パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンコ版ほけんの窓口


コロナ禍で営業職もリモートでZoomなどのテレビ会議システムを使う時代になってしまった。でも、まだまだ実際に訪問営業を続けている会社も大勢ある。

取引先の会社の総務から営業マンに1本の電話が入った。3日前、書類の受け渡しで訪問していた。

「うちの社員の〇〇〇が新型コロナで陽性反応が出ました。その時応対された〇〇さんは濃厚接触者となります。あなたの連絡先を保健所に連絡してもいいですか?」と承諾を得るための電話だった。

併せて「PCR検査は受けられた方がよろしいかと」と付け加えた。

取引先の会社では飛沫感染防止のビニールシート越しに書類のやり取りをしていた。

電話を受けてすぐに上司に報告した。

12名の社員がいる事務所内は騒然となった。隣の席の同僚からは「え~!」という声が挙がった。その日のうちに事務所内を消毒した。

PCR検査に行く段取りをした。

検査にはマイカーか徒歩。公共の交通機関は使わないようにとの指示があった。

マイカーで行く。

着いたら電話してくれとのこと。

電話すると、「車から降りないでください」との指示。

防護服をまとった係員が車に近づいてきた。

ここからは係員が紙を見せての筆談方式。一切しゃべらない。鼻の粘膜から自分で採取してそれを係員に受け渡す。

最後は「お帰り下さい」と書かれた紙が出された。

1日半で結果が出た。

幸い陰性だった。

会社からは用心のために1週間自宅待機の命令が出た。

普段はマイカー通勤で感染リスクは低いが、営業先で濃厚接触になるとは思ってもいなかった。

取引先からは「ご迷惑をおかけしました」とお詫びの電話が入る。取引先の陽性反応者の症状は中等症で軽い肺炎に罹りかけていた。

この一件から、小さい会社ではあるが営業も含めてよほどの緊急性があるもの以外は、外出は禁止。外出も許可制で営業マンは事務所に缶詰め状態になっている。

最近、東京は6日連続で200人越えの感染者を出しているが、感染拡大は全国に広まっている。

西村康稔経済再生担当相は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加している現状を踏まえ、各企業が社員のテレワーク率70%を目指すよう近く経済界に要請する考えを明らかにした。飲み会を含め、大人数の会合を控えることも求める。

パチンコ業界の営業方法もこれまでのようにタレントを呼んでの展示会方法も再考の余地がある。そこで登場するのがパチンコ業界版ほけんの窓口だ。

ほけんの窓口のコンセプトは、数多くある保険商品の中からお客の多種多様なニーズに応じた商品を適切に提案することである。

ぱちんこの窓口はネットで自店の立地や競合店、客層、商圏人口などを入力すると最適な機種と台数をAIが導き出す。メーカーが共同出資で設立すれば営業マンが不要になってしまう。メーカーも機種を乱発するのではなく、本当にいいものを開発すればいい。



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ホテル売却を決めたホール経営者


ホールの客は頭取りデータでも平均で5~6割は戻っている。圧倒的な地域一番店ともなるとコロナ前の2月の水準にはほぼ戻っているところもある。

大手クレジット会社が提携先の顧客データから客の戻りを調べたところ、コロナ前の5~6割の売り上げだということだから、パチンコも一般業種と歩調を合わせていることが伺える。

さらに共通しているのはホールの夜の客の戻りが悪いように、飲食店も昼間のランチ客より、夜の酒を伴う業態の戻りが悪い。これは、在宅勤務が増えた他、サラリーマンが会社から感染を恐れてまっすぐ帰宅するように指示が出ていることも影響しているものと思われる。

5~6割の戻りでも良しとしなければならない。国民の生活様式の変化で元に戻るにはまだまだ時間がかかりそうだ。

一番戻りが悪いのは、言わずと知れたインバウンド客をメインにしていた観光産業や宿泊業だ。

ホール経営の傍ら、ホテル業界に進出したホール企業がいくつかある。そのうちの1社からこんな声が漏れてくる。

「ウチはまだホールがあるが、専業でやっているところは経営危機が続いている。今年のオリンピック需要もなくなり、民泊は全滅。オリンピックの後で関西方面にオリンピック客が流れてくることも期待外れに終わった」

