スロットをやる若年層と40代以上のパチンコファンに一定の読者層があるためだ。
昔は連チャン話などを取り上げると反応がよかった。ただ、最近は読者カードでもパチンコ関連記事は反応が悪いということが見て取れた。
読者の食いつきも悪く、パチンコは時代遅れの遊びという認識が編集部内にはあったが、業界を震撼させる問題なので、取材準備を始めた。
取材するにあたって業界のどこから進めるか、ということで業界全般に詳しい業界人に白羽の矢が立った。
「パチンコは許可営業で警察は怖い存在なのに、半年の猶予がありながらどうしてやらなかったのか?こんなに時間を貰っていながら、やらないと、そりゃ、警察は怒りますよ」
若手記者の疑問はここからスタートした。
そこで業界の歴史や構図を説明するだけで2時間を要した、という。そこから話を進めないと理解できないと考えたからだ。
1997年の社会的不適格機の撤去、2004年の4号機撤去、直近のMAX機、AT機規制の話の流れの中で今回のベース問題に話が及んだ。
「業界を守る意識があれば、一生懸命努力するはずなのに、業界を守る気が業界人にはないんですね。今まで何度か危機がありながら、何とかなってきたので、警察に対しても何とかなる、という甘えがあるんですね」と記者は呆れた。
業界では上場していれば一流企業と思われているが、一般の人から見れば、パチンコメーカーに、そもそもブランドイメージがない、という。盤面を見る限りどこのメーカーの台かを見分けることもできず、どれを見ても一緒に見えるからだ。
記事になるかどうかは記者の興味にかかってきた印象だった、という。
与党関係者が個人的見解として、次のように持論を展開した。
「今回の撤去問題はカジノ絡みかも知れない。警察庁は今回のベース問題をパチンコ店が期限内にできないことを最初から見越していた、と思う。3カ月では短く、1年では長すぎた。半年間の猶予は絶妙の期間だった。それにまんまと嵌ってしまったのが業界だ。全台撤去という強硬手段に出られても、警察が求めるベースに対して100%やっていなかったのだから反論もできない。警察はカジノと遊技の整合性を求められても、これで実績を残したことになる。そういうシナリオがあったとしか思えない」
その推論が当たっていたら、別のメディアも飛びついてくる。

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警察に言われる前に先手先手で物事に取り組めばこんなことにならなかったでしょうに
陰謀論を訴えても支持するのは業界人だけだと思いますよ
ピンバック: カフェオレ
ピンバック: 通りすがり
でもそう考えると半年の猶予間近の12月に店はどう対処したんだろう?高ベースに対応した機械は間に合わないし、東京は非等価になったけど釘は変わってない。
店は高ベース対応機種が一通り揃うまで身銭を切ってベースを上げなければいけなかったんですね、無茶な話ですが。
大半の機種が撤去となれば、1パチや0.5パチを続けるのは無理ですね。さてどうなるんだろう。
余談ですが、都内は非等価になった事で近所のホールは明らかにスロットの平均設定が上がっています。現金投資によりシビアになった人も多いのは事実ですが(貯玉があるにも関わらず現金投資をしなければならないストレス)。
ピンバック: くろねこ
残念でしたね。まあ自分たちの撒いた種ですから。
ピンバック: 一般の人
ホールはメーカーに検定時の釘を問い合わせてそれに可能な限り近づく調整して営業しましたか?メーカーは検定に際して通常遊戯する前提の調整で割を調整した台を出しましたか?
どうせ出来ないなら怒られるまで、期限ギリギリまで今まで通り或いは今まで以上にやったれって考えじゃなかったですか?
やって無理でしたとどうせ無理だからやらなかったではそれは印象も変わりますよ。
なんで決められた事を守ろうとしないかな?昔から決められた事を守らずやらかしては締め付けられて今があるんでしょ?
学習能力ないんでしょうかね。
ピンバック: DNT
出来ないではなくやらないが正解だ。
コメントにも上がっているがやろうとした形跡さえない。
このような業界に情けは無用だ。
即刻回収撤廃を指示し出来ないなら営業停止にすべきだ。
違法機械で営業なんてとんでもない話だ。
そんなこと他業界では有り得ない事なのだから。
ピンバック: 通りすがり弐
ホールはホールごとに考え方が違い、対応できる機械の生産をしていれば購入したホールも多いはず。
ホールは今回のようなMAX機しか入替しないのではなく、選択肢にMAX機しかなかったというのが正論でしょう。
メーカーなんか10社もあればいいのでは?
