同期入社は28名。実際に顔合わせもなく、パソコンの画面で毎日つながっているような状態だ。
最初のころはリモートによるマナー研修などが行われた。そう、名刺の渡し方とか、社会人としての基礎知識を教わったが、1カ月半も続くと会社もさすがに研修する内容に困ってきている感じをA君は肌で感じるようになった。とにかく何か課題を与えないと必死になっている。
最近のリモート研修は朝のラジオ体操から始まるのが日課となっているが、これが嫌でたまらなくなってきた。また、四六時中パソコンで監視されているようでリモート研修のストレスを感じるようになり、このまま会社を辞めたい気分になってきた。
リモートワークとは違うがあるホールが研修で読書感想文の提出を求めたところ、「レポートなんか書きたくないからパチンコ屋の従業員になった」と結構な人数が辞めてしまった、ということもあった。
A君の家族は4人。2つ上の兄の会社もリモートワークになっているだけでなく、父親もリモート勤務のため、母親も含めて4人が24時間一軒家に閉じこもっている状態で、全員のストレスが爆発寸前になっている。食事がそれ。母親の労力を開放するために、朝食は各々が摂るが、昼食と夕食は当番制にした。ただし、どんな料理が出ようが、それがインスタントであろうが文句は一切言わないルールを決めた。
通勤地獄から解放されたリモートワークも長期に亘ると喜んでもいられない。A君と同じ大学を卒業したB君も今春入社した都内のコンピュータ系の会社も、同様にリモートワークが続いている。
B君はリモート研修をやっているうちに、会社と肌が合わないことに気づいた。B君の実家は北関東で、非常事態宣言解除になっている県で、このまま会社を辞めて実家に帰ることを考えるようになった。
B君の行動は早かった。地元のホール企業に履歴書を送って面接を受けた。すぐに内定をもらった。
実はB君はパチンコ・パチスロはやらないが、就活でホール企業6社を受けていた。理由は父親やじいちゃん、ばあちゃんがパチンコが大好きだったために、興味を持った。マルハン、ダイナムからも内定をもらっていたが、やはり自分がやりたいと思っていたコンピュータの道に進むことを選んだ経緯があった。
今回、内定を出したホール企業からは「いつでもいいから、気が向いたら来て」と緩さがあったが、B君は気持ちが非常に楽になった。
とりあえず、実家に帰ってパチンコ店で働きながらコンピュータの資格を取ることを考えるようになった。
リモート研修は各社とも初めての経験で何が正解か手探り状態だと思うが、何よりも重要なことは、不安に駆り立てられている新入社員の心のケアだ。
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パチンコの経営とはどういうものかをよく仕事で身につけて欲しいですね。
しかし、養分とその養分で資格勉強をしてる人間が同じ屋根の下にいるって素敵ですね。
日本って本当に素晴らしい国だと思います。
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活用するのはあまりオススメできない。
あれは、私的時間、プライベートがほとんどないトップの人たちなら
受け入れられるものだと、自分は思っている。
家庭とは、多少だらしない格好をしても許される空間。そこに、だれた空気を
持ち込むことが許容されにくい仕事空間を持ち込んで、上手くいくとは言えない。
あくまでコロナ対策の一時的処置、緊急避難的な扱いにすべきところを
まるで今までの生活の方が間違っていたかのような風潮に持っていこうとするような、
テレワークに対するメディアの賞賛ぶりは違和感を感じる。
このIT系列の会社は、そういうメディアに騙されてしまったのだろう。
対面座席をやめて、両隣に衝立てを付け、マスク手洗い徹底していれば、
普通の業務でも問題ない。
テレワークは全ての業種でもてはやすことができるような仕事形態ではない。
メディアに取り上げられたから、ネットで推奨しているからと、よく考えないで
安易に迎合すると、彼のような人間を増やすことになる。
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