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さらなる電気代の値上げの影響は出玉へ

東電管内で営業しているホールは6月1日から電気代が15.9%も値上がりすることに戦々恐々としている。

2022年度は原油価格の高騰に加えウクライナ情勢不安などで電気代の値上げがあったばかりで、再びの値上げはホール経営にも影響を及ぼしてくる。

「値上げ前は月額200万円台で収まっていたのですが、去年の値上げで350万円になり、今度の値上げを15%で計算すると390万円になります。1日で1~2万円分上がる感じです。その分、1~2万円分粗利を上げる感じになりますか、釘がさらに閉まる調整になってしまいます」と話すのは東電管内ホールの店長。

5月だというのに30度越えする気候に冷房温度が気になる。雪国以外なら冬場は機械の熱が暖房効果にもなるが、夏場となるとそれがすべてマイナス要因に働いてしまう。冷房の設定温度を下げれば、さらに電気代が上がってしまう。

このホールでは工事現場用の大型扇風機を送風機代わりに使っている、というが、客からすると貧乏くさく映り、玉も出さないホールと烙印を押されてしまいそうだ。

東日本大震災で原発が稼働しなくなり、電力需要が逼迫した時、政府は節電のために夏のエアコンの設定温度を28度にすることを推奨したことがあった。それを政府が再び音頭を取って節電キャンペーンをしてくれたら助かる、と店長は考えている。

ホールは避暑地の役目もある中で、28度では生暖かく涼しい感じにはならない。これでは、涼みに来る客も期待できない。

ホールの電力構成は空調、遊技機、照明、島設備、自動販売機の5つに大別できる。電気代のうち、約50%を占めるのが空調だ。照明や遊技機はLED化などでそんなに電気代は食わない仕様になっているので、空調を抑えることが電気代の削減につながることは周知の通りだ。

パチンコ店内で一番電気を使うのは、エアコンの動力系で、エアコンの室外機の動きを制御して、電気代を落とす方法が主流だ。このデマンドコントローラーは各社から販売されているのだが、業界はアレルギーを感じている。

例えば、ホールにたくさん取り付けられている室外機を1台ずつ順番に自動的に止める方法がある。一定時間、室外機が止まっているから電気代が落ちる、という原理だ。

ところが、この方法だと室外機が止まっているエアコンは送風状態になる。その部分のお客さんは不快に感じることがある。さらに、止まっている隣のエアコンが室内温度を保とうと頑張って出力を上げるので、プラスマイナス0になったりするケースもある。

加えて、室外機を頻繁にオン、オフすることは、通常運転よりも電気代のかかる起動電力が増えてしまうことにもつながり、思いのほか電力が下がらないケースがあったり、機器の故障の原因にもつながる可能性がある。

そこで、冷媒が走るスピードを遅くしてエコ運転させる方法を考え出し製品がある。車でも120キロのスピードで走るよりも、60キロで走った方が、燃費がよくなるのと同じ原理を応用した機器も発売されている。

フル運転を100%とすれば、70%以上で運転しないように自動制御でインバーターの周波数を下げている。常に冷風が出ているので不快に感じるお客さんもいない。その方式で電気代を30%削減することに成功している。

工事用の扇風機は見た目もイメージが悪い。電気代を削減したいなら省エネ機器の勉強を怠らないように。


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