パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチ盛りにかける想い

2020年6月1日、パチンコ業界2番目のオンラインサロンとして「パチ盛り」がスタートしました。一応の正式なスタートは7月1日で現在は会員ユーザーさんと共にいろいろな不具合の修正を図っていくβ版としての運用です。

「大崎一万発さんによる『パチンコ未来ラボ』さんが4月1日より先行して運営されている中で後発する自分たちはどのように展開していくか」、これはパチ盛り運営にとって非常にワクワクするチャレンジです。

そもそも「パチ盛り」の構想がどのように始まったのか、これを不思議に思う方も多いと思います。公式リリースが2020年5月17日だったこともあり「突然」という印象を持った方もいるでしょう。

実は「パチ盛り」の構想自体は昨年の秋まで遡ります。

2019年の夏ごろに私はTMコンサルティングの宮垣氏と知り合います。彼とは同じパチンコ業界で活動内容が近いフィールド(私はエンタテインメントビジネス総合研究所、宮垣氏はビジョンサーチ)だったこと、共通の知人が多かったことなどですぐに意気投合しました。

宮垣氏といろいろな話をする中で一番多くの議論となったのは、
・これから地方や中小は、どうやって情報を取得するのかです。

そして一つの方向性として「オンライン、インターネットの活用である」ということは一致していました。

実は宮垣氏は何年も前から複数のオンラインサロンに入っており、またウェブ3.0とその手法であるブロックチェーンも熟知していて、オンラインサロンの可能性や手法を知り尽くしていました。

私との議論でもたびたびその話題が出て、「これからは意見の受け取りじゃなくて発信と議論をする場が必要だ」ということを熱弁していたのです。

しかしその当時パチンコ業界にはまだオンラインサロンはなく、「果たして需要はあるのだろうか」との思いで燻ぶったままでした。ただ、宮垣さんはここの時すでにオンラインサロンのスキームを独自に構築していたのです。

オンラインサロンの構想はあるものの全く動き始めていなかった2020年2月下旬、突如として発表されたパチンコ業界向け初のオンラインサロン「未来ラボ」。その話題の高まりを見て「パチンコ業界にもオンラインサロンのニーズがある」と考えて、改めて宮垣さんとコンタクトをとりました。

すると宮垣さん、
 
「やっとその気になりましたか、遅いですよ。すでにスキームは出来上がってますから」
「スキームはあります。コンテンツの用意と宣伝、告知という課題を解決すればすぐにでも始動できます」
 
驚きました。私が曖昧に返答を伸ばしていた裏ですでにほぼ完成していたオンラインサロン。さっそく2人で今後の展開を話しました。
 
宮垣「未来ラボさんは業界の中央という印象ですね。」
林 「元々私は地方、中小の活性化が必要と考えています。」
宮垣「それならうってつけの人物がいます。参加してもらいましょう。」
林 「2人、または3人でもコンテンツの広がりは見込みづらいので、私も少し声をかけてみます。」

こういったやりとりののち、
・中小、地方の活性化
というビジョンに賛同していただいた4人と共にスタートしたのが「パチ盛り」です。

オンラインサロンは何ができるか?
既存のSNSツールと何が違うのか?

これは体験するとわかると思います。
クローズドな空間で意見の交換をする、新しい第三案に昇華させる、自分の意見に意見をもらう、それをこれまでの自分の周囲の人間ではない新しい人脈とのかかわりで作り上げるのがオンラインサロンです。

既存のSNSツールとの違いは、
・ツイッター等のオープンツールよりも濃いつながりである
・フェイスブック等のクローズドスペースよりも広がりを持てる
という違いがあり、無料ではないことで「活用する」という意識の高い方が集まることが特徴です。

2020年6月18日現在、30を超える部屋で日々活性化されたトークが行われています。
6月中のお申し込みは30日間無料体験キャンペーン中ですので、ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。

パチ盛り公式ウェブサイト トップページ


パチ盛りお申込みページ



年内撤去機種をどうするか?

