パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

魚、野菜、肉の即売会で来店動機とリピーター化を

11月に開催される全国共通のパチンコファン感謝デー以外に、時期をずらして都道府県遊協単位で独自のファン感謝デーを実施している。出玉系、ライター系イベントが禁止される中、抽選で豪華賞品が当たるファン感謝デーは集客をアピールできる数少ないイベントでもある。

ただ、昔のファン感謝デーは玉を出し、抽選時間を告知することは少なかったが、今は玉を出すことよりも抽選が主になった感がある。集客に苦慮しているのか、抽選時間を告知するホールも多い。

出玉や新台に頼らず、集客が出来て、かつ、お客さんに喜ばれているのが、食べ物を安価で販売する屋台だ。

プレモは2年前に干物系の魚を扱う「うおまる市場」をスタートしたのを皮切りに、野菜を扱う「やおまる市場」を始めているが、この夏からリクエストの多かった「にくまる市場」が加わり、ハンバーグやハム、ソーセージなど肉の加工食品の販売を開始した。





魚、野菜、肉、とバリエーションが増えたことで、お客さんを飽きさせることもなくなる。



「魚なら1セット80匹からお願いしています。市場価格の半額ぐらいで買える感覚なので、一度ご利用していただくと、必ずリピーターになってもらえます。お一人様の数を制限しないと、買い占めるお客さんもいます。1人2匹までとすれば、家族や友達を連れて来るお客さんもいます。あるいは会員さんには4匹まで、非会員さんには2匹まで、とすればそれで会員になってもらえるケースもあります。市場が来店動機や新規客開拓につながる可能性もあります。パチンコに負けても持って帰れるものがあればお客さんはうれしいものです」(プレモ・岸上靖社長)



魚は真空パックに入っているが、買った後に遊技したいお客さんは、早く冷蔵庫に入れたいために、そのまま持ち帰りたくなる。それでは本末転倒になってしまうので、プレモでは3回以上開催してくれるホールには、冷凍庫をサービスしている。

銚子や沼津など漁港に近いホールでうおまる市場を開催しても、鮮魚とは違って日持ちがする加工食品なので、売れる、という。

「『次はいつくるの?』、『次はもっと沢山持ってきなさいよ』という声がホールにも直接届いているので、月1回ぐらいの割でやっていただいているホールさんが増えています。固定した日でやるのが効果的です」(同)

屋台形式以外にポイント交換の商品として使うホールもあるようだ。

「うおまる市場」「やおまる市場」「にくまる市場」に関する問い合わせはこちら。




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残念な離職0を目指すために

パチンコ日報とシナジーアーク共催によるホール社員の集いの第2弾「残念な離職0を目指す取り組み」が9月13日、大阪市中央区の難波御堂筋ホールで開催されます。



この集いの目的は業績アップセミナーと違って、パチンコ店の社会的価値を高めることです。通常のセミナーと違ってワークショップ&セミナー形式で、参加者とのディスカッションを通じて取り組みや考え方を共有していきます。共有した事柄は各店舗に持ち帰って実践することにより、一人ひとりの成長とパチンコ店の社会的価値の向上につながります。

「残念な離職0…」についてシナジーアークの蔀晋輔代表は次のように話します。

パチンコ業界では、社員やアルバイトスタッフの確保が難しくなってきていると同時に、離職率も高くなってきています。それが前向きな離職ならともかく、実に残念な理由による離職が多い、と感じられます。

例えばこんな具合です。

・初出勤の時に疎外感を感じ、店舗からの承認を感じることができずに1日で辞めてしまう。

・上司の魅力を感じることができず、「もう学べるものがない」と辞めてしまう。

・パチンコ店で働いていることに引け目を感じて辞めてしまう等々。

そんな残念な離職を防ぐためには、
・新人がすぐに既存メンバーと親しくなり打ち解けられる風土作り。

・部下から目標とされる上司の育成。

・パチンコ店で働いていることを誇りに思える取り組みや自分たちの成長などが必要と考えられます。

その3つを達成するための一つのステップとして、
・自分たちが社内でできる研修(アイスブレイク~チームビルディングまで)を体験して、その学びを工夫しながら社内に取り入れていくこと。

・他店舗での取り組みや実践内容を共有して、そこでの知見を自店に合わせて取り入れていくこと。

・それらを実践することで自分自身の成長につなげていくことだと考えています。

また、自分たちが働いているパチンコ業界を、もっともっと知る必要もあると思っています。
自分たちが働いている業界の見聞を広げることで、より業界に愛着も持っていただきたい——そう願っています。

まずは残念な離職を0にしていかないと、膨大な費用を掛けて採用を続けても、穴の開いたバケツに水を入れ続けることにもなりかねません。

離職をしていった者が、辞めた後も遊びに来てくれたり、近況報告に来てくれたり…そんな店舗が増えていくことが、パチンコ店の社会における存在価値の向上の取り組みの一つであると信じています。

■残念な離職0を目指す取り組みの概要

開催日時:9月13日(金) 13:00~18:00
会場:大阪市中央区難波4-2-1 難波御堂筋ビルディング8F
参加費:1人3000円

Speaker1 
蔀晋輔(シナジーアーク代表取締役)
社内でできる「新人の離職を防ぐ入社時研修と取り組み」

Speaker2
河野真一郎(アサヒディード営業部長)
パチンコ店の価値と社会的意義を再発見!

