パチンコを元気にする会。
通称パチ元会が大阪で発足したのは2011年の夏のことだった。設立目的は無料の勉強会を通じて「業界内外の情報共有を、もっともっと身近なものにして、業界に貢献しよう」。産声を上げた当時から日報では、同会の勉強会を取材し続けてきた。
毎月、20人程度の小さな勉強会を開いてきたが、発足1周年を記念して、2012年9月に第1回目の大型集合セミナーを開催。100人あまりの受講者が集まった。
小人数の勉強会を開催する傍ら、年2回の大型セミナーが定番化して、参加者も回を重ねるごとに増えてきた。
「今思えば、発足当時の会議の中で、『本当に無料で出来るのか?』『せめて500円ワンコインにしたらどうか?』等々の意見がありましたが、とある方に『最初の方針と違う』叱咤され、『絶対無料!』になった事を昨日のことのように思い出しますね」と話のは同会の高橋正人会長。
パチ元会主催が主催する大型セミナーは「参加費無料」が東京でも踏襲されている。
「無料セミナーに拘る理由は一つです。参加ホールは、自店舗含め、経営・営業を向上させるために、参加する経費と時間を使っている。一方の講師陣は、それを承知した上で、情報と共に、提供者講師の存在を知ってもらう。その入口として学びやすい・知りやすい環境を提供して、結果として、未来へのWin-Winの関係が出来るのであれば、さらなる情報共有化が出来る、と考えているからです」(同)
2015年はパチンコ業界はかつて経験したことがないほどの「激変・激動」の時代になった。この流れに抗うことはできず、受け入れなければならない状態になっている。その中でどうホールは生き残っていくのか。
セミナーで関心があると思われるものをいくつかピックアップしてみた。
■「遊技機の規制問題」・・・PSのダブル規制は、過去に例を見ない話。今後の機械運用は大きく変わる可能性。
遊技機製造メーカーだって、他人ごとではない。その販売台数だって大きく変動し、会社の危機も!?
■「くぎの問題」・・・元々は「1月23日」の警察庁講話から始まった2015年。
機構調査開始も大きな事案であり、その後「6.11⇒6.23」文書への流れが出てくる事になった。
今直近の課題は、「くぎ曲げ問題」の課題では無く、「一般入賞口への入賞有無」と言えるであろう。
■「賞品提供の問題」・・・「くぎ問題」連連動して「通常ベース値が上がる」と言う背景がある。
それに対して、実際のホール経営とホール営業が変化する事に伴い、「賞品提供価格」の見直し論も出てくる。
「最大の問題は、『誰も体験した事が無い事が始まる』って事で、過去の成功体験は役に立たない可能性ですらあり得る。そんな時、最も重要な事は、『正確な情報を共有する事』に他ならないと思います。今回の『パチ元会・関東セミナー』のテーマは、『チャージ&チェンジ&チャレンジ』です。即ち、正しく新しい情報を<充電>し、業界自身が<変化>して、次なる<挑戦>を考えて頂く動機になれば、幸いです」とアピールする。
【パチ元会・4年目のチャレンジ】in関東へ参加の申し込みは、こちらから用紙をダウンロードしてFAX申し込みとなっている。
なお、当日は豊丸産業の新機種「CR餃子の王将3」の先行試打会も同時開催される。

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ネット匿名コメントよりも、セミナーでのフェイストゥーフェイスで得た知識の方が身につくだろうからね。
ピンバック: 匿名
名前が悪いですよね。
ピンバック: あ
ピンバック: 東京のスロッター