これから共同経営者としてホールの立て直しに入る。
駅前住宅街型立地。競合店は3店舗。総台数237台。昼間で客は15~20人程度。もちろん最下位の稼働率だ。
そんな状況のホールが立ち直っていくであろう過程を定点観測させてもらえることになった。
開店は来月10月を予定している。
当初は店名を変更することも検討したが、看板の撤去費用などを含めると1000万円近くかかるのでそれは断念した。
お客に期待を持ってもらうためには、店名を変え、新しく生まれ変わったホールであることを印象づける必要があるが、まず、その手法が使えなくなった。
これまでのホールとどこがどう変わったかを見せないことには集客できない。
ナゼこの店に客がいなくて、周辺の店には客がついているのかを含め、自店の悪いところを全部ピックアップした。
地域では1円コーナーの稼働が悪い。
1円でも利益を取るために、閉め過ぎている傾向が強いことが分かった。
活路はこの1円に求めることにする。
失っている信頼を取り戻すために「変革集客法」の法則を活用する。ここでリニューアルオープンに際して、何日店を休むかが最大のポイントとなる。
逆な見方をすると何日休んだら客が集まるか。1~2日では1人も増えない。3日で少し増えるかな、という程度で期待度の低い休み方、となる。
行ってみようかと思わせる期待度の高い休業日期間がある。
それこそがノウハウなのだが、期待が高すぎると逆にそれに応えられないことも出てくる。特に今回のリニューアルでは新台を入れる余裕はない。
初日に台数の8割の客が集まり、店が変わったことをいかに印象付けるかにかかっている。
初日の客を150人、と読んでいる。この中にはパチンコをしにくるのではなく、覗きに来る客もいる。
その客に店のイメージが変わっているので、1000円でも打ってみようかと思わせたら勝ち。実際、打ってみると以前よりも回る。
その場合、エリアで人気のある台を特に開ける、ということはいうまでもない。
変革のステップのためには、初日に従来の3倍以上の集客を図らなければいけない。
現在20人なので最低70人は集めなければならない。
「100人入れる自信はある。100人入れば変わったことをお客さんが口コミで伝えてくれる」と意気込みを語る。
オープンまでカウントダウンが始まった。


非常に興味深いお話ですね。
地域によっては新規店舗の開店がなくなった県もあるようですが、
いまだに大型店舗が増える傾向の地域もある中、
中小型の店舗の挑戦に期待します。
願わくは、開店からの短期ではなく、1ヶ月・2ヶ月、年末年始の稼働まで見させて頂けたら大変参考になると思います。
ピンバック: 羽根物大好き
1円を打つ打つ人達は4円に付いていけなくなった人達なのに、1円まで締めてしまったら
「不毛だから早く足を洗いなさい」と背中を押してる様なものです
ピンバック: amg
どこのホールですか?
見に行きたいものです。
ピンバック: ミン
amgさん
その通りですね。
私は4円から1円に行き、0.5円までたどりついて足を洗いました。
このブログにはどうすれば客がホールに来るかのヒントがいたるところにあるのに、なぜ、ほとんどのホールは気付かないのでしょうか?
やはり、近視眼的に目先の利益しか見れないからなのでしょうか。。。
ピンバック: マンタ・レイ
はじめまして、初めてコメントします
私は、一介の客の立場なのですが
こういった店側の視点は大いに興味深くかつ
参考になります。
これからも定期的に読んで行きます
興味深い記事楽しみにしてます
ピンバック: アイアンマウス
このお店の未来がどうなるのか楽しみ。
早くメイン道路側(自転車が走ってる側)の壁も地元常連客のチャリで置き場所があふれるくらいになれると良いですね。
ピンバック: 宗ちゃん
我が地域にシェアカ-導入が・・・
ピンバック: ユーザー