大阪府の吉村知事が自身のTwitterでこんな投稿をしている。
「夢洲」はテクノポート計画が破綻して、住宅を数万戸建てる計画が破綻して、オリンピック誘致で活用しようとして北京にボロ負けして頓挫して、地下鉄のトンネルを途中まで掘って頓挫してほったらかしで、これで「負の遺産」ではないという人が市長になれば、またぞろ「負の遺産」を量産するだろう。
このつぶやきを読めば分かるように、夢洲は破綻の連鎖が続くいわくつきの埋め立て地だが、2025年4月の開幕が決定している大阪万博でさえも黄色信号が点り始めている。
約50の国や地域が参加を表明しているパビリオンの仮設建築物許可申請が、大阪市にまだ2件しか提出されていない問題である。開幕まで残すところ1年8カ月。建築資材の高騰や人手不足がネックになっているようだ。各国とも予算を上げることも難しい状況で、デザインを簡素化したりして、建築コストを合わせるしかない。開幕に間に合うか、はたまた間に合ったとしても、当初の計画よりチープなものになっている可能性もある。
大阪万博だけではない。大阪IRも4月に正式に国から認定を受けたことで、開業を2029年秋~冬としていたが困難となり、2030年1月~6月に予定を延期した。当初は大阪万博と同じ年の2025年が、翌年の2026年になり…。これで開業予定が変更されたのも何度目か分からなくなってきた。
まさに呪われた夢洲だが、大阪IRが無事開業に漕ぎつけたとしても、その後に起こる問題を警告している人物がいる。これまで、世界各国のカジノを30カ所以上設計に携わった日本人で、「集客できたとしても開業10年後に大失敗する」と断言している。その理由は夢洲の立地にあった。夢洲は埋め立て地なので地盤沈下が懸念されているが、そんな理由ではなかった。
「大都市圏から近いカジノは治安が悪化する。カジノはわざわざ遠くまで行くから非日常を味合う意味がある。大阪市内から30分ぐらいでは、ターゲットは日本人なので年金支給日のパチンコ屋状態になる。給料がスッカラカンになり、自己破産者が増え、生活保護も増える。周辺はBig西成になる。維新の会には今からでも遅くないので、治安悪化を防ぐ研究をしろといいたい。IRに前のめりになっている行政自身がカジノ中毒になっている」批判する。
ここでいう周辺とはどこを指すのか? 夢洲のIR周辺のことなのか? 韓国で唯一自国民もできるカジノである「江原ランド」は、周辺に風俗店や消費者金融、質屋などが立ち並び、治安が悪化した例として引き合いには出されている。
夢洲は大阪市の土地なので、周辺に風俗店や質屋ができるとは思えない。そういう意味では周辺の治安が悪化するというのは漠然とした雰囲気でしかない。
ただ、万博もIRも最後は夢洲の呪いに打ち勝つことはできない気がする。

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JRAは強固ゆえ、オートと半数くらいの地方競馬が潰れるくらいかもしれないが。
それに筆者は知らないかもしれないが、
大阪市にはすでに北新地や飛田新地がある。夢洲に夜職店なくても市内にある。ゆえにただの炭鉱町だった江原とは一線を画すはず。
反カジはギャンブル依存者除いて飲む打つ買う界隈情報が疎かったりするから。
ギャンブル依存者もアメリカ人または有馬ダービーにわかのような「金や物や脳汁のためではなく、
楽しむためにギャンブルする」感覚ではないし、自分はなれないと盲信している。
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もし治安が悪いのならカジノもそうなるでしょうね。
そうじゃないならカジノも大丈夫なのでは?
カジノが出来てパチンコ店縮小が加速するならすぐにでもやってほしい。
楽しめるパチンコになるにはとにかく店が多すぎる。
邪魔な店舗には早急に潰れていただきたいものです。
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