500円硬貨が出始めた頃の話だから、昭和58~59年頃だ。
それまでの100円硬貨よりも売り上げは上がり、管理が楽になったのが500円硬貨のメリットだった。
ある日、開店と同時に地元の暴力団員が8人ほどやって来て、6台あった両替機の500円硬貨を全部抜いて帰って行った。
開店と同時に500円硬貨が底を尽いてしまったから、営業ができない。すぐに銀行の担当を呼んで対処した。
暴力団員が昼過ぎに再びやって来た。平然と営業しているのを確認するとまた、500円硬貨を全部両替して帰って行った。
翌日、シャッターを開けると30センチほどの高さに塩が盛られていた。
その日はそれで終わった。
シャッターを開けている時は、気づかなかったが、シャッターに宗教的な落書きがあり、当店では○○を信仰しています、というような内容だった。
嫌がらせはどんどんエスカレートして行った。
今度は男女の大便器を全部詰まらせて使えないようにした。
要求は掃除夫を雇え、ということだった。
時給700円が相場の時代に5000円を要求してきた。朝2時間で1万円だ。この要求を渋々飲むことにしたが、「暴対法ができて本当によかった」とつくづく実感している。
今は暴対法のお陰でこのような要求もできなくなったが、暴力団は別の方法で接触して来る。
それが、巨人・福田聡志投手の野球賭博問題だ。福田投手は夏の甲子園や巨人戦を含むプロ野球の賭博に手を出していた。百数十万円の掛け金の支払いを求めて胴元の代理人がわざわざ球団まで足を運んで事件が明るみになった。
これは福田投手以外にも賭博に手を出している選手に対して、「足を洗ったら福田投手のようにばらす」との警告とも取れる。
「丁半博打でハメられたオーナーがいる。賭博なので警察へ被害届を出すこともできない。裏に暴力団がいるとは思っていなかった」
オーナーや親族の給料の一部を3年間に亘って支払っている、という。
ミカジメ料が取れないとなると、それに代わる方法でカネをむしり取ろうとしている。
前出のオーナーはいう。
「ホール関係者は特に品行方正でなければならない。駐車違反もしてはいけない。孫には万引きと間違えられるので買い物中、ポケットに手を突っ込むな、といっている。電車に乗る時は痴漢の冤罪にならないよう、両手を上げて吊革を持て、といっている」
ハメられたとはいえ、違法な博打に手を出した時点でオーナー失格である。

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流石にパチンコみたいな喧しい場所に1日中、固定して座っていてたかだか10万20万勝ったとかアホらしくてやってられんだろ。お金持ちとしたら。
早くカジノとか出来てお金持ちがお金を消費出来る場所を1つでも増えて欲しいよ。
日本は、高級リゾート地もないし。
だからお金持ちは、海外に行っちゃうらしいよ。
ピンバック: 日本は、お金持ちの遊ぶ場所が少ないらしいですよ。
それにしてもマトモなエントリーだとコメント少ないですねぇ・・・。
ピンバック: カフェオレ
パチンコというのは愚連隊という朝鮮系ヤクザが始めたシノギでして
朝鮮ヤクザと日本ヤクザの抗争の一部がパチンコ屋だったというだけです
ピンバック: 鳥山
昔、パチンコ屋のおしぼりにちじれ毛が混じっていて『お前は、リネンをも耐え抜けたのかっっっっっ!』と思った記憶があります。
前回、ピンサロだったのかなと(笑)
今は、指定業者おしぼりが無くなってきたのは、こう言う部分があるからかな。
ピンバック: おしぼりオープン花クン
おおっぴらに荒稼ぎしてるんだから誰だって面白くないでしょうよ…
その行動に出るのがやくざ屋さんであって出ないのが堅気の人なだけ
ピンバック: 乙ちゃん