業界の救世主と期待されてスマスロもスタートダッシュこそ成功した。初日から万枚報告やコンプリート機能発動の報告が見られ、話題性・稼働・粗利ともに申し分のない初動となったが、その分、キツイので、長続きはしない。スロットが強い強豪ホールでもスマスロコーナーの空席が目立つようになった。
射幸性さえ上げればユーザーが戻って来るとメーカーの首脳陣は考えているのだろうが、この“射幸脳”からの脱却を図らなければならない。
西陣の廃業のネットニュースのコメント欄で目立ったのが、西陣がハネモノにも強かったメーカーだけに、ハネモノがホールから消えたことが、業界の衰退につながった、とする意見が多かったことだ。
ハネモノ好きのユーザーは、いうなれば数字合わせのセブン機には興味がなかった層でもあり、ハネモノがなくなればパチンコを打つことも止めてしまった人たちである。
ホールもメーカーもセブン機に比べて売り上げが上がらないハネモノを切り捨てて行ったことは、自らがユーザーまで切り捨てて行ったことでもある。売り上げ至上主義が業界の縮小を招いていることに気づいていないから、いつまで経っても射幸性ばかり追い求めることになるわけだ。
売り上げ至上主義・射幸性至上主義の業界人に頭を切り替えるために贈るのが、ネット上で話題になっているアルバイト猫の「ミクちゃん」だ。
愛媛県松山市に本店があるプリン専門店「坂の上の猫」の従業員でもあるミクちゃんは、猫の着ぐるみを着て、日々の業務に励んでいる。この姿で時には全国各地に出張する。
猫の着ぐるみといえば、マンガっぽいキャラクターを想像しがちだが、顔はかなりリアルなつくりになっているだけでなく、アニメ声でしゃべることもできる。だから接客応対もできるし、口もちゃんと動くように精巧に作られている。
働くことをコンセプトにしているので、レジ打ちやら接客までするから話題性もアップして、SNSでどんどん拡散され、プリンの売り上げアップにも貢献している。
ホールは集客するために芸能人を呼んだりするが、話題性ではミクちゃんを呼んで、プリンを販売する方がお客さんにも喜ばれるというものだ。
パチンコホールのマスコットキャラクターが数多くあるが、基本しゃべらない。このしゃべって、働くミクちゃんの発想を取り入れた、マスコットキャラクターを作ってみたらどうか。このほのぼのとする感覚がハネモノと似ている。
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