パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

日本は元々、バラ色のギャンブル大国ではない


日報はかなり記事を書き溜めている。その中でのカジノ関連で未掲載の記事が10本近くある。後回しになる理由は、緊急性のものを優先するので、開業が5年先以上も後のカジノ問題となると先送りした結果である。

コロナショックでカジノ大手のラスベガス・サンズが日本のIRから撤退表明したのが、5月13日のことだった。日本で3カ所できるうちの大本命だっただけに、IRを誘致したい横浜市はさぞかしショックだったろう。

撤退理由については「日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難で、今後、日本以外での成長機会に注力する予定」とした。

このまま、世界の景気が戻らなければ他のカジノオペレーターの投資意欲も冷え込む。

以下のエントリーは2019年9月28日に書いていたものが先送りされていたものだ。

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IR整備法では、IR事業者が納める納付金 =カジノ税は収入の30%に決まった。これを国と地方で折半する。カジノの収入が3000億円を超える場合は累進課税方式も導入される予定で、例えば4000億円なら40%、5000億円なら50%という具合だ。

ちなみに、ラスベガスでは20%、シンガポールでは30%となっている。実際、開業してみなければどれぐらい収入になるのか分からないが、一番熱心な大阪の場合、年間の来場者を1500万人、経済波及効果を6900億円、と試算している。

こうした予測は得てして当たらないものだが、仮に成功してその数字通りになれば累進課税方式にはそのうち不満が出そうだ。

「一部のカジノオペレーターからは今でも不満は出ていますよ。パチンコも結果的には換金ができるギャンブルなのだからギャンブル税を取るべきだと」(自民党関係者)

日本進出を目指す海外オペレーターは、ギャンブル大国の日本市場がバラ色に映っているが、パチンコや公営ギャンブル共に、年々売り上げは下がり続けているのが実情だ。競馬やボートレースはイメージ広告を積極的に展開しているが、減少傾向に歯止めがかからない。

ちなみに、公営競技の納付金は平成3年の613億円をピークに下がり続け、平成25年には31億円まで下がっている。各競技の施行者からは納付金の廃止要望まで出ている。

消費税も上がり景気はさらに落ち込むことが予想されている。消費が下がれば、会社の業績は下がり、働き方改革で残業がなくなり、サラリーマンの給料は下がる一方だろう。給料が上がらなければ可処分所得も減り、娯楽費に回すおカネはますます削られて行く。

最後の止めを刺すのが文科省の動きだ。ギャンブル依存症を予防するための教育・指導が高校で取り入れられることになった。



教える教科は保健体育だ。

文科省のホームページには次のように記されている。

アルコール、薬物などの物質への依存症に加えて、ギャンブル等への過剰な参加は習慣化すると嗜癖(しへき)行動になる危険性があり、日常生活にも悪影響を及ぼすことに触れるようにする。」と記載され、精神疾患の一つとしてギャンブル等依存症を含めた依存症について取り上げることになりました。
 
本資料では、学習指導要領を踏まえつつ、学校教育において依存症(行動嗜癖)に関する指導を行う教員の理解を深めることを目的に、「依存症とは」、「嗜癖行動について」、「行動嗜癖への対応」について解説しています。
 

資料の中でギャンブル依存症に罹った大学生の体験談が掲載されているが、そのきっかけがパチンコだった。

結びに次のように記されている。

「あっという間に自分の人生を一変させてしまうギャンブル。手を出すことは簡単ですが、一度依存症になると回復までの道は決してたやすくはなく、沢山のものを失います。そのことをみんなに知ってもらいたいと思っています」

学校教育の現場でギャンブル依存症が取り上げられるようになれば、パチンコはもちろんのこと、カジノだって行こうとは思わなくなる。

デフレスパイラルから抜け出せない日本経済に加え、教育現場では「ギャンブルはやるな」と指導されるわけだから、外資が思うほどバラ色のギャンブル大国ではないということだ。

カジノ経営が思ったように進まなければ、オペレーター側からパチンコ潰しのために、パチンコ税を取れとかの話が“外圧”によって具体的に出てくるのだろうか?



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コロナ禍で見えてきた2円パチンコの重要性


団塊の世代に支えられてきた低貸しコーナーだが、その世代は後、10年ないし20年も経てば消滅することは懸念されていたことだ。それがコロナ禍で切実な問題として浮上してきた。

40~50代の世代が団塊の世代にとって代わって低貸しを支えてくれるのだろうか? それ以前に低貸しコーナーを維持するためのビジネスモデルも限界にきた。新台の販売台数が年々落ちている。高価な新台を稼働があまりない4円で使い、機械代も回収できないままに中古に回しているが、中古機不足で中古機の値段が上がれば、低貸しをやる意味もなくなってくる。

大手はチェーン店内やグループ店内で中古機を回すことができるが、中小ともなるとそれができない。

となれば、今後パチンコ業界が生き残る道は2円パチンコを育成するしかない。これまで4円と1円の狭間で成功事例が少なく、どちらかと言えば、惨敗に終わっていた。

今こそ4円から1円に落ちるユーザーを2円で食い止め、1円のユーザーを2円に引き上げるためにもやらなければならない。

では、2円パチンコでうまくいっているホールはないのか?

