パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

女将のいるパチンコ店

このまえ、「月曜日は更新が遅いですね」といわれた。



毎朝、事務所へ来るとまずパソコンを立ち上げて、営業部ブログをチェックすることが日課になっているらしい。



そういう読者の期待に応えるべく、普段は9時半までにはアップするようにしているのだが、月曜日は午前中は会議で潰れるので、どうしても更新が遅れてしまう。



さらに、ネタがあればいいのだが、休み明けはどうしてもネタ枯れ。



さっきも取材ノートをペラペラめくったが、これといって新しいネタがない。もっともネタがあれば、すぐにそれをアップしている。



こういう時は奥の手を。



私事で恐縮ですが。



この前、東京からの来客を町屋居酒屋「矗々家(ちくちくや)西心斎橋店」へ案内した。



入店したのが6時40分ごろ。予約は入れてなかったが2人なので、すぐに席に案内される。通されたのは店の一番奥のムーディーな掘りごたつコーナー。完全なカップル席。おやじ2人では不似合いだ。



時間は早いのに店内は結構埋まっている。



この店は調べてみるとチェーン店なのだが、和服姿の似合う若女将がいる店をコンセプトにしているのが特徴で、若女将が接客もする。



料理も申し分のない味と価格。



しかし、スタッフの接客がなっていない。カウンター越しにスタッフがいる。隣で一人で飲んでいたおっさんは追加の焼酎ロックのオーダーをしたにもかかわらず、10分経っても20分経っても出てこない。



オヤジは独りでグツクサ、ブツクサ。女将がそれをなだめる(これこそが女将の役目なのだが)。



幸い、うちらの飲み物のオーダーはすぐに対処してもらったので皿を投げつけようか、というような怒りはまったくこみ上げることはなかったのだが、スタッフの応対が実に危なっかしい。飲みもののオーダーを聞いたらその場で作れるのに、手一杯なのかやらない。



料理はどれもおいしくて東京のお客さんも満足してもらえたのだが、接客がなっていない。



女将も10日前にチェーン店から来たばかりで、何も引き継いでいない、という。



コンセプトを若女将のいる町屋居酒屋にしているのなら、それぐらい徹底させるべきだ。



帰り際にもう一つ気づいた。



町屋の構造は奥に細長い。



入口が受付兼ウェイティングルーム。そこを入るとちぃっちゃなカウンター席があり、そこを抜けると町屋の雰囲気をかもし出す路地で、その奥に座敷や掘りごたつ式カウンター席が広がる。



今日は一番奥の一等席に座らせてもらったが、入口を入ってすぐのカウンター席の狭い空間にテーブルが2つ。満員になるとこんな席に座らせられるわけだ。目の前を客が行き来する。最悪の席だ。



そもそも、ここにテーブルを置くこと自体が間違い。満員になっても売り上げを上げるために置いてはいけない場所にテーブル置いた、というのが客にも伝わる。



こんな席でゆっくり酒も飲めない。



同じ店でグリーン車と普通車なのに同じ料金を払わされるぐらいの差を感じさせる店作りはいただけない。2人がけのテーブルが2卓だが即刻撤去すべきだろう。



女将のいる町屋居酒屋をコンセプトにしているのだからなおさらだ。



その前に読めない漢字を店名に使うな!しかも読んでも意味が分からない。



何か同じサービス業としてパチンコ業界も学ぶ点があった。



そういえば、パチンコ店でも女将のいるパチンコ店をイベント的に行ったことがあった。和服を着て接客するのだが、イベントなので本来の真心はこもっていなかった。



コンセプトはいい。



今こそ若女将のいるパチンコホールはいかがでしょうか。

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