パチンコ日報

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コロナ禍で見えてきた2円パチンコの重要性


団塊の世代に支えられてきた低貸しコーナーだが、その世代は後、10年ないし20年も経てば消滅することは懸念されていたことだ。それがコロナ禍で切実な問題として浮上してきた。

40~50代の世代が団塊の世代にとって代わって低貸しを支えてくれるのだろうか? それ以前に低貸しコーナーを維持するためのビジネスモデルも限界にきた。新台の販売台数が年々落ちている。高価な新台を稼働があまりない4円で使い、機械代も回収できないままに中古に回しているが、中古機不足で中古機の値段が上がれば、低貸しをやる意味もなくなってくる。

大手はチェーン店内やグループ店内で中古機を回すことができるが、中小ともなるとそれができない。

となれば、今後パチンコ業界が生き残る道は2円パチンコを育成するしかない。これまで4円と1円の狭間で成功事例が少なく、どちらかと言えば、惨敗に終わっていた。

今こそ4円から1円に落ちるユーザーを2円で食い止め、1円のユーザーを2円に引き上げるためにもやらなければならない。

では、2円パチンコでうまくいっているホールはないのか?

2円パチンコの成功について業界誌PiDEA(Vol.163号)が、ダイナムの事例を取り上げている。
以下引用する。

ダイナムの2円パチンコが高稼働を維持できている理由に「設置比率」、「設置場所」、「機種の鮮度の高さ」、「遊べるスタート回数」の4つがある。設置比率については、稼げるコーナーだからといって欲張って増やしても意味はなく、やはり1円パチンコとの稼働バランスを見ながらコース数の上限を調整していく。

ある店舗の設置比率は20%であるが、環境の変化でこの比率は今後変わっていくかもしれない。気を付けるべきことは、設置比率を検討する上で、1円パチンコと2円パチンコを背中合わせにして混在させないこと。これはプレーヤーの遊技動機が違うからである。

(中略)

設置場所について、設置比率の低い2円パチンコでも「主役の顔」を持たせる必要がある。よって入口に近い、中心部の島に配置すべき。1円パチンコより高いレートかつ比較的機種鮮度の高い島で優越感を持たせてあげること。

ただし、4円パチンコも存在する店では2円パチンコは光らず、中途半端な存在になる。おおよそ2円パチンコが高稼働している店に4円パチンコは存在しない。

(中略)

4円パチンコで甘い機械はスタート回数を下げ、利益確保に走る傾向にあるが、低貸玉営業ではスタート優先で営業する。甘い機械では利益率は低くなり、その分辛い機械で調整し、パチンコ全体ではスタート回数のバラツキを少なくし、全体で利益管理を行う。

引用終わり

低貸し営業ではローコストオペレーションのノウハウを持っているダイナムが、2円でもノウハウを蓄積していっているようだ。

コロナ禍で前年対比でよく戻して60%が現状の中、客単を上げるには2円の育成が何より重要になる。思い切って4円を捨てられるかにもかかっている。




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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 2円は難しい。
    1円なら少し閉めて、60回程度しか回らなくても、文句をいわないが、
    2円で30回程度にしたら客が打ってうれない。

    なぜなら40玉の4円を思い出して比べるから。

    昔の4円は20回以上回ることはざらで換金率は2.5円だった。
    それと投資金額は大差ないのに今の2円の換金率は1.8円で
    さらに持ち玉遊技になっても250発あたりの回転数は半分以下。
    これでは勝てないことがバレてしまう。

    4円の半分の2円ではなく、3円とかの
    お客の頭ではで計算できない、少しややこしい金額にするのが肝要だとおもいます。
    煎餅    »このコメントに返信
  2. スタート重視の営業は大事ですね。
    まぁ、ほとんどの店がこの理由で遠慮するでしょうが…
    リニ    »このコメントに返信
  3. 出す気が全く感じられないのに、4円が高くて遊べるないので安く遊べる1円に行った人がなぜ1円よりも高い2円に行くと思っているんだろうか?バカなのかとしか思えない。
    設置比率だとか鮮度より客が何を求めてパチンコ打ちに行っているかを考えて対応しないと2円だろうが1円だろうが客は居なくなる
    今のパチンコは出玉と投資のバランスがあまりにも悪すぎる、遊ばせる気がないパチンコ店に遊びに行こうなんて思う人は居ない
    パチンコなくなればいいのに    »このコメントに返信
  4. コンサルが力説しそうな業界紙ネタ。
    1ヵ所重要なことが書かれてる。
    「遊べるスタート回数」
    これをいかに実現するかが鍵に思われる。
    4円でも交換率を下げれば可能な話。
    スロは別館にするのが手っ取り早そうな気もする。
    IR    »このコメントに返信
  5. 貸玉のレートを下げるよりヘソ賞球を多くして遊べるようにしてほしいです