2円パチンコの成功について業界誌PiDEA(Vol.163号)が、ダイナムの事例を取り上げている。
以下引用する。

ダイナムの2円パチンコが高稼働を維持できている理由に「設置比率」、「設置場所」、「機種の鮮度の高さ」、「遊べるスタート回数」の4つがある。設置比率については、稼げるコーナーだからといって欲張って増やしても意味はなく、やはり1円パチンコとの稼働バランスを見ながらコース数の上限を調整していく。

ある店舗の設置比率は20%であるが、環境の変化でこの比率は今後変わっていくかもしれない。気を付けるべきことは、設置比率を検討する上で、1円パチンコと2円パチンコを背中合わせにして混在させないこと。これはプレーヤーの遊技動機が違うからである。

(中略)

設置場所について、設置比率の低い2円パチンコでも「主役の顔」を持たせる必要がある。よって入口に近い、中心部の島に配置すべき。1円パチンコより高いレートかつ比較的機種鮮度の高い島で優越感を持たせてあげること。

ただし、4円パチンコも存在する店では2円パチンコは光らず、中途半端な存在になる。おおよそ2円パチンコが高稼働している店に4円パチンコは存在しない。

(中略)

4円パチンコで甘い機械はスタート回数を下げ、利益確保に走る傾向にあるが、低貸玉営業ではスタート優先で営業する。甘い機械では利益率は低くなり、その分辛い機械で調整し、パチンコ全体ではスタート回数のバラツキを少なくし、全体で利益管理を行う。

引用終わり

低貸し営業ではローコストオペレーションのノウハウを持っているダイナムが、2円でもノウハウを蓄積していっているようだ。

コロナ禍で前年対比でよく戻して60%が現状の中、客単を上げるには2円の育成が何より重要になる。思い切って4円を捨てられるかにもかかっている。




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コロナ禍による求職者の動向変化


緊急事態宣言も終わり、自粛ムードから通常の日常へと徐々に戻りつつある中、求職者の活動はコロナ前と比較して、2倍以上の動きを見せています。

コロナの影響によるリストラや転職が相次いでおり、例年の同時期と違った動きで、応募数に増加傾向が見られます。

そんな中、求職者が優先している事項を応募数の多い企業から抜粋してみました。

現状の採用活動においては以下を考えた上で進めれば、コロナ前よりも採用がしやすくなります。

○ 即日勤務できるかどうか? → すぐに働きたい求職者が大半を占める

○ 一時的な前払いが可能か? → 生活費が底をついている方が目立つ

○ オンラインWEB面接 → 仕事が決まるまでは家から出たくない方も少なくはない

○ 在宅ワーク → 自宅ワーク可能な案件が特に人気

○ 興味のなかった職種への転職 → 今まで選択肢としてなかった職種への応募が増加

○ 11時出勤 → 満員電車を避けられる時間帯の勤務が人気

上記の中でも、これまで興味がなかった職種へ応募される求職者が増えたことで、コロナ前に採用が難しかった職種にとっても採用がしやすい状況へと変化してきています。

また、梅雨時期に入り、雨も多いことから、エリアによっては、オンラインWEB面接可能企業への応募数が伸びてきています。

コロナ前と比べて、求職者の仕事探しに対する優先事項が変わっているため、募集企業側も求職者の希望に沿った募集の工夫を考える必要があります。



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段階的に取組む施策を考えておく


休業から営業を再開しても、なかなか思うようにお客様が戻らない状況が続いています。
もちろん、すぐに戻ることに期待はしていないと思いますが、とてももどかしい状況が続いています。

それでも戻ってくれたお客様もいて、コロナ以前は当たり前の日常や、お客様が来店することが当たり前に感じていた心に気付かされました。

旅行に行ったり、外食したり、笑顔で遊園地に行ったりと、楽しさを取り戻すためにも前に進んでいくしかないと思います。

どの商売も最低でも経費分は粗利が必要で、損益分岐点を越えるまでは積極的な投資はなかなかできないものです。

しかし、まだ戻らないお客様に戻ってもらうには、お客様の中にコロナに対する心理的な要因や外的要因(家族に止められている)などがあったとしても、お客様に戻ってもらうための施策は準備して挑戦していく必要があります。

