パチンコ日報

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駅ナカパチンコ


“痛勤地獄”から解放されて座って通勤したい。そんなサラリーマンの要望に応える形で登場したのが、通勤電車の有料席だ。現在首都圏では東武、京浜、西武、京王、東急、JR東、関西では南海、泉北高速、京阪、JR西などが通勤ライナーを走らせている。

収益を上げるための一つの方策だろうが、そんなものはおまけ程度。関東の鉄道会社が、今なぜかパチンコ経営に食指を動かしている。斜陽産業なのになぜ?

「1パチはどこのホールも好調。1パチならギャンブル性も薄い。1パチで50台ぐらいでやっていけないか?という相談がメーカーの営業所にもたらされたようです」(事情通)

まだ調査段階のようだが、バブル経済が崩壊した1990年代、「不景気にも左右されずに発展し続ける不況知らずのパチンコ業界」に目を付けた大手異業種が相次いで参入した。流通系で言えば西武セゾングループ、ダイエー、長崎屋、ニコニコ堂がホール経営に乗り出した。

当然、その鉄道会社の関係者は同業他社である東武、京成、神奈川中央交通、琵琶湖汽船、神姫バスなどがホール経営に乗り出したことは知っている。

流通系にしても鉄道系にしてもそのほとんどがホール経営から撤退している。京成が子会社を通じてホール経営に乗り出したのは1966年と古い。「パル京成」は2017年2月15日まで営業していた。東武は1973年に参入で25年間に亘って経営が続けられていたが2000年8月にホール経営から撤退している。

で、今回の狙いは駅ナカ事業強化の一環でもある。

ニッポニカには駅ナカについて次のように解説されている。

かつて駅内商業施設はキヨスクなどの売店や立ち食いそば店などが一般的であったが、生産年齢人口の減少などに伴う鉄道運輸収入の伸び悩みのため、鉄道各社が駅ナカの商業利用に注力し始めた。

東日本旅客鉄道(JR東日本)が2005年(平成17)に大宮駅と品川駅に専門店街「ecute(エキュート)」をオープンさせた。さらに同年、東京地下鉄(東京メトロ)が商業施設「Echika(エチカ)表参道」を開業させるなど、駅ナカビジネスが活発になった。

駅ナカ商業施設はショッピングモール形式が多く、コンビニエンス・ストア、飲食店、ケーキ・菓子専門店、ジューススタンド、総菜専門店、化粧品店、雑貨店、100円ショップ、書店、CDショップ、衣料品店、語学教室、理髪・理容店、マッサージ店、保育所など多様な種類の店が入居している。

以上引用終わり

駅ナカにパチンコはない。

「駅ナカパチンコをしに来る人に飲食など他のものも売り、改札から出させない。そんなイメージを持っています。ベンツのショールームでラーメンを販売したように、鉄道会社なら全然違う発想のホールにすると意気込んでいます」(同)

1990年代に異業種大手が相次いで参入した時、パチンコのイメージは変わるのではないかと期待された。ところが本社の体裁を考えてか、子会社に任せながらフェードアウトした。



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