都内に本社ビル?発表会?
1台40万、50万というものをお客から回収しなければならないと思ったら年に数回入替なんぞあればよい。
それで潰れるメーカーはそれまでだ。
ピンバック: SNC
正直、パチンコ業界関係者以外、今回の動きは皆警察を擁護するだろうな。完全にパチンコ潰しに国全体が動いている。
グレーギャンブルさせる業界のくせに目立ちすぎだわ。俺が警察なら徹底的にやるよ。誰だってそうだと思う。それが国民の総意だからやりやすい。警察としてもギャンブル撲滅ということでアピールにもなるしなw
ピンバック: 遊技者目線
ピンバック: 甘太郎
こっちからも拒否され、完全に居場所が無くなりましたね。
どんなに時間があっても利益最優先で
我が身を削って好かれる努力は最後。
嫌われて当然でしょうよ。
今まで楽に儲かったのが奇跡だったのです。
これからどうするつもりでしょうね。
パチンコ業界以外はこんなに甘くないですよ。
ピンバック: サファイア
そうですね
普通は仕事時間にブログにコメント投稿なんてできないでしょう
元店員のサファイアさんがその厳しさを味わったわけですね?
そして今もより厳しい別の業界に行けないでブログにコメントしているということでしょうか?
>あっちから拒否され
>こっちからも拒否され、完全に居場所が無くなりましたね。
あなたの状況を思い描くと、この言葉笑えません
元気出しましょう
いつかいいこともありますよ!
ピンバック: 匿名
ピンバック: クソ
これをきっかけにパチンコ玉の動きだけで《大当り・ハズレ》が目視可能なパチンコ機種が増えてくれればいいなあと思います。
ピンバック: イケロン
そもそも全国に10000店もあるわけで、どうやって一斉に取り締まるのか疑問です。
踊る大捜査線の台詞である「レインボーブリッジ封鎖できません!」
じゃないですが、本当に手に負えるものなのでしょうか。
ピンバック: 軍団員
ピンバック: うにばーさる
ピンバック: スロ屋
元々はグレー業界です。最近目立つ動画配信やTV、雑誌。そして今じゃ切り離せなくなったタイアップ機に派手な筐体・・・
色々やりすぎましたね。大型チェーン店展開とかもスーパーでもないのに何か間違いな気がしますし
ピンバック: おほほほん
これから先の今年度中に1分間の100発の打ち出し玉に対して30〜40発の戻り玉を獲得できるようにベース調整を行ったパチンコホールに対しては、
行政はどのように対応していくのだろうか?
ある意味興味津々だな〜(^ε^)-☆Chu!!♪♪♪♪♪
ピンバック: イケロン
ピンバック: 匿名
記憶ですと、釘が折れた場合、打ち直すにも変更申請が必要でなかったでしょうか?
これがあっていたならば、この半年の間、機種ごとに変更申請を行うことが求められていたのでないでしょうか?
現在設置されてしまっていますので、毎晩数台、または、「一晩で直しちゃえ」まずいでしょ。
むやみやたらと釘をいじってはいけないわけですから正規の手続きではこうなります。
現実問題全てのホールがこの対応していくと生活安全課も大変でしょうね?
昨日も書きましたが、各メーカーからの申告によって撤去台を決めるのではないかと思います。
パチスロなどでは、4号機末期を別にすれば、裏もの以外で5000枚を超えることはなかったわけです。パチンコで言えば25000発ですね。現状との乖離を考えると締め付けとなりませんかね。
ピンバック: 通りすがりの元メーカー卸
一般入賞口に入賞する遊戯機として有りえない状態だけど?
釘の状態をそのようにして、一般のお客さんが打ちますか?
