いしておかしな方向になった。
    ぱちんこ屋という風俗営業は規制、取締り業種という自覚の欠如が蔓延しはじめた。
    そのことが芸能人使ったCMなど派手に世間に露出し、チェーン展開がその高コスト体質を生み、
    ボッタクリ経営が加速していったことでお客を飛ばし、社会から敵視される結果となった。
    風俗営業だから社会の片隅で目立たずひっそりと営業することこそ本分だ。
    コンサルやアドバイザー諸氏にはレジャーやアミューズメントというヨコ文字は勘違いする関係者が多いので
    今後使用しないようにお願いしたい。
    ・ぱちんこ屋
    ・ぱちんこ業
    ・風俗業
    という方がしっくりきますし、業界関係者も業種を自覚する。
    法律では“ぱちんこ屋”と定義されている。

    勘違いした結果    »このコメントに返信
  6. Dステーションが今月、地方にえらい数の店舗をオープンさせているが大丈夫なのだろうか

    ねぎ    »このコメントに返信
  7. 土地柄なのか自分の行く店は客が多すぎてかなりキツイ。閉店する店が増えれば残った店に客が殺到するのは分かりきってるのでさらにキツくなりそう。潰れないように頑張って欲しい。

    トランク    »このコメントに返信
  8. 元店長お久しぶりです
    \(^o^)/


    ホールのある場所は濁して書きますが、25年以上前には、テレビでも紹介された超大型ホール
    ググってみたけどピーワールド未掲載のアソコで良いのかな?
    でも今現在1000台以上も設置されていないのよね
    (´・ω・`)
    いったいどこの店なんや
    (´・_・`)



    Keep Yourself Alive♪

    チャオ!

    宗ちゃんパチンコパチスロぞっこん命歴38年(`・ω・´)    »このコメントに返信
  9. 大手が食い漁った結果ですよ。
    もうその肥え太ったホールやメーカーを支えられるような遊技人口じゃありません。
    でもかなり以前から予想はできたでしょ。
    やり方次第では倒産や撤退も回避できた。
    でも目先の利益を優先した。

    最近このサイトでも見かける業界人の被害者面コメント。
    これが一番イラっとさせる。
    あの~、あなた被害者じゃないんで。

    解体が行政の負担とか。
    冗談じゃないでしょ?
    半分以上本気でしょコレ。

    時代の変化は少なからずある。
    でも、この業界の衰退は“時代”とは別の要因ばかり。

    凡人    »このコメントに返信
  10. パチンコ屋の大倒産時代がやってきますね。

    これからは、パチンコ屋に終活ブームですか?(笑)

    最後の最後も「システムの変更の為に〜」って大好きな嘘を付くのを辞めろよ。
    ○ハンは、そこんとこをしっかりしてるぞ?いつもくだらない所ばかり真似をしてないで、そこを真似ろよ。

    お客様の為に〜にって閉店告知をしませ〜ん。ってか?(笑)

    お前らみたいに客が来なくて仕事が暇な訳じゃないんだよ。1ヶ月前から言ってくれないと、そんなちょくちょく行けないんだよ。潰れていくボッタホールさん達よ。

    パチンコは、オワコン    »このコメントに返信
  11. 皆さんの意見はその通りだと思います。拡大路線の終点もしかり、30年でどの業界もだいたい収束していくのもしかり。
    でも、確実に90年代以降の日本経済にぱちんこ業界が一役買ったのは事実。一時衰退したゲーム業界を救ったのも、ジャパニメーションの資金としてアニメ映画界を救ったのもパチンコの映像制作需要があったから。地方の基盤工場やLSIの需要を支え続けたのもパチンコ需要。かなりの人々がパチンコのおかげでバブル以降のデフレ不景気を乗り切ったのも事実なのだ。パチンコ版権がなければエヴァの劇場版だって無かった。
    なぜこれだけ拡大して華やかになった業界に胸を張れないのだ。「今日まで日本の経済を引っ張ったのはトヨタじゃない。俺たちだ」って胸を張って言ってくれ。

    オヤジ    »このコメントに返信
    • 「俺達が日本経済を引っ張って来たんだ!(不正行為ありきで)」
      流石の業界人でも内情を知ってるから叫べないでしょ。まぁトヨタも中では何やってるかわからんが。

      通行人    »このコメントに返信
  12. 逆にパチンコは頑張ってください。
    釘叩きをヤメて正規の台で営業して下さい。
    警察が許可した本当のパチンコ台で一度プレイさせて頂きたいのです。
    分かり易く言うとベース40や50の台ということ。
    打ち出し玉に対して大当たりなくても半分近くの玉が戻るというものです。
    これが許可された遊技機であるはず。
    もうそろそろ不正営業にキッパリとサヨナラしてはどうでしょうか。

    遵法営業    »このコメントに返信
  13. 土日の大型モールなんてわざわざ疲れに行くようなもんよね。日常の買い物はサンダルで行ける近所のスーパーで十分。

    横並    »このコメントに返信
  14. 北の大地にも1000台規模の店があるけど、どこもまあ
    ガッラガラ(笑)
    1シマ0とかザラ。良くて数人とか。それでも毎週のように
    入替しているけど、する必要あるの?
    あれでどうやって経営が成り立つのか。不思議・・・

    ベガ             »このコメントに返信
  15. そのお店の上階にはグループ本社があって、そのグループの名前が付く競走馬持ってる会社かな。

    その店であれば、確かに20年位前は凄い活気でした。今じゃ島閉鎖を重ね600台も無い様な…。後から出て来た駅前の店は会社が潰れるまで延命を手助けた、ある意味優良店でした…

    cpr8722    »このコメントに返信
コメントする

コメントを残す