ホテルの直近の平均稼働率は18~19%。つまり未だに8割減の状態が続いている。

夏休みはホテルにとってもトップシーズンの稼ぎ時だ。ところが、青森のねぶた祭、仙台の七夕祭り、秋田の竿灯まつり、京都の祇園祭、徳島の阿波踊り、と全国各地の夏祭りも相次いで中止しになった。おまけに今年は各地の海開きが行われないこともあり、シーサイドホテルにはこれも手痛い。

「8月には宿泊費の補助金が最大で2万円出るGo To キャンペーンに期待しているけど、なんか国のやることはモタモタしている。大手ファミレスもどんどん撤退しているけど、ホテルは撤退しにくい」

インバウンドで潤い、インバウンド客目当てでホテルが乱立した宿泊業界は、初めて体験する危機的な状況だ。

このホテルも経営するホール関係者はホテルの立て直しのためにコンサルのアドバイスを求めた。

「インバウンド客の入国ができないので、今はどこも成す術がありません、という回答だった。乗り切る方法はなかった。インバウンド客が戻るのは1年では無理。最低でも2年はかかる。コロナ前に戻るにはさらに5~6年はかかると言われ、それでホテルを売る相談をしました」

こんな時期にホテルを買収するところもあるようで、不動産価値のある場所であれば、不動産業界が狙っている。しかも、底値で買い叩くことができるからだ。いずれ回復するであろうインバウンドに先行投資する狙いもある。



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ミスをマイナス評価すると報告が上がらず不正につながる


常連客のマイホールで起こった出来事だ。

常連客が押しボタンを点けてスタッフを呼んだ。対応に来たのは初めて見る顔の新人だった。

「3箱流しといて」と新人スタッフにお願いした。

暫くして、新人スタッフはレシートを持ってきた。常連客はいつものようにワンデーカードに入れて持って来るものと思っていたが、レシートを持ってきたのでビックリした。

「カードに入れてくれないと、これじゃ、台移動して遊べないじゃないの。レシートにしたらダメだよ」と注意した。

「レシートしかできないんです」と新人スタッフは言い訳した。

「できないわけがない。それはお前の勝手な判断だろう」

常連客はマネージャーを呼んで事の顛末を説明した。

「ミスをしたら、すぐに上司に報告できる体制にしておかないと、これが不正につながることにもなる」と常連客が指摘した。

実際にこんなことがあった。

従業員の不注意で客とぶつかってしまった。その時、従業員が腰にぶら下げている鍵が、客のセーターに引っかかって、毛糸が少しほどけて穴が開いてしまった。

客は「元通りにしろ」と迫った。

従業員は自分のミスでもあり、上に報告することなく対処した。最初はサービス玉から始まり、最終的にはズブズブの関係になり、客に利益供与してしまう関係性が生まれてしまった。

その会社ではミスをマイナスと評価するから、失敗を上に報告しないで、隠ぺいする社風があった。最初は小さなミスだったものが、大きな不正に関与することになってしまった。

このように、失敗を隠すと「被害の拡大」「同じミスを繰り返す」「モラルの汚染」「失敗を恐れ精神的に追い詰められる」などの大きな弊害になる。

ホウレンソウができるようにするためには、会社の雰囲気というものが必要になってくる。

むしろ、失敗した時は、報告・相談した事によって、他者がヒントをくれるとか、トラブルが起こったと報告したら、チームを挙げて対処してくれるような社風だったら、隠し立てすることも減るというもの。

ホウレンソウによるメリットを教えた方が改善されるというもの。

特にパチンコホールは大金が動く業界なので、ちょっとしたミスから設定漏えいへ引き込まれることだって考えられる。

ちょっとニュアンスは違うが、昔は、借金している従業員を見つけると飲んで、抱かせて、断り切れない状況を作り上げて、裏基板を取り付けるなどの不正に加担させる事例もあった。



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裏スロの良心的営業に衝撃を受けた


コロナで休業中、ホールの商圏内にある裏カジノへホール関係者が調査に出かけた。紹介者がいないと入れない。バカラやポーカーのテーブルゲームやルーレットがあり、店内には17人の客がいた。

驚いたのはそのホールの常連の夫婦の姿があったこと。調査に来たこともあって思わず声を掛けた。

「パチンコ屋が全部閉まっているので、ここへ来るようになった。バカラは1回2000~3000円が行ったり来たり。大きく負けることもない。同じ負けるのならこっちの方がいいよ」とホールにとってはショッキングな言葉だった。

