それぞれの雪景色
ある時のスタッフ勉強会で寒立馬が話題になって盛り上がった。(それから自称、寒立馬研修会と命名)
その時からスタッフの熱意が違って、お客様を思う心のふれあいを競うようになった。
幹部たちも特訓モードに突入した。
しばらく青森を離れて東京あたりのパチンコ店にくすぶっていると、無性に吹雪が恋しくなって、すぐに電話して、逆に元気をもらった。
明日の仕事が大阪難波で雑多なひとゴミと雑居ビルの谷間となる時には、息が苦しいほど「吸って吐いて、吸ってはいてえ~」を繰り返して青森の空気を体内の隅々まで吹き込んだりしたこともあった。
だからといって、寒立馬のように筋肉質でスリムになるかと思えば、それだけは違っていた。
酒の肴に血走っていた。
刺身の格別な美味しいさを歓談したり・・・
仕事が終わって社長と居酒屋談義だったが・・・
もう完全にやられてしまった。
透き通ったイカ刺しに、今朝取れたての山菜のご馳走・・・
まだ夜明けなのに朝方3時頃に、山に入って採ってきた山菜、特に「しどけ」の天ぷらに熱燗なんてシビレテしまった。
疲れがピョ~ンと、飛んじゃって・・・
最後には、「じゃっパ汁」で、仕上げってワケで、至福の時だった。
何しに来ているのか、わからない時もあった。
外は、相変わらず地雪舞う真夜中にもかかわらず、ふと、1時間も余計にしゃべくると、うっすらと、夜が明けかけていた。
下北は、わりと白夜っぽくて、関西よりも夜明けが1時間も早い。
「寒立馬」に想いをよせ続けて今に至っているので、話はとても尽きることはない。
それにしても、「すきま風」で一世を風靡した 杉良太郎は恐山の広域な敷地に別荘をもって、東京からヘリで移動する大判振る舞いだそうだが、なぜか地元では自慢話になっている。
妻の五代夏子も下北にはちょこちょこっと、訪れては、青森の話題になっている。
ベトナムの親善大使をしている映像を何度か見たことがある。アタマが低くって、親分肌で・・・
地元ではパチンコ屋には手を出したら、いかんことが暗黙の了解になっている。
今時、時代遅れかも知らないがショバ代は歴然と残っている地方もあって、いやな世界だ。
恐山には恐れ多くて!?
ただ不可解なのが、なぜ、恐山なのかが気になる。
私は何度も誘われてもお断りしたのが「恐山」だった。
弘前、十和田、八戸にも行っているが、恐山にはちょっと。
八甲田や竜飛岬、奥入瀬には喜んで足を運んだのに。
「ちょっと」って、感じなのは、何ですかね。
普通ならジャンルの違い過ぎに戸惑って敬遠するとか、ならばわかるけど。
まだ、ちっちゃな頃、すぐ近くに神社があった。巫女さんが霊魂を呼び起こす振る舞いが、気持ちが悪くてお腹が急に痛くなったり、どういうわけだか幽霊と重ね合わせていた。
傍からして何ともないことでも、ひょんな傷跡を引きずって、踏み込めない世界ってある。
う~~~ん・・・やましい事は決してありませんが。
「いたこ」と、あの赤っぽい風車って奇妙な感じがして・・・
幼い頃に東京のどこかで焼きついた、いやな想いが消えないでいるとしか考えられない。
*「いたこ」:東北地方では、口寄せをする巫女(みこ)をいう。
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この話は、どうオチがつくのでしょうか……?
まさか、馬の話がメインではないですよね。
どうパチンコの話題にシフトしてくのか、
ちょっと予想がつきません。
ある意味、とても楽しみです。
ピンバック: 通りすがりの人
通りすがりの人さん
すでにホール運営に関係した内容になってまっせw
ピンバック: Unknown