Speaker3
梁よう(オフィスヤナモト代表)
パチンコ業界のイメージの変遷と今後

お申し込みはこちらから



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儲かり、地域貢献になり、ホールの集客に使える新規事業

パチンコ業界誌でホール企業の新規事業の取り組みが紹介されている事例を見るまでもなく、ホール経営以外の事業の柱を模索する傾向がここ数年続いている。新規事業を探すのは、いうまでもなくシュリンクするパチンコ市場のリスクヘッジの一環だ。

業界の景気が良かった時も新規事業に参入するケースはあった。その時はどちらかと言うとホール経営以外もやっている、という企業イメージをアップさせる目的もあり、片手間でやっている感は否めなかった。

今回はその時とは状況が全く違う。

一般業種に比べたら収益性はまだ高い、と言われているホール経営だが、2021年1月末までに現在設置されている旧基準機を新基準機に入れ替えなければならない。出玉性能は抑制され、新基準機に完全に切り替わった時の客の増減は読めない。

この経費負担についてあるホール経営者は「負の投資を課せられている。かつてのパチンコ経営は3年回収と言われたが、今は7~10年回収になった。ホール経営の魅力を感じなくなった」と現在は別会社を作って飲食店経営に注力している。

新規事業へ参入する場合、全くノウハウがないのでフランチャイズに頼るケースが少なくない。本部の指導により短期でノウハウを習得できる分、本部に支払うロイヤリティーで利益を持っていかれる。

かといってノウハウもなしにイチから新規事業を起こせば、成功するかどうかも分からずリスクが高い。

新規事業をどう始めたらいいのか迷っているホール幹部向けに、ネクステリアが新規事業開発セミナーを開催する。同社の森本耕司社長は地域一番店メーカーで、儲かり、地域貢献になり、かつホールの集客に使える新規事業を提案する。

「パチンコ業界の方は新規事業を探しているのですが、新規事業というよりはどこにでもあるフランチャイズのケースが多いように感じております。私は、業界外で社長の会など参加していますので良い商品を持っている会社を知っています。また、親しくしているパチンコ企業にご紹介したら、即決されるケースがたびたびありました。その中から、パチンコ店の集客にも役立ち、地域貢献にもなる新規事業を4つほどご紹介したいと思います」(森本社長)

■新規事業開発セミナー

大阪会場
8月21日(水) 13:00~16:00
大阪市東淀川区東中島1-18-22 丸ビル別館

東京会場
8月28日(水)13:00~16:00
東京都台東区上野3-7-3 SDビル5階

新規事業開発セミナーの申し込みはこちらから




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パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会とは

物販業では話題の商品やバーゲンで集客して、満足してもらい、店を気に入ってもらうことで、また、足を運んでもらうことができる。

一方のホールは特定日で集客できたとしても、一部のプロに食われ、大半は負けるので、リピート率が低い。負けたお客と向き合うこともなしに、集めることだけを繰り返してきた。

その結果、ますますリピート率は低くなり、売り上げも上がらず、リニューアルもできない状態に陥っている。本来、業界がやるべきことはリピート率を上げることだが、リピート率が低い中で負けさせることばかりやるから、客離れは加速する。

世の中にはプロ経営者と呼ばれる人たちがいる。豊富な経営経験があり、社外から招聘されて企業のトップに就任。見事に業績を立て直していく。

そもそも、パチンコ業界には経営のプロになれるような学びの場がなかったのが実情だが、このほどアミューズ・ファクトリー(東京/宮川雄一社長)は個人でも参加できる「パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会」を開講することとなった。

「この業界は経営のプロがいなくても店舗数を増やすことはできました。新店でオープンした店舗もやがて老朽化と共に売り上げは下がる。今まではリニューアルでテコ入れし、経営者は『もっと売り上げ粗利を上げろ』と店長の尻を叩く。戦略的に売り上げ、粗利を上げるシナリオがないので行き詰っています。多店舗展開のプロならどのような状況でも利益を出し続けなければなりません。プロの経営者がいれば、見えてくる業界景色も違ってきます。これまで弊社はご支援先様の営業幹部の皆様にノウハウをお伝えしてきましたが、プロになる意欲のある方が個人参加できる場を提供することになりました」(宮川社長)

パチンコ店ビジネスのプロを自負するには次の要素が必要になってくる。

①店舗ビジネスの基本的な営業ノウハウが体系化できていること

②繁盛店となるための条件定義が、理論的な背景をもって再現可能なほどに具体的であること

③新規出店を成功させるためのマーケット分析ができ、店舗開発ノウハウ、プランニングノウハウも体系化できている

④稼働予測・売上予測を精度高くできること

⑤不振店を再生するノウハウが体系化できていること

⑥多店舗展開に関するノウハウやチェーン店のマネジメントノウハウを習得していること

この6項目についてすべてに自信を持ってYESと答えられる人はどのくらいいるだろう? この6つを習得して初めてホール経営のプロと言えよう。

「パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会」では、特定のテーマを設定し、そのテーマを強く意識しながら日々の仕事に取り組み、その積み重ねの結果、パチンコ店ビジネスのプロ、ひいては店舗ビジネスのプロになることができる。