この裏カジノへ何度か足を運ぶうちに、系列店で裏スロ店があることを教えてもらう。

その店はホールからは10駅ほど離れた場所にあった。

店内には4号機が39台設置されていた。空き台はなく、順番待ちするほどの状態だった。

レートは1枚50円。

ここでさらなる衝撃を受ける。

設定を入れているので、ホールでやるよりも負けが少ない。4号機なので3~4万円突っ込んでもすぐに取り戻せることだ。

ホールよりも良心的な営業をしていることに再びショックを覚えてしまった。4号機である程度出されるとホール営業では敵わない。

感染防止対策もホールよりも万全だった。入口で掌に消毒液をかけてもらうとよくもむように指導される。

台の消毒も客が入れ替わるとすぐにレバーやボタン、椅子まで徹底して除菌作業をする念の入れようだった。

そりゃ、そうだろう。違法営業でクラスターでも発生したら大ごとになってしまう。その前に客も感染しても裏スロへ行っていたなんて、口が裂けても言えない。

営業面でも消毒面でも裏スロ屋に負けていたことが、悔しかった。

これをホール営業に置き換えれば、スロットは設定を活用し、特定日などをwebで宣伝すれば、ヘビーユーザーは戻って来てくれる。特に20スロの設置台数が多い店舗は、アフターコロナ後の客の戻り率が高い。逆にパチンコの設置比率が7割とスロットにあまり力を入れていないホールは客の戻りが遅い。

つまり、スロットのヘビーユーザーの若年層がコロナ後では一番稼働している層ということになる。ここを強化するというのは誰でも考えることだ。そのためには、スロットに滅茶苦茶詳しい社員を抜擢し、権限を委譲しながらスロットの稼働を上げていけば、その担当社員のモチベーションも上がっていく。スロプロからホール社員に転職した人材にはチャンスを与えてみるのもいいだろう。彼らこそが、客の心理が一番分かっている。




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Go Toパチンコキャンペーンやってみる?


観光産業を救うためにGo To トラベルが4連休前の7月22日からスタートした。旅行代金などを半額にして瀕死の状態の観光産業の活性化を図ろうとしているが、コロナが収束もしていないタイミングで批判しか出ない。コロナの新規感染者数が23日には東京で366人、大阪で104人と増える中で最悪の状態での幕開けとなった。

8月からの予定を前倒ししたのはそれだけ、観光産業の経営状態が逼迫しており、コロナ倒産を何とか抑えようとの想いからであろうが、感染拡大が広がる一方では、国民も旅行気分にはなれない。

政府はGo To キャンペーンでは1兆7000億円の税金を投入して、コロナでズタボロになっている観光、飲食、イベント、商店街を消費喚起によって救おうとする政策である。

「パチンコ業界もコロナで大打撃を食らっているはずだが、パチンコ業界からの悲鳴が聞こえてこない。もっとパチンコ業界は声を上げるべき」とは永田町関係者。

パチンコ業界が全然声を上げていないというのは、この永田町関係者の勘違いで、旧基準機の撤去が1年延期になったのは、業界からの陳情の何物でもない。ただ、Go To キャンペーンのように税金を投入してパチンコ業界を救済して下さい、という発想はない。

「税金は使わない代わりに、ホールの方で自腹を切るので、例えば、1000円分のプリペイドカードを休眠客のために無料配布することを警察に認めてもらう、という発想です。掘り起こしたい休眠会員にDMを出して来店動機につなげる。ホール側としてもそんなに予算は使えないでしょうから、もちろん、1人1回限りです」(同)

1000円のプリペイドカードは200円までの総付け景品に抵触するが、旧基準機撤去が1年延期になったように、時限立法的に認めてもらうことはできないか? 1000円はインパクトのある金額だが、それがだめなら500円で折衷案を探るとか。

これまでは著しく射幸心をそそるという理由ですぐに却下されるような案件で、こういう発想自体も生まれなかった。

「Go Toパチンコ」キャンペーンなるものを業界が独自に行うのはありだろう。パチンコ感謝デーというようなありきたりのものではなく、プリペイドカードの配布はインパクトがあり、集客にはつながること請け合いだ。

それも依存症対策という新たな壁が立ちはだかる。



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