剣道愛好者にとって難敵なのが防具のメンテナンスだ。経験者なら分かるが、籠手や面は滝のような汗を吸い込むので、長年使っていると防具にすえた臭いがこびりついてしまう。
剣道の大会が開かれる体育館では、何百人もの剣士の防具から放たれる異臭で、めまいがするほどだ。かといって、防具を素人が洗うのは難しい。せいぜい消臭剤をふって臭いを消すぐらいのことしかできなかったが、この剣道の防具をクリーニングしてくれる会社が登場した。
都ユニリースがそれで、面・籠手・垂の3点セットのクリーニング代金が3990円。たっぷり汗を吸った面や籠手がきれいにクリーニングされるのだから、ありがたい。
この会社は「クリーニング作業付、繰り返しユニフォーム管理方法」で特許を取得し、パチンコ業界でも15年ほど前から導入されているクリーニング付のユニフォームレンタル市場を開拓した会社でもある。
当時、ホール現場からは次のような不満がくすぶっていた。
1 毎日きれいなユニフォームが着たい
2 支給されるユニフォームのサイズがバラバラ
3 修理するにもお金がかかる
4 人の出入りが激しくてユニフォームの細かい管理ができない
5 ユニフォーム購入の際、一度に大きなお金がかかるのは困る
6 余分な在庫を持つのはお金もスペースもかかる
7 常に同じユニフォームを着用したい
8 ユニフォームがどんどんなくなる
こうした要望をすべてクリアした結果、たどり着いたのがクリーニング付のユニフォームレンタルだった。
まず、定期クリーニングにより、清潔さが保たれるようになった。ユニフォームは個人管理なのでジャストサイズの自分専用の制服を着用できるようになった。
これだけではない。バーコード管理によって、誰のユニフォームが紛失したかもすぐに特定できるので、不正に持ち帰られることもなくなった。
契約期間中は品質が保証され、修理・交換に余分な費用は発生しない。費用は月額の定額で必要な人数分だけ。一括購入の経費負担からも開放された。
そして、長引く不況の今、経費節減に熱心なホールがユニフォームレンタルを採用している、という。大所帯のホールでは初期導入経費が抑えられるだけでなく、面倒な在庫管理業務から開放され、買い取るよりも経費面、業務面でメリットが大きいためだ。
アルバイト、パートの比率が高いパチンコ業界は、求人難から開放されたとはいえ、相変わらず人の出入りは激しい。この時、煩雑なのがユニフォームの管理だ。
通常は辞めた人のユニフォームをクリーニングに出して、新人に着せるホールも少なくない。その場合、サイズが合えば問題ないが、サイズが合わない場合は新たに購入しなければならない。こうしたことが重なれば、どんどん不要になったユニフォームの在庫が増えていく。
1人に支給されるユニフォームは、平均でズボン、スカート、シャツが各2枚、これにベスト1枚が加わったりする。これが買い取りだと1人当たり2~3万円前後の経費がかかる。
仮に1店舗に誰も着なくなったユニフォームが5人分あるとすれば、大手チェーンともなると、100店舗で500人分、200店舗なら1000人分の不良在庫を抱えていることになる。
こうした不良在庫が一元管理されることにより、一掃されるのがレンタルの特徴。
同社のユニフォームはすべてバーコード管理されており、店名、個人名、サイズなどが記録されている。仮に「A」という従業員が退社した場合も返却するだけ。新人が入ったときも名前とサイズを申請するだけで、個人登録されたユニフォームが届けられる。同社が一括管理することで着まわしもスムーズに行える。
従業員が入れ替わるたびにユニフォームを購入していては経費は嵩む一方だ。それよりもクリーニング付でいつもきれいで清潔なユニフォームが着用できること、老朽化したユニフォームは修理、交換してくれることなどを考慮すれば、レンタルに軍配が上がる。加えて、リースで経費処理できるため、結果的には経費削減につながることが多い。
大手ホールでも数年前までは、ユニフォームは買い取りで、従業員がユニフォームを家で洗濯していた。ところが従業員数が膨れ上がると、それに伴い在庫ロスも増えていった。
これに気づくと決断は早かった。
在庫ロスが一掃されるだけでなく、プロの手できれいにクリーニングされた制服で接客するほうがイメージアップにもつながる。トータルでメリットがあることから、全店バーコード管理システムに切り替えた。
メリットがあるのは何も大手チェーンだけではない。個人にユニフォーム管理任せていたホールでは、ユニフォームの紛失、老朽化、持ち帰りにより追加購入費がどんどん膨れ上がっていた。ユニフォームレンタルの採用により、年間の追加購入費が1/3に減少したケースもある。
昨今、いろいろなユニフォームレンタル業者がパチンコ業界に参入してきているが、一度見直しを図るのも一考かと思われる。
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私もユニフォーム着たい!パチ臭対策のない店がほどほど遊べて(笑)—-雨嵐臭いに負けず通ってます!
