特にパチンコ業界のイベントの中でも煽り系については、以前から苦々しく思っていた。コンパニオンの仕事がなくなったコンパニオンが自称ライターを名乗り、ホールからギャラを貰って実戦する。元々スロットが好きではないので、休憩時間の方が長い。イベントに反応する若者を釣っては、ブッコ抜く…。この繰り返しだ。
「煽りながら抜くからお客さんがどんどん信用しなくなる。散々、煽っておいて『今日は機械の調子が悪いな』としれっとしている。スマスロの北斗がいいとなれば、その台数を競う。いつまでもパワーゲームをしている時代ではないことに賢いホールさんは気づいています。潰れたホールの共通点は、地域密着営業をしていない。地域貢献もしていなかった。そこでホールの存在意義は社会貢献することだということに気づき、それを今、ホールさんに提案を始めたところです」(イベント会社関係者)
イベント脳から脱却するためには、ホールの評価制度そのものを改革することから始めなければならない。今は煽って、煽って売り上げを上げる店長が評価されるわけだが、20年以上前は違った。新潟の玉三郎がテレビのドキュメント番組で取り上げられた時、ホールコンデータを見たオーナーが店長に次の様に激怒するシーンがある。
「利益を達成して稼働を16%も落としているとはどういうことだ! 必要以上の利益をお客様からもらったということだろう! 出玉の少ない店を客が見切るのは早い。失った信用はどうするんだ。どうやって取り返すんだ! 自分の店に戻ったらな、きちっと全員集めて土下座して謝れ! バカヤロー! お客様に謝って、自分の部下に謝れ!」
今はこんな考えを持っている経営者も少なくなっている。稼働重視から、売り上げ至上主義に代わってしまった。だから遊技人口がどんどん減っていることに気づいているのか? 分かっていても機械代を回収するために背に腹は代えられないということか。
「今は北斗がいいからといってこぞって北斗を導入していますが、北斗がなかったらどうやってお客さんを呼ぶんですか? この質問に明確に応えられる店長さんはいません。結局は機械とイベントでお客さんを奪い合っているだけ。これからやらなければならないことはファンづくりをすることです。遊技客だけでなく、地域住民全体の顔を見て、地域貢献することが、長い目で見ればその店のファンづくりになります。これからは産官民連携でホールの駐車場を使ったフェスなどを展開していきます。今まではこんな話をすると変人扱いされましたが、やっと理解してくださるホール企業がでてきました」(同)
各地の商店街が廃れた原因の一つが、イオンなどの巨大ショッピングモールの出現だった。イオンに落ちたカネは地域には回らず、本部へ行ってしまう。地域活性化、地域循環型経済を復活させるために、ホールが地域コミュニティーの柱になることを目指す。この考えに賛同するホールも現れてきた。フェスの模様は後日報告する。

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それでも今は一店舗のみを残しているだけで確か活動を海外へと舵を切り替えていたような?まぁ、パチンコやパチスロライターの実践動画を見てもわかるように今の台に3万だの5万だのぶっ込めんよ。そこまでいくと今の台での回収は困難を極める。サラリーマンの平均年収と平均小遣いを全く無視している業界。
一般ユーザーはハイリスクハイリターンを避け、ギリギリローリスク?の範囲である1〜2万使って連チャンやATに入らなければ期待値など追わずにヤメている。
早い話しがローリスクハイリターンじゃなければ打たないって事。それを業界は「皆さんの望み通り、ハイリターンにしました。」アホかって話。
ハイリスクハイリターンでも打っていたのは既に過去の話。大事なのでもう一度。ハイリスクハイリターンでも打っていたのは既に「過去」。
過ぎ去っているのだ。
ピンバック: 通りすがりの風来坊
引き返せないし自力ではもう戻れない。
失ったお客さんの信用、という言葉が記事(動画内)にも出てくるがこの時代はまだまだ取り戻せたんだろう。
自店からいなくなってもライバル店なりに移動しただけの客が多かっただろうから。
でもいまは違う。
他店へ移動したのではなく、パチンコそのものを辞めてしまっているから。
当然、勇退などではなく恨み辛みを目一杯感じながら辞めていく人がほとんどだっただろうから、ネットなどが発達した今の情報化社会ではそういった積もり積もった悪い評判はあっという間に蔓延し、長年かけて国民の頭に植え付けていった。
パチンコをやらない人のパチンコに対するイメージが最悪すぎる。
その最悪イメージは「遊技者」に対してだけにとどまらず今やそこで働く人にまで浸食している。
イメージや信用信頼の失墜は回復するのが非常に難しい。
接客サービス業はソレが生命線でもある。
この業界はその限界ラインをとっくに超えている。
自分たちが「次の日」を生き残るために代償として生命線を捨て続けた結果なだけだ。
客は物言わぬ機械ではなく感情を持った人間だ。
このイベント会社がどこまでやれるかはわからないが、間違いなく回復は無理だろう。
ピンバック: 焼け石に水
これってメーカーの作る機械の演出にも同じようなこと言えますよね。
昔は派手な演出はそれなりの期待度を持っていました。
もっと昔は全然派手じゃないのに熱かったりしましたね。
今はどうです?
ただのステージチェンジだけで派手に役物動いたり、リーチ煽りすら起こらないハズレなのに全画面でド派手にセリフ吐いたり。
最近は比較的静かな台も増えつつはありますが、いまだに進歩なくずっとエスカレートしてるメーカーもあります。
熱くもないのに煽って煽ってノーマルリーチハズレとかリーチにすらならないとか。
大部分のハズレ回転をなんとか誤魔化して離席させない策略と思ってやってるんでしょうけど馬鹿ですよね。
客だって馬鹿じゃない順に、そういう内容に辟易し信頼できなくなったり冷めたりで辞めていきましたね。
ホールの経営もメーカーの機械作りも同じです。
馬鹿につける薬はないように、ここの業界人に何かを言っても無駄なんでしょう。
ピンバック: 通りすがり
そもそも不味い飲食店が地域貢献とか言い出したらどないなる?「その前に美味いメシ出さんかい」と反感買うだけちゃうか。
地域コミュニティとか持ち出さずともお客さまに還元さえすれば地域の顔になる。これが自然の道理ちゃうんかいな。
新台購入頻度を抑えて経営陣の私腹を絞れば還元できる余白も生まれてやがて客も根付くはずや。と、オカンがよう言うてたわ。
ピンバック: 三味唐辛子
>>「利益を達成して稼働を16%も落としているとはどういうことだ!
一見良い話の様に聞こえますが、私は何故か違和感の様な物を感じますね^_^;?
このオーナーさん、多分ただの気分屋&ワンマンさんだったんじゃないですかね?
んで激怒された店長さんも何時もの事で「出たよ…じゃー、一体どうすれば満足なんだよ…」みたいな感じでしょ( ´ー`)y-~~
でなきゃ、少なくとも10店舗以上の地場の優良チェーンとして生き残っているでしょ( ´ー`)y-~~
「地域密着」でしたっけ?
昨今の設置機種と営業ではまず無理ですよ。
駅前立地店なら商店会の行事なんかに現ナマを
寄付する位ですかね?
一昔のパチンコ屋と言うのは勝手に地域密着していましたね。
例えば常連グループが開店前には同じく常連の喫茶店経営のマスターの店に集まる、商店街の他の店舗なんかも同じw
全盛期の創価学会の様な役割を何故かパチンコが果たしていた様な(*^^*)
皆さん当然負けてはいますが、御飯食べに行ったりしたら超歓迎してくれましたなw
ピンバック: 見守る者