パチンコ日報

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コロナ特需のアクリルボード業界


休業要請が解除され接客を伴う大阪・北新地のクラブでも営業を再開したのは6月1日のことだった。そもそも接客を伴うクラブなどは全国各地でクラスターが発生していただけに、特に感染防止対策が求められている。

そこでボックス席のテーブルには透明のアクリル板を設置し、ホステスは横に付かずにマスクを着用して対面での接客を行っている。こんな風情のないクラブへ行って何が楽しいのか、ということになる。

コロナの影響で撮影が中断していたNHKの朝ドラ「エール」の現場では、再開に当たって役者とカメラの間に巨大高級アクリル板の導入も検討されている。という。どう高級かというとアクリル板にカメラが映り込まず役者の前にアクリル板があることが分からないレベルのようだ。

「報道ステーションは現場からクラスターが発生しましたが、朝ドラの現場からクラスターが発生したとなれば、本当にシャレにならないから、最善のことは尽くしますよ。ただ、アクリル板に埃が付かないようにするのが一番大変な作業になります」(NHK関係者)

本題はここからだ。前出の高級クラブともなるとビニールのカーテンではいかにもチープなので、飛沫感染防止のためにアクリル板を設置する店が増えているように、今、コロナ特需で大忙しなのがアクリル板の加工業者だ。

では、どれぐらい忙しいかというと、会社のホームページのトップ画面に次のような告知をするケースもある。

アクリル板の需要増に伴い、材料の安定的な確保も難しい状況が続く中、受注量を制限させて頂いております。
①一部の規格、セミオーダー商品のご注文を停止、又は数量を制限しております。
②ご注文について、納期厳守のご要望に関してはご対応出来かねます。
尚、各製品の販売再開に関しては状況を見て随時の再開と致します。
大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、以上を了承の上ご用命下さい。


特注品や納期厳守の対応は当分の間できない状態のようだ。

パチンコ業界からも当然、アクリル板の発注はある。景品カウンター周りの飛沫感染防止のためには、ビニールシートで対応しているホールが大半だが、資本力のあるホールからはカウンター用のアクリルボードや台間用のアクリルボードの発注が舞い込んでいる。

「銀行や百貨店業界からの注文は、合い見積もりを取っているので、値段には厳しいのですが、パチンコ屋さんはこちらの言いなりの値段なのでビックリしました」(アクリル加工関係者)

ということはさておき、ウイズコロナ時代では飛沫感染防止対策が標準になるのなら、景品カウンターはビニールカーテンよりも、アクリル板の方が断然スマートでカッコいい。

「ビニールでは何も書けないけど、アクリル板なら文字や絵を描いたり、張り付けたり、とカウンター周りを明るく、親しみやすいデザインを加えることもできます」(同)

アクリルボードの新市場はまだまだ広がる。




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