■パチンコ店ビジネスのプロになる勉強会の概要

8月23日(金)14:00〜16:30
会場:株式会社アミューズ・ファクトリー会議室

案内ページはこちら


また、同じような観点からテーマを絞り込んだ形で、多店舗展開のためのノウハウやチェーン店マネジメントのノウハウをセミナー形式で開く「多店舗展開のプロになる勉強会」も併せて開講する。

■多店舗展開のプロになる勉強会の概要

9月11日(水)13:30〜16:30
会場:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター カンファレンスルーム5B

案内ページはこちら




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シフト管理を「見える化&効率化」することで人的資源を有効活用

圧倒的な売り手優位の最近の採用市場で、パチンコ業界では時給を上げてアルバイト募集をかけても思うように集まらない状況が続いている。そんな採用市場でパチンコ業界同様にアルバイトの採用難で苦しんでいる飲食業界では、人的資源の有効活用に注力している、と言う。

その要となっているのが「シフトの可視化」であり「効率的なシフト管理」だ。

あるファミレスチェーンでは、シフトの可視化を行ったことで、提出シフトと実働の差異が発覚。無駄な出費につながっていただけではなく、時間が空いているアルバイト人材が多数いることが判明した。

「人が足りない」と募集をかけていたわけだが、実はうまく調整できていなかっただけだった。シフトの可視化によって人的資源を効率的に使えていないかったことが分かった。

個人の自由な時間で好きな時に仕事をするという意識、欲求が強い最近の若者はシフトの固定は離職につながりやすい。いかにして「個人の時間を買い取るか」という意識と具体的な施策=「自由シフト」が強く求められている。

ホールのケースを見てみよう。ホールアルバイトのシフト管理は早番、遅番をベースに、人数が増えれば増えるほど煩雑な業務となる。

「箱積みの店舗では人数が多いのでパズルゲームのようになり、シフト表を作るのに丸1日取られたりすることもあります。中々予定の分からないバイトって自由度が高すぎるので、逆に希望日を取ってもらっている。空きがないように交渉・調整に時間を取られます」と話すのはホール主任。

一般的には1カ月前には次月のシフトを組む。白紙のカレンダーに出勤可能な日を入れてもらい、各自から回収したものをエクセルに落とし込みながら調整していく。提出期限が来ても学生バイトは1カ月先の予定は分かりにくい。2週間前なら比較的予定が立てやすいが、それではシフト管理の作業を月2回行わなければならず、手間が増えるので現場はやりたがらない。

もっとシフト管理を簡略化できないか? そんな現場の声から誕生したのがクロスビットの「らくしふ」だ。リリースから2年余りで3000店舗に採用され、うち、7割が飲食業界だ。パチンコ業界には、今年の春から導入が始まり、30社あまりでトライアルが進んでいる。

「らくしふ」は紙やエクセルで行っていた非効率なシフト管理から、人的資源を最大限有効活用した効率的なシフト管理へと変えることができるものである。

いままでシフト作成・管理に費やしていた作業時間をホール現場本来の業務に注力できるという点もポイントだ。





現場では「紙の方が早い」という声もあるが、紙やエクセルを用いたシフト管理と違って、アルバイトはスマホで希望するシフトを入力するだけ。管理者が1人ずつに連絡確認していた作業は自動で回収される。提出されたシフトはリアルタイムで自動入力される。

シフト管理がパソコンで可視化できるので複数店舗の一括管理が行える。アルバイトが希望したシフトが入りにくいという不満に対して、入れる時間帯のチェーン店に回すなどの柔軟なシフトにも対応が可能になった。アルバイトはシフト確認をLINE上からいつでもできるので、確定シフトを店に取りに行く必要もない。

また、勤怠管理システムとも連動できるのでシフト管理→勤怠管理→給与計算、と「働く情報管理」を一括で行うことができる。

シフト管理を「見える化」することによって、潜在人員を発見できる。他店へのヘルプに回すなど、人的資源の有効活用も可能に。特にチェーン店ではシフトの効率化によって、業界とは縁遠い「自由シフト」にも対応することも可能になる。

採用難、かつ、ダブルワークが当たり前の時代に、他社と掛け持ちされるくらいなら自社のチェーン店で人材を共有・シフト入りしてもらう方が明らかに効率的で求人費の削減にもつながる。

採用事情が厳しいパチンコ業界では、将来を見据えた人材戦略が必要になる。人的資源の有効活用につながる一つのアイテムが「らくしふ」とも言える。


現在、パックエックスイノベーションでは「らくしふ」の1カ月無料トライアルを実施している。

詳しくはパックエックスイノベーションまで。








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