工場見学好きのホール店長が、自店の顧客と一緒にパチンコメーカーの工場見学ができないものかと考えている。パチンコ台がどのようにして作られているのか? ユーザーも興味深い部分であろう。実現できれば店側と顧客の親睦も図ることができる。
例えば、セガサミーの川越工場は最新設備が導入されていて、工場見学には最適な場所でもある。同社ではバーチャル工場見学はあるが、やはり実際に足を運んでみたいものだ。
工場見学は前振りでここからが本題だ。
NHKの「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」は、あらゆる金額を可視化して、現代社会を学んでいく教養バラエティー番組だ。
ここでパチンコメーカーの工場にスポットを当ててもらえば、パチンコの仕組みが分かって、パチンコを少しでも身近なものに感じてもらうことができるかも知れない。
どんな番組かというと、5月27日放送分では、「ガムテープのおカネの秘密」に迫った。製造工場に潜入して、そこから見えてきたものとは…。
この工場では毎月、地球2周分に相当する7.5万kmにも及ぶガムテープが製造されている。製造方法は布テープに天然ゴムでできた粘着剤をローラーで延ばして、薄く貼り付けていく。粘着剤となる天然ゴムは1日5トンを使用する。この天然ゴムの金額が100万円、とおカネと絡めながら話を進めていく。
ネット通販の市場規模が拡大する中でガムテープの需要も増える一方だ。ある通販会社では1日に8kmのガムテープを使用するのだが、人間の手作業でガムテープを貼るようなことはしない。自動梱包マシンがガムテープを自動的に貼る。このマシンが1台4000万円もする。
ガムテープには粘着力の弱いクラフトテープと粘着力の強いプラスチックテープの2種類があることも雑学の知識になる。
その他、ガムテープの使い方として、その道の専門家の間では、本来の用途以外にも活用されている。
洞窟探検家はガムテープは必需品で、ゴムボートに穴が開いた時の応急処置の他、ケガしたときはグルグル巻きにして止血する。登山家はロープの補強にガムテープを巻いて、岩場で擦れてロープが切れるのを未然に防いだりする。
粘着力も進化していて、金属用テープは直径10センチの金属に貼ると400kgの加重にも耐えられるほどの粘着力がある。ねじ止めが不要になる。この金属テープは一巻き10万円成り。
というような値段を明かしていく。
これをパチンコの製造工場でやる。工場で一番目を引くのは、パチンコのくぎ打ち機だろう。これが1台いくらするのか知りたい。真鍮釘1本の値段から、セブン機には欠かすことのできない液晶の値段、アニメ版権代、巨大役物の金型代を含めた開発費などを明かしていく…。
もし、これをNHK関係者の方が読んでいたら、是非、パチンコメーカーにアプローチしてもらいたいものだ。

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普段身近にあるけどお金について細かく考えたことがないものを掘り下げるから面白いんであって、
やったこともないパチンコ台の製造工程を見て、家族で楽しめると思いますか?
まあ、パチンコ台の製造原価、版権に支払うロイヤリティ、CGの制作費用などをすべて明確にして、
パチンコ屋側も購入費用とランニングコストをすべて細かく検証する番組があったら私は見ますが、
世の中の人は興味がないでしょうね・・・。
ピンバック: 兼業農家
ピンバック: ギャンブル不可
市場へ出るまでどの程度の費用がかかっているのか?
価格は正常なのか等がわかるならやってほしい。
ピンバック: 名無し
ピンバック: 猫オヤジ
よく知られていないものをお金に絡めて紹介する内容。
紹介しているものも信号機やエレベーター、ドーナツやウィンナーなどといった
国民全員老若男女全てに馴染みがあるものばかり。
少数の趣味でしかないパチンコは、カネオくんの対象外です。
ピンバック: 一般ゆーざー