都内のあるホールの在籍スタッフは、社員・アルバイト合わせて22人。早番・遅番に分かれれば、10人前後で日々の営業を回している。そのうち 12人がインフルエンザで離脱。学校なら即「学級閉鎖」だが、ホールにはそんな仕組みは存在しない。
店の扉は毎朝自動で開く。客は来る。機械は止まらない。だから店も止められない。
ホール側も無策だったわけではなく、感染経路の多くがスタッフの家庭内、特に子供からの感染であることも把握していた。そこで現場はあらゆる対策を総動員した。
基本のマスク着用・手洗い・消毒・うがい はもちろん、事務所とバックヤードの 常時換気、朝礼・終礼の中止、休憩室での「黙食」の徹底。
「こんなことまでやるのか」と思うが、それでもやらなければ店が回らない。
とはいえ、人員が半分消えた穴は埋まらない。人材派遣会社に泣きつくと、経験者は 時給2800円。普段ならあり得ない値段だ。
未経験者は1800円と言うが、果たして即戦力になるのかは未知数。それでも雇う。それ以外に選択肢がない。
なぜか?
ホールは止まった瞬間、売上がゼロになる商売だからだ。
飲食店のようにテイクアウトもできない。
EC販売のようにオンラインで代替もできない。
店舗で稼働して初めて、わずかな粗利が積み上がる構造の中で、丸一日閉めるという判断は、経営的には最終手段どころか死刑宣告に近い。
一方、法的には社会人の出勤停止の明確なルールは存在しない。
医療現場の基準としては「発症後5日、解熱後2日」が推奨されているだけで、企業に強制力はない。
つまりホールは 「営業を続ける」か「閉めて倒れる」かの二択を毎日迫られていると言っても過言ではない。
これが、今のホールの置かれた地獄のような現実である。
働く側も決して好きで休んでいるわけではない。辞められたら穴が広がるのは本人たちも分かっている。
経営も、従業員も、どちらも追い詰められている。
「インフルエンザが流行してるなら休めばいいじゃないか」。
それが通用しないのがホールという現場だ。
この冬、ホールの運命はどこへ向かうのか。
経営と現場の両方が限界ギリギリの綱渡りを続けるしかないようだ。
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ピンバック: どうでもいい
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できる策を考えないと、店は止まり、現場も潰れて、経営がタヒんじゃいますよ。
1. シマ単位の部分閉鎖で必要人員を圧縮
2. 業務を緊急モードに簡素化
3. 未経験者でも回せる業務分割
4. 感染源対策は家庭を重点強化
5. 出勤協力には短期インセンティブ
6. 平時からマルチスキル化
7. 省人化設備への投資
8. 業界として休業基準を作る
ピンバック: メイン基板
どんな業種も止まればそうなるんですが、パチンコは如実だということですね。
少し思ったことを。
逆に言えば、止まらず動けばかなり大きなカネが動き入ってきますよねパチンコホールは。
だから倫理観よりカネが勝ってしまうのか、過去の激甚災害レベルでも能天気に店を開けたりして世間の非難を浴びてますよね。
しかも大手ホール企業が、です。
世間の風当たりが今でも強いのはそういう過去のおこないから来てると思います。
インフルで店が回せないなら正直に張り紙でもして休むほうがいいかもしれませんよ。
ピンバック: 通行人
換金税&法人税を二重で支払いましょう
業界再活性化にはこれしかありません。
ピンバック: 消費税廃止(パチンコ税導入を求める会)
ピンバック: crazydoctor
ピンバック: 定年リーマン
売上・利益が減って潰れたら一番困るのはオーナーなのですから、なんならオーナーの一族様まで総動員する位でないと。そこまですれば現場社員にも経営陣の本気が伝わるというものかと。
ピンバック: 打っているのは依存症ばかり