パチンコ日報

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生活導線を作る話・・・その⑩

今の時代の流れで、生き残るには仕方のない「現状」があることは、ここを読む皆さんが一番肌で感じていると思う。



お客様を自店につなぎとめるのに、新台入れ替えに頼るしかない。集客に新台は必要だ。これは誰も否定はしないだろう。



時代の流れと伴にパチンコ業界も変化してきた。



パチンコ店のトイレは格段に綺麗になった。

従業員の接客も本当によくなった。昔は台ガラスの開閉はバチャン!と音を立てたものだ。



どこもやっていた煽りマイクもほとんどなくなった。

家族連れで楽しくあそぶ光景は遠い昔のこと。



過去を振り返ってもしかたないのだが、この業界は本当に良くなったなと思うし、様変わりした。



トイレが綺麗、台間隔が広い、従業員の態度が良好、止めやすい駐車場、機械台の種類が豊富…という要素は今では当たり前。これがお客様が店選びのポイントになっている。



これも生活導線を作るために重要な要素なのだが、ここで改めて認識して頂きたい。



しかし、これらの要素は当たり前なこの時代で、競合店も実施しているから自店はそれ以外のことを行う発想が必要。



このシリーズでは「新台入れ替えや改装」に頼らない体質作りを目指そう!というのが主旨である。



それらに頼らない体質改善をすれば、もっと効果が出てくる。しかし、この体質改善は地味なのだ。先日のこの寄稿にも書いたがコツコツ行う事が大切だ。新台入れ替えの様に派手ではないし、目に見えての効果は現れない。



たとえは悪いが、新台入れ替えは「麻薬の様なもの」 で、生活導線作りは「毎朝のジョギング、健康管理のエクササイズ」である。



今の新台入れ替え頻度にお客様も麻痺している。



昔を知る業界関係者は皆さん同じ考えではないだろうか。



洞爺湖サミットで入れ替え自粛期間中、売り上げが大きく落ち込んだことはなかった、とホール関係者からも聞く。



つまり、ホールとお客様はメーカーに踊らされている一面も否定できない。



先行予約特典でその台のパフォーマンスを知らずして予約。購入を煽る戦略は常套手段だし正攻法だが、これに乗るしかないホールの現状。



これを打破するのは難しいが、少しでも打破するツールが生活導線である。



たった5台~7台の新台のためにチラシを打つ。それくらいなら店内告知で済ませたいオーナーもいる。



少数の新台導入ならやり方によっては、店内告知だけでも充分に同じ効果が出る方法がある。



それは生活導線を太くすれば可能になってくる。



前回の話の続き。



長くても半年もホール回りをすれば、常連客の顔は全員覚えられる。

それにお客様との会話が加われば、生活導線が太いお客様のことが手に取るように分る。



①毎日来店していた常連のAさんは、最近は体調が悪いので晴れた日だけ来店するとか。



②開店直後から入店する50代の男性は、隣町でパン屋を営んでいるとか。



③ダンナさんに先立たれて、その遺産で遊技する女性とか。

まだまだ沢山の実例がある。



日中遊技して下さるお客様のことを店長やスタッフが皮肉交じりに「毎日昼からパチンコして、何やっている人だかわかんないな…」「あの主婦、旦那が働いているのに毎日パチンコか」。



いろいろな発言をするスタッフがいる。皆さんも同じ様な発言を聞いたことがあるはずだ。



特に若いスタッフにこの傾向が目立つ。これは店長が十分な社員教育をしていない証拠だ。



上記①~③以外にもまだまだあるので、紹介したいと思う。



それは次回で。



続く
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