何かを実施する時、「その施策はどこかで結果が出ているのか?」「事例はあるのか?」という思考になると何もできなくなります。

平時はどこかの事例を自店に応用して実施すればいいこともありますが、現状はお店の市場におけるポジション、地域性、会社の力、支持されていたお客様の層などが、お店によって異なるので、それぞれのお店にとって段階的に取組む施策は異なります。

そして、挑戦したとしても以前のような成果が出ないこともありますが、挑戦しなければ何も見えてきません。

いろんな情報は取りつつも、自店にとって段階的に何が必要かを考えて取組むことが現状としてはとても大事ことになります。

お客様の戻る段階によって取組む施策を考える時、稼動数や顧客数を把握するのは当然として、『どのレートに・どの機種に・どの顧客層が・どれくらいの頻度で・どれくらいの時間・どれくらいの粗利が』というものを、コロナ以前の各機種と比較して、数字で個別の回復傾向を把握することをおすすめします。

来店されるお客様のタイプによって、段階的に取組む施策が異なるというのは、例えば、4円の海の戻りが遅い場合、以前から打っていた顧客層が団塊世代の方々から上の年齢層であれば、チラシは既にやっていなかったが、今回は折込チラシをやってみるというのも一つの挑戦になります。

スマホで情報を受け取っていない層の人たちがいるとすれば、そのお客様向けの施策を考える必要があります。

実施しても、もしかしたら心理的に来店する気持ちになっていない段階だったとしたら効果はでませんが、それでも自店のタイミングで挑戦していく必要があります。

資金の状況にもよりますが、遊タイム付きの機種が今後導入されていきますが、一つの来店動機になります。

資金との相談と、仕掛けるタイミングにもよりますが、興味を持っていただけるネタに関しては最大限活かしていくことも検討する材料にはなります。

今後、お店の中で戻りの状況をレートや機種毎に把握していくと、何を段階的に実施していくべきかのヒントになります。

現状も大変という状況は変わりませんが、7月は4連休があり、8月はお盆期間もあります。
少しずつでも、また来店していただけるよう、来店意欲が高まるタイミングにお客様に楽しんでもらう準備も今から検討していくことが大切です。




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パチンコ手越祐也


大阪府の専門家会議は、新型コロナウイルスに感染した大阪府内の患者のうち、死亡者の8割以上が70代以上の高齢者だったことを発表した。



府は6月16日時点の陽性患者1790人について分析。死亡したのは96人、死亡率は全国の5.4%を下回り、4.8%だった。  

死亡した86人中、70代以上は72人で全体の約8割に上った。また、糖尿病など基礎疾患がある人は約6割を占めた。基礎疾患がある人のうち、最も若い年代で40代から死亡例があった。

このニュースをまともなお年寄りが耳にすれば、まず、クラスターが発生しやすい場所には行かない、という自己防衛本能が働く。

この影響かどうかは分からないが、1パチコーナーを支えていたお年寄りが戻らないホールが少なくない。

「連日20~30人台の感染者が出ている東京はホール客の戻りが悪い。特に60歳以上が戻っていない。第2波が来たら本当に高齢者が戻らなくなる。やはり20~30代の若い人にパチンコへ来てもらう手立てを考えなければならない」と危惧するのは遊技機メーカーの営業マン。

では、20~30代の客層を開拓するにはどうすればいいのか?

都内の有力ホールの関係者はこう話す。

「玉がたくさん出る成功体験を植え付けるには等価を止めること。もちろん、脱等価対応の機械が必要になるのは言うまでもありません。それも液晶ではなく役物を使った機械で開発して欲しい。役物だけでは飛びついてくれないので有名な版権が必要になる。例えば、ジャニーズを退所した手越祐也みたいな版権が必要になる。手越のパチンコ台ぐらいの発想が必要になる。手越ファンは20代から40代まで幅広い層に人気がある。手越のパチンコ台が出れば、その層を開拓できるぐらいのインパクトがある」



先日、パチンコ吉村知事というエントリーを書いたが、パチンコ手越祐也の方がメーカーの交渉次第では現実味がありそうだ。

「パチンコ業界の危機を救えるのは手越君だけだ。どうか若年層を開拓するために手越君の力を貸して欲しい」と三顧の礼を尽くせば道は開ける。

手越君本人も「新たなチャレンジのための退所」と位置づけ、その中で「影響を最大化するため」の独立であることを明かした。

さらに、「色々なところに手越祐也の名前を刻んでいくしかない。そのアイデアはいっぱい詰まっている」と語っている。

ゲーム好きなので開発にも加わってもらえば、これまでにない斬新なパチンコができるかも知れない。

パチンコ手越祐也。都内の有力ホールの関係者がいうように、これが実現すれば、かなり話題になる。起死回生になるかも知れない。

以前のエントリーでも触れたが、ミレニアル世代が考えZ世代に訴求するパチンコとはこういうことを指す。


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