コラムの内容としては、6月4日から2週間なので、基本的には『お客様の戻り状況』を待つ段階です。
もちろん、今週くらいには認定機の再設置などの入替を予定しているところもあるとは思いますが、新台ではない入替でどれくらい戻って下さるかの様子見になります。

いずれにしても、現状では『どのレート・どの機種・どんなお客様・遊技時間』などを把握しながら、配置換えや細かい機種運用を心がけていくことになります。

また、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策や、お客様との交流(会話)方法等も、今までとは違う形で新しいスタイルを構築していくことも『自店が選ばれる理由作り』としては大切だと思います。

パチンコ業界だけでなく、飲食店・ホテル・観光地・交通機関…例を上げるまでもなく大変な状況と向き合いながら何とか乗り切って、新型コロナウイルス終息後には、以前のような活気や人々の笑顔が溢れる場所に戻ることを願うばかりです。

さて、ホール様の状況としては、企業によって違いはありますが、経費の損益分岐点を越える粗利が確保できていないお客様の戻り状況を考えると、新台入替にはまだまだ消極的だと思います。

しかし、先々の入替や営業戦略に関する仮説は錬っておく必要があります。

新台と中古の導入に関しては、ホール様それぞれで方向性は異なりますが、設置機種の期限延長によって『撤去する順番』が明確になっています。

お客様の戻りが芳しくなければ、撤去期限が来た機種の入替をせずに間引き営業をするという選択肢もあるので、自店にとって何がベストなのかを考えて進めていくことになります。

撤去期限が来た機種の入替(新台・中古・しばらくは再設置など)、そもそも既に稼動していないものに関しては、より稼動する機種の選択になるので、機種構成を考えながら動いている機種の増台か、別のカテゴリー機種の増台かなどを検討することになります。

お店の業績として今後の撤去で影響が高いものは、現状で店舗平均以上に稼動している機種になります。

パチンコもスロットも、まずは年内中に撤去になる機種で、このような機種がどれだけあるかと、どれくらい稼動しているので代替機が何台必要かを検討する必要があります。

そして、撤去時の導入機種に関しては、回遊する可能性の高い機種を検討すると思います。
これに関しては、メーカー様が同コンテンツで販売計画を立てているのですが、ホール様としては、同コンテンツ機種は選択肢の一つとして、コンテンツは異なっても回遊する可能性が高い中古も今から探して検討していくことをおすすめします。

お客様は、機種を相対評価で判断して「何を打つか」を考えます。
「○○があるから、□□は好きだけと打たない」ということが起こります。

データから設置している機種の回遊性をヒントにするのと、既に埋もれてしまっている機種に関しては、お客様に伝えれば動く可能性は考えられないかなど、いろいろ仮説を立てて機種を検討することになります。

他にも、いろんな条件を踏まえて検討していくことがありますが、『先々のどうする?』を準備は進めて、動くタイミングですぐに動けるように考えておくことが大切だと思います。

6月の現状で先々のことは考えにくいのですが、状況が少しずつでも好転していけば、やれる手立ても少しずつ増えていくと思います。




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客足が戻らないのは回収モードの餌食にならないための防衛本能か

コロナ騒動も一段落した6月、多摩川の河川敷で草野球の試合が行われた。コロナ自粛で久しく行われていなかった。早朝5時半に開始した今回の試合では感染防止のために5回までとした。グローブ以外、マイバットを持っていないので、バットは使いまわすことになるが、その都度消毒したりした。

試合が終わって近くにあるサントリービールの府中工場へ向かい、工場見学後の試飲タイムが彼らの楽しみの一つでもあった。

対戦相手と試飲タイムで反省会と称して親睦を図るのだが、できたてのモルツの味は格別だった。で、今回の対戦相手がホール企業であることが分かった。

パチンコ好きのメンバーもいたので、パチンコ業界に興味津津となった。

「ウチは休業要請中1カ月以上全店閉めていました。最初は交代で出勤して店の掃除や設備の点検をやっていましたが、そのうちやることがなくなり、後半は出勤しなくてもよくなりました」

「その間の給料はどうなったの?」

「10割補償です」

「すごいですね」

「会社から同好会のレクリエーション活動の補助も出るので、今回の試合も会社公認なんですが、ホールからクラスターを出さないためにも、バットの使いまわしは禁止、手袋をするように厳命されました」

ホール名は教えなかったが、「〇〇〇〇の方ですか?」と探りを入れるも笑って逃げた。

ホール名を明かさない代わりにビールで饒舌になったのか、核心めいた話にも。

「5月26日から営業再開していますが、前年同月比で売り上げは8割ダウンです。カネを使わなくなりました。客数はちょっとずつ戻っているんですが、パチンコ店へ行くのが恥ずかしくなったのか、常連様でも朝から並ばなくなったり、裏口から入る方も増えました」

休業要請に応じず営業を続けたホールに対して、連日のように報道されたパチンコバッシングの影響は、こんなところにも表れている。

「開店から正午までの稼働は前年比で9割ダウンです。出足が鈍いのは宣伝広告ができないからです。新台入れ替えしかないのですが、それが店に来ないと分からない。新台を導入しても世の中におカネが回っていないので、お客様の手元におカネがない。当分無理でしょう」と半ばあきらめ顔だ。

