2018年は業界が正念場を迎えるとば口になる年でもある。遊技機規則が改正され射幸性の落ちた機械での営業を余儀なくされていく。ホールもメーカーもこの1年を旧基準機で乗り切ろうとしているが、それは対処療法であって根本的解決には至らない。そんなことは百も承知だろうが…。
「射幸性が落ちた新基準機で集客するのは難しくなることが想定されています。広告規制でライターも呼べない。ますます集客の間口が狭まって行くのが、今年からです。従来は施策で集めて、施策でリピーターにする手法が主流でしたが、その方法から転換したホール企業が生き残れると確信しています」と話すのはアミューズ・ファクトリーの宮川雄一社長だ。
一般的な商売では特売デーやイベントで集客してお客の満足を引き出すことができる。ところがパチンコ業界は施策で集客できても、全員が勝つことはできない。大半が負けるから満足を引き出すことができない。にもかかわらず、そんなことを繰り返してきたのがホール業界の特徴ともいえる。その手法もいよいよ通用しなくなって行く、ということだ。
「1カ月のカレンダーを見たら分かるように、有効な施策を打てないのが現状、施策だけでカレンダーを埋め尽くすことなどできるはずもありません。施策のない空白日こそがホールの実力です。この空白日に施策に頼らないでシェアを引き上げるにはどうすればいいのか? 問題意識を持っているホール企業様へ貢献することがこの研究会の目的でもあります」(宮川社長)
研究会に参加した人のアンケートでもこの空白日対策を推す声が多い。ホールの前をたまたま歩いていたパチンコ客が、思わず「入ってみたくなる」、「打つ気にさせる」などの店頭プロモーションも空白日対策の一つだ。チラシやweb広告以外で、ふらりと入ってくるお客を増やすことが空白日の稼働を上げて行く。何もやっていない空白日に来店したお客の方が固定化比率も高い。
■第21回研究会の主な内容
①今後のパチンコ店のあり方を考える
②パチンコ店としてのビジネスモデルについてのヒント
③施策の空白日対策について(第2弾)
④その他異業種も含めた経営・営業上のヒント
⑤差別化やリピート化・固定化の重要性とポイント
東京会場:1月24日(水)
大阪会場:1月26日(金)
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衰退していくパチンコ業界の活性化の手立てを。
歴史的にパチンコが死にかけた時、復活させたのは交換率とか営業方法なのでしょうか?
連発、特電、フィーバー、ゼロタイガー、貯留連チャン、確率変動というパチンコそのものによる新しい遊び方の出現だ。
スロについても集中役、貯金、上乗せ、ストック、ATなどのパチスロそのものによる遊びだ。
いろんな指標を元に分析される数値があると思います。
しかし、パチンコを救うことができるのはパチンコしかないのではないでしょうか。
パチンコとパチスロという遊技機本体が生み出す遊びの世界観しかお客さんの来店動機を変えることはできないと思いますよ。
ピンバック: ヨッシー
修正する事、 新台に頼らない開店イベントの工夫、
他店との差別化の工夫、今までの新台導入による利益が
望めないという現実の認識、地域のイベントや、個人の
イベントなど記念日などを活用したイベントの工夫、
近隣他店とコーナーや機種構成などでの差別化、沖スロ
など、その他、他店では出来ない体験が出来るか、提供
出来るか、? まずは、利益が減少したときの体力
ありきですが・・ライザップでも呼びますか?
ピンバック: シリアス
ありきたりですが日頃のお客様の来店率を上げるしか
方法は無いですよ。休眠客とか新規客の勧誘は
非常にお金が掛かって投資対効果が見込みにくい。
そうすると日頃の商売をどうするかしかないよね。
ヒントはこの日報コメントにも山のようにありますが
まずは仮説及びPDCAだと思いますよ。
ピンバック: ベン
ピンバック: 獣
実際に集客やパチンコ店の業績アップに効果あるのか・・・
ピンバック: みな