小麦が値上がりすれば小麦粉も値上がりする。小麦粉を使う食パンやラーメン、うどんは軒並み値上げされて行った。日本人の給料は上がらないのに、物価だけが上がり、サラリーマン家計をジワジワと締め付ける。
海外からの輸入に大部分を頼る小麦の代替えとして素人でも思いつくのが米粉だ。米はいうまでもなく、自給率100%の国内生産で供給価格が安定している。加えて主食としての米の消費量はパン食の影響や人口減少から毎年10~20万トンの幅で落ちている。つまり、米離れから供給量も潤沢で、米粉の需要が拡大すれば米農家としても、喜ばしいことである。
このように、米粉の重要性や必要性が高まることは間違いない。ただ、小麦粉代替としての選択肢となるためには、生産量や価格などクリアすべき課題もある。
米粉は原材料や製造方法の違いから、小麦粉よりも高価格なことが現状でもある。そのため、毎日の料理に使用すると食費アップにより家計の負担となる。これでは本末転倒である。
米粉パンがなかなか普及しない理由については、「扱いにくさ」がある。 小麦パンに比べると生地の粘りが強いため、伸ばしづらいなどのデメリットがある。パン職人には敬遠されるケースが多かった。
価格に関しては製造方法の改良や大量生産によって小麦粉並みに近づけることは不可能ではない。
パチンコ日報が、パチンコとは全く関係のない米粉ビジネスをなぜ取り上げるのか? 勘の鋭い読者なら分かっているだろうが、察しの通り、新規事業案件として大手ホールに米粉ビジネスの話が持ち込まれている、という。
米粉は将来有望な市場で、全く畑違いの場合は、米粉会社に投資するのが一般的だが、今回は、閉店したホールを製粉工場として活用。自社で米粉の製粉工場をやる、という話だ。
ちなみに、さくらコマースの関連会社であるモランボンのように、ギョーザの皮では圧倒的なシェアを持っているケースもある。

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価格的に米粉が代替になるのでしょうか。
それにパン工場や麺工場で、小麦粉補充口に小麦粉を入れる代わりに、米粉をいれるだけで
普通のパンや麺に近い、米粉パン屋、米粉麺になるものか簡単にできるのか疑問を感じます。
ホール企業から設備投資してまで、米粉工場を立ち上げて、採算とれるものでしょうか。
大手製粉会社との価格競争に苦戦しそうですし、
食品関係は異物混入が、発覚すると消費者のイメージダウンに、なりますので色々大変そうです
ピンバック: 匿名人
石炭不足で電気代は上がり続けて、今年年末の電気代は昨年1月の2倍になるそうです。
食料と電気代が上がることによりあらゆる物価が上がり、日本人はますます貧しくなり
家計からアミューズメント費を家庭から捻出する余裕もなくなるのではないでしょうか。
業界にも向かい風が吹き続ける時期が続くでしょう。困ったものです。
ピンバック: 匿名人
考える事が浅はかだ。パチンコ屋みたいな
社会に役に立たない産業みたいにはいかない。
責任がしょうじるんです。
ピンバック: 負け組
ゲーム業界なども今は不動産や出版と並行して収益を確保しているようですし、パチンコ業界が外食・喫茶・食品に進出するのは全然ありではないかと思います。
ピンバック: トク・メイ