ピンバック: Unknown
我が社も買取からレンタルに替えました。
まさにこの会社です。
自分も店舗管理者を担ってた時に随分制服の管理に悩まされてきました。
半期通期で支給してたものの追加に関しては個人購入としていたので他より早く劣化してしまう人は費用が嵩んでしまう為、劣化した制服を着ているなど・・・
気になる方は問い合わせてみると良いと思いますが、検討の価値はあると思いますよ。
ピンバック: 北の業界人
この会社ではありませんが、検討しましたが見送りました。
シミュレーションしたら、レンタルの方が経費がかかりました……。
提案が高かった???
>1人に支給されるユニフォームは、平均でズボン、スカート、シャツが各2枚、これにベスト1枚が加わったりする。
うちの貸与枚数が多いのかもしれません。
ベスト3枚、パンツ3枚、ワイシャツ5枚です。
ピンバック: エコヤマ
ユニフォームの素材などで大きくコストが分かれますよ。
当社では、洗濯してアイロンをかけなくてもシワにならないユニフォームです。
上着2マイ、ズボン1本またはキュロットスカート1本、これで充分回っています。
洗濯は各自にさせています。
最悪、業務中に大きな汚れが出た場合は、その場で店で緊急に1本貸与します。
だからレンタルの方が数倍高く付きます。
当方8店舗です。
ピンバック: Unknown
税金的にレンタルの方が安くなったりしますかね?
ピンバック: Unknown
このレンタルシステムにより、ある種の不が解消されます。
ホール経営に携わる皆様、自店スタッフの制服は清潔感がありますか?
見た目のコストにばかり目を奪われてはいけないのでは。
ピンバック: 元業界人
うちも都ユニリースを使ってますよ。以前他の会社に浮気したけどよりを戻してまた都ユニリース。
うちはシャツ6枚でお願いしてます。税金面も経費で落とせるから有難いです。
何より更衣室が綺麗になった。スタッフの意識も高まりましたよ。
ピンバック: Unknown
ホール企業の規模や体力の差によって、コストの効果が違うと思いますよ。
だから一括りに語れないと思います。
リース会社だって、どのくらいのスケールがあれば、採用側にメリットが出るのか分かっていると思いますから、そのデータを出してもらえばいいと思う。
その方がCM効果が出ます。
ピンバック: 元店長関係者N
マルハンが使ってますよね?
ピンバック: アバロン
リースはメリットが非常に大きいですが、一度導入したモデルは、契約期間終了まで使う必要があります。通常2年以上の契約かと思います。モデルチェンジを頻繁にする店舗ではリースは高額になると思います。あとは新規採用を決めた場合にサイズの発注~納品に数日かかるので、面接→即採用という場合に少々日数が必要になります。それぞれ検討してメリット大ならリースは非常に有効ですね。
ピンバック: 元スタッフ