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パチンコに人生を賭けたおじいちゃんの顛末


北関東のホールでの出来事。常連客の70代のおじいちゃんは、お客さんたちからは「ピッタシさん」のあだ名で呼ばれている。

理由はおじいちゃんの口癖が「今日は1万円ピッタシ負けた」「今日はピッタシ2万円勝った」などと必ずピッタシを付けたがったからだ。

おじいちゃんは専業農家でトラクターのハンドルも握るが、仕事はほとんど息子に任せ、悠々自適で毎日のようにパチンコを打っていた。

おじいちゃんはそれなりに資産があるので、4パチ、20スロ以外は打つことはなかった。ところが、しばらく、おじいちゃんの姿がパッタリと途絶えた。

数か月後、再びホールに姿を現すようになった。

あれだけ、4パチ、20スロしか打たなかったのに、それ以降は1パチ、5スロに替わった。

1日2万円の予算だったが、息子さんから小遣いを減らされたために、止む無く低貸しにシフトした。

小遣いを減らされた理由は、農機具の大型投資をしたためだった。

小遣いを減らされてからは、ホールに足を運ぶペースも月一に落ちた。

「今まではおカネがあったので、負けても惜しいとは思わなかったが、1パチ、5スロではやっている気分にならない。パチンコはワシの人生を賭けたバクチだ」(おじいちゃん)

そんなおじいちゃんが「俺のことは2週間探すな」と置手紙を残して家出した。

友達と向かった先はアメリカのラスベガスだった。

500万円をトラベラーズチェックに換え、最後の大勝負に出た。

おじいちゃんは、カードゲームは分からないので、スロットマシンとルーレットの2本に絞って勝負した。

カジノ初心者だったが、結果的にはスロットマシンで1500万円、ルーレットで1000万円、計2500万円勝った、という。まさにビギナーズラックだ。

向こうで30%の税金を払って差し引いた1750万円相当を全額息子に渡した。

その代り「パチンコを禁止しないでくれ」と懇願した。

以前の半額の月30万円の小遣いをもらうようになった。しかし息子からの条件は「1パチにしてくれ」。

おじいちゃんはいう。

「パチンコは身を亡ぼす。その通りだ。身を滅ぼした常連を何人も見てきた。でもウチは収入があるから身を滅ぼさない。俺は他とは違う、というところを見せつけたかった。カネは冥土には持っていけないから、全部パチンコに使う」

常連客の間ではこれだけギャンブル好きだから、またラスベガスへ行く、と予想している。そしてスッテンテンになって帰ってくることを。

「大負けするのを楽しみにしている」という声がどこからともなく聞こえてくる。




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