パチンコ日報

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ホールの存在意義は社会貢献で地域コミュニティーの柱になること

業界専門のイベント会社は、コロナ禍の3年間で大打撃を受けた。仕事そのものが激減したのは、言うまでもない。コロナ禍が落ち着いてイベントの仕事も再開し始めたのも束の間。今度はホール側の経費削減で、大幅な値引き要求され、採算が取れない事態に。イベントのやり方そのものを考え直さなければならなくなった。

特にパチンコ業界のイベントの中でも煽り系については、以前から苦々しく思っていた。コンパニオンの仕事がなくなったコンパニオンが自称ライターを名乗り、ホールからギャラを貰って実戦する。元々スロットが好きではないので、休憩時間の方が長い。イベントに反応する若者を釣っては、ブッコ抜く…。この繰り返しだ。

「煽りながら抜くからお客さんがどんどん信用しなくなる。散々、煽っておいて『今日は機械の調子が悪いな』としれっとしている。スマスロの北斗がいいとなれば、その台数を競う。いつまでもパワーゲームをしている時代ではないことに賢いホールさんは気づいています。潰れたホールの共通点は、地域密着営業をしていない。地域貢献もしていなかった。そこでホールの存在意義は社会貢献することだということに気づき、それを今、ホールさんに提案を始めたところです」(イベント会社関係者)

イベント脳から脱却するためには、ホールの評価制度そのものを改革することから始めなければならない。今は煽って、煽って売り上げを上げる店長が評価されるわけだが、20年以上前は違った。新潟の玉三郎がテレビのドキュメント番組で取り上げられた時、ホールコンデータを見たオーナーが店長に次の様に激怒するシーンがある。

「利益を達成して稼働を16%も落としているとはどういうことだ! 必要以上の利益をお客様からもらったということだろう! 出玉の少ない店を客が見切るのは早い。失った信用はどうするんだ。どうやって取り返すんだ! 自分の店に戻ったらな、きちっと全員集めて土下座して謝れ! バカヤロー! お客様に謝って、自分の部下に謝れ!」

今はこんな考えを持っている経営者も少なくなっている。稼働重視から、売り上げ至上主義に代わってしまった。だから遊技人口がどんどん減っていることに気づいているのか? 分かっていても機械代を回収するために背に腹は代えられないということか。

「今は北斗がいいからといってこぞって北斗を導入していますが、北斗がなかったらどうやってお客さんを呼ぶんですか? この質問に明確に応えられる店長さんはいません。結局は機械とイベントでお客さんを奪い合っているだけ。これからやらなければならないことはファンづくりをすることです。遊技客だけでなく、地域住民全体の顔を見て、地域貢献することが、長い目で見ればその店のファンづくりになります。これからは産官民連携でホールの駐車場を使ったフェスなどを展開していきます。今まではこんな話をすると変人扱いされましたが、やっと理解してくださるホール企業がでてきました」(同)

各地の商店街が廃れた原因の一つが、イオンなどの巨大ショッピングモールの出現だった。イオンに落ちたカネは地域には回らず、本部へ行ってしまう。地域活性化、地域循環型経済を復活させるために、ホールが地域コミュニティーの柱になることを目指す。この考えに賛同するホールも現れてきた。フェスの模様は後日報告する。


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