パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

スマート機時代は店長が表周りをする時代

上野は東北の玄関口であり、パチンコ村でもある。

東京の桜が開花して花見シーズンとなった3月のとある日、上野で3人連れが業界人の前を歩いていた。東北訛りでも山形弁でパチンコの話をしていた。聞き耳を立てるでもなく、後ろを歩いていても会話が聞こえてくる。

「今度は〇〇が潰れそうだ」

「〇〇が売りに出ている」

「ウチも今年中には1軒閉めることになりそう」

「新紙幣対応が大変だ」

業界の厳しい状況を話し合っていた。会話の内容から2人は上司と部下。もう一人は他法人のホール関係者であることが推察で来た。

ま、こんな会話は業界のあいさつ代わりのようなものだ。さして驚くような内容でもないが話題は急転する。

「〇〇さんが店長している競合店はヤバイ。オーナーが昔から暴力団とつながっている。幹部が食えなくなって、オーナーの指示で店長が食わしてやっている。毎日勝っているから、常連の間でもバレ始めている。摘発される前に潰れるだろうけど」

設定漏洩でもしているかのような話だ。それをオーナーの指示で店長がやらされているなんて。潰れそうな店ならそんなに客もいないことだろう。そんな店で毎日勝てば、そりゃ、常連客は勘づくというものだ。常連が気づけば、「こんな店で打ってられない」とさらに客離れは進む。

話しは遊技機問題へ移行する。

「ウチはスマート機は買えない」

「スマスロは入れたが、ウチはスマパチは一気には替えない。オーナーは3年で全部入れ替える計画のようだ。それに併せて人員削減する。スロットコーナーはゼロにする。パチンココーナーもオーナーは少人数で回す考えなので、〇〇店長は今から少ない人数で回せるように教育しておいて。店長も事務所にいるようではダメ。ホールを回れ」

ここで店長と思われる人が反応する。

「回れと言われれば、そりゃ回りますが、事務所でデータも見なければいけないし、やることは色々あります」

スマート機導入は大幅な人員削減が目的であることは言うまでもないが、ここでスマート機時代の店長の仕事内容も変ってきそうな気配だ。

店長に昇格したからと言って現場には出ずに、事務所にずっといられる時代ではなくなる、ということだ。表周りを削減した分、そのお鉢は店長に回ってくるということのようだ。

店長だからと言って胡坐をかいていられる時代ではなくなる…。

3人は不忍池へと向かったところで追跡をやめた。



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