ホールが何の努力もしていないと言うより
客離れを防ぐため積極的には動けなかったのが真相。
ピンバック: 匿名
他のメディアが飛びついて報道したとして、世論がパチンコ店の味方をしますか。規模縮小を喜んで見守る人がほとんどだと思いますよ。
官憲を敵に回すなら民間人を味方につけるのは正道ですが、すでに民間人を敵に回している状態では無理ですよ。
ピンバック: 匿名
店長の友人に聞いてみたところ、いつものことだと。どうせ時間が経てば、いつも通りなあなあになるだろうとのこと。
気にするのはいつまでMAX機が使えるのか?とか、地区によって時期に差があるのか?みたいです。
また、部下に書類作成は任せて、自分は会社の在庫台を確保するだけ。
周りと競合も状況は一緒だから何も変わらない。ただ、台の取り合いだけがめんどくさいだけとの言葉が印象的でした。
ピンバック: 元店員
一般入賞口に入賞する遊戯機として有りえない状態
おっしゃる通りと思います。だから、行政もベースのみチェックするとしたんでしょう。遊技できないヘソじゃ営業できないですからね。
結局、日報さんで何度も書かれたように、ベース40でヘソも今くらいのサイズでホール運営していくには、40玉交換くらいにする以外ないかと。
それでやりくりできるようにコストを見直すとか、お客さんに40玉交換の面白みを伝えていく、そのための猶予期間だったのかなと。
もし、業界全体でベース40での営業を真剣に考えていたら、機械を撤去しろとまで言われることはなかったのかも。
逆に、カジノとの棲み分けを明確にすることが目的だったなら、撤去指定機種=高射幸性機種になるかと。
ピンバック: くう
形式試験時には、釘調整(スタートは激辛・一般入賞口は激甘)でギャンブル性を抑えて、
台の許認可を取得しているのに、工場出荷時には玉持ち悪いギャンブル機ですから。
本来、釘調整はやってはいけない事であるならば、
「形式試験時の台の釘調整は禁止」とすべきでは?
ピンバック: 匿名
ピンバック: 匿名
>一般入賞口に入賞する遊戯機として有りえない状態だけど?
匿名さんのコメントで思い出したのですが、
チューリップの平台が中心だった頃は、もともと入賞口には
入らない釘の位置になっていて、店に納品されてから釘師が
入賞するように調整していた、と(今はほとんど見かけなく
なりましたが)パチンコの新書単行本に書いてありました。
つまり出玉率はほぼ100パーセント店の支配下にあった訳で、
これなら(今は閉店しましたが)巣鴨「天国」ホールの老管理
人が生前言っていた「真面目に営業すれば、その日食べる分く
らいは稼げる」営業もできたわけですね。
今のパチンコは極論すれば全台が「パチンコ玉で遊戯するスロ
ットマシン」な訳で、機械の値段も1台30万円以上するわけ
ですから、もう総台数100台以下の小型店は存在自体が不可
能なわけですね。セブン機が出だしの頃は価格が10万円前後、
電役なしの平台は3万円前後でしたから、CR機用の設備も無
い時代なら店舗の設備費用も桁違いに安価でしたし。
もう経営側も数世代は交代して、以前のようにきめ細かく釘調
整できる職人も払底しているのでしょうか。そうなるとこのブロ
グで常々強調されている「玉の動きで楽しませる」パチンコを
復活させようとしても、結局「出せないのでひたすら取る」にし
かならないのではないかと思います。
今回の入賞ベースの問題の構成要素には店舗(CR)設備と
機械代金にかかる高い費用の、構造的な難点が基にあるだけに
解決が困難に思えます。
個人的には、一方で「まどか」のような傑作も味わえたので
業界には繁栄を取り戻してほしいと思ってはおります
(「WIN」時のさやかとクールほむらの表情、濃いアニメフ
ァンなら感嘆ものです)。
ピンバック: tameiki
ピンバック: 思ったんだが
半島さん、安部を甘くみちゃあいかんぜよ
ピンバック: 老婆心
釘問題も大事だけど、ノーマルリーチでは(ほぼ)当たらない遊技台の規制もしてくれ。
大当たりの1/3はノーマルリーチからとする、みたいに。
ピンバック: うにばーさる
ピンバック: 一般人A
ピンバック: パチンコ300万台が4月までに撤去、MAX機の猶予も撤回 | まとめるちゃん