    ベース50のノーマル機をセグやドット、適当液晶で15万円くらいの格安販売をしてみたらどうだろう
    製造は1000~2000台くらいで

    ライトのコーナーに少しずつ並べて認知させれば人気出る可能性あると思います
    皆が突破型ばかり打ちたいわけでもないでしょうし

    足りない売上げもレート下げるよりはマシでしょう
    大手との差別化もできますし
    しょうゆ    »このコメントに返信
  6. なぜ4円の客が1円に行ったのか?
    お金が掛かりすぎて遊べないからだ
    では、1円の客が2円に行く為には?
    1円よりも遊べると実感できることが必要ってことがわかるでしょう?
    ぶっちゃけ無理ですよね?
    低貸しで遊んでいるお客様はお金を使わず遊びたい、楽しみたいというのが理由として大きいのです
    明確なわかりやすいセールスポイントでもなければ1円の客は2円に座らないでしょう
    逆にセールスポイントが強ければ4円の客が2円へ移るでしょう
    地域性や客層等絶妙なバランスを取らない限り難しそうですね

    レートとか小細工をする前にユーザーの側を見てニーズに合った商売をする方が先では?
    今のメーカーはユーザー受けではなくホール受けを狙って台を作成していますし、ホールもいかにユーザーから抜けるかを第一に考えすぎです
    (設定付きのパチンコ台とか誰目線で作ったのでしょうか?)
    もちろん商売ですから利益は大事ですが、あまりに将来を見てないように感じますね
    釘を触れない台(封入式や釘無し台)前提での設定付き、だと思いますけど
    A    »このコメントに返信
  7. 低貸しなんて儲け出そうとしたらボッタクリ調整じゃなきゃいけないのでさっさと無くすべき。
    勝ち組    »このコメントに返信
  8. 経営が厳しくなるような営業を日々シコシコと続けて、すぐに困る事になるのは誰の目にもあきらかなのに、いざ困ったらなぜ大変だーとか困ったーというふうになるんですかね。

    こちらとしては笑い話なんですけど。
    通行人    »このコメントに返信
  9. >>甘い機械では利益率は低くなり、その分辛い機械で調整し、パチンコ全体ではスタート回数のバラツキを少なくし、全体で利益管理を行う。

    ははは。これが回すを触れ込みにしている台を持つホールの思惑なワケね。普通のと同じくらいにし、それで抜く。と。

    そりゃこの手の台が成功するワケないわ笑
    横並    »このコメントに返信
  10. うおおおおおおおおおおおおおおおテヘペロおおおおおおおお
    おおおおおおおおおおおお
    分割キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
    ワーイε=ヾ(*・∀・)/





    では本題です
    そのダイナムですが昔は高田馬場の早稲田通りの坂を登った先にありました
    パチスロは2の1号機ベンハー
    パチンコは豊丸のドンスペシャルがを設置されていたくらいしか覚えてませんね
    あまり印象に残ってないんですよ
    だってダイナム自体滅多に打ちに行くことがなかったですもん
    高田馬場のパチンコ店では白鳥会館の2階でパチスロセンチュリー21を打ったり隣のコスモの2階でハネモノを打ってましたね
    注1)昔は地下にパチスロ1階にはセブン機や一発台2階にハネモノが置いてあったんです
    他にも東洋会館に国際や日拓に日拓系アニマル専門パチスロ店もありましたけ高田馬場のパチンコ店は我が地元と比較するとやや渋い印象がありましたね
    注2)あくまでも個人的な感想です






    Prince – I Wanna Be Your Lover♬

    チャオ!
    宗ちゃんじれったいじれったいパチ&スロ歴41年\(^o^)/    »このコメントに返信
  11. 貸し玉レートはそのままに他の方の言う通り
    交換レートを下げて回転数を上げて楽しませるのが店にとっては1番かと
    あとは徹底的に回さないで0.1円パチンコで台に座らせっ放しにするかの二択でしょうね

    オーナーが身銭叩いて還元するのならもっと良い策はたくさんあるでしょうけど
    パチンコ大賞    »このコメントに返信
  12. 今日の記事を読んで思ったことは、今後ダイナムは店選びから外れがちになるかな、ということ。
    スタート回数のバラツキを少なくする、ということはそれぞれの台の個性を無くすということでしょう?特に辛い台の。
    甘い台を基準に考えているようなので、辛い台が非常に多い昨今ではほとんどの台が辛い調整になっているということだろう。
    結局、甘い台がある「せい」で、客は勝てなくなっているということならば、そんな台はいらないわけで。
    極論、ボーダー18と28の台が隣同士でバラツキを少なくした結果、両方16前後で回すとなると、辛い台の価値は当然無くなる。上述した通り、いまは辛い台ばかり。そうなるとお察し。
    ボーダー18の台が18以上で回ることなど稀。ということはダイナムではこういう調整になっているという事だろう。

    つまり、ダイナムではボーダーが高い機種は座る価値が無いという事。

    打ち手心理では、ボーダーが辛い機種は「ボーダー高いしそこそこ回るだろう」という考えが浮かぶ。が、ダイナム低貸しは、その心理を逆手にとって辛い機種で利益を取る、ということなのだろう。

    ちなみに私の知っているゆったり館では、2円1円0.5円があるが、確実に間違いなく一番稼働が低いのが2円だ。
    しかも26か28シマくらいある中で2円は2シマしかない。以前は4シマくらいあったはず、でもいつのまにか無くなってた。
    このダイナムは2円の失敗事例なのかな?
    ぱちのすけ    »このコメントに返信
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