特に予想以上に戻って来ないのが1パチの年配客。ただ、5スロの若者は戻っていているのが唯一の救い。

「パチンコ好きなら割数という言葉は知っていますよね。とても割なんか上げられないので、今の時期は来ない方がいいですよ」

正直と言えば正直だ。しかし、客だってそんなことはある程度想像できる話で、回収モードの餌食にはならない防衛本能が働いているのかもしれない。




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ミレニアル世代が考えZ世代に訴求するパチンコとは

5月31日、無観客開催で開催された日本ダービー。本来なら10万人以上の観客で溢れる東京競馬場で、静寂に包まれた中で国家独唱したのが歌手の平原綾香だった。

大役を終えて自身のフェイスブックでは次のように綴っている。
「騎手の皆様やお馬さんたち、おうちで応援されている大勢の方々や、外出の自粛に努めている方々へ祈りを込めて歌わせていただきました。サラブレットにとって一生に一度のレースということでとても感動しました。コントレイル、福永祐一騎手、関係者の皆さま、ディープインパクト以来の快挙おめでとうございます。早く普段の開催に戻れることを切に願っております」

で、気になるのが日本ダービーの売り上げ。現在は電話とインターネットのみだが、売り上げは前年比92.3%235億5390万2100円だった。前年の売り上げの7割を占めた電話、インターネット投票の登録者がさらに増加して、売り上げ減を最小限に止めた。

コロナで外出自粛が求められるようになって登録者が急増したことが背景にあるが、公営競技の強みは現地に足を運ばなくとも楽しめるというところが、パチンコとの大きな違いである。

パチンコの場合、営業を再開してお客さんの戻りが相対的に悪い。コロナ感染を恐れるお年寄りや、パチンコバッシングで依存症問題がクローズアップされ、自分も依存症とは思われたくない、という心理が働き、暫く控えようとする人もいるだろう。

ところが、電話、ネット投票ができる競馬は、コロナの影響を最小限に抑えられたともいえる。

同じカテゴリー属するパチンコが蚊帳の外に置かれてしまった。

では、パチンコはアフターコロナ、ウイズコロナ時代にどう変革していくべきなのか? そのヒントをビジネスブレークスルー大学の先生で「業界破壊企業」の著者である斎藤徹氏から学ぶことができる。

業界破壊企業とは驚異的なスピードで躍進している企業を指すのだが、トップ50にはカリフォルニアに本社を構えている会社が多い。成功した強みを分析すると、新しい価値観の提供と価格破壊の2つに大別される。

アメリカの物流業界を破壊したコンボイは、Amazon倉庫を管理していた人が創業した会社で、トラック版のウーバーイーツとも言われている。トラックは荷物を運ぶと帰りは空で帰る率が40%で、非常に効率が悪かった。そこで、ドライバーと荷主をマッチングさせ無駄をなくすことに成功した。

フィットネス業界を破壊したペロトンは、自宅をフィットネスジムにするビジネスモデル構築して、創業8年で時価総額1兆円の会社にした。専用のバイクを20数万円で購入する必要があるが、バイクに付いているモニターと連動させ、インストラクターがパーソナル感覚で指導してくれる。

証券業界を破壊したロビンフッドは、スマホで手数料なしの株式売買のモデルを構築した。手数料なしでどうやって会社が成り立つのか、と疑問に思うが、この取引データを企業に販売している。株取引もAIがやる時代だが、AIを進化させるには膨大なビッグデータが必要になる。

セキュリティー業界を破壊したSynackは、世界60カ国1500人のホワイトハッカーと契約して企業のセキュリティーの脆弱性を診断している。

これらの企業に共通しているのは1981年から1995年のミレニアル世代が創業していること。幼いころからネット、デジタルに触れ、若い人の気持ちを感性で取り入れていること。

社会的価値を共に追求し、ビジネスそのものがサスティナブルなことに強味がある。ちなみにサスティナブルとはその会社の企業活動が地球環境を破壊することなく、持続可能なことを意味する。

コロナショックは世界的に大変革を求められようとしている。利益追求のおカネ視点の従来型の会社から、幸せを広める会社が今後伸びていく会社である、ということのようだ。

パチンコをやることで人々が幸せになれるビジネスモデルが必要になるが、ミレニアル世代がその後に続くZ世代に訴求するまったく新しい発想が必要とも言える。

パチンコ業界を破壊する企業の登場が待ち望まれる。



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営業再開から早くも7割まで稼働を戻したホールの方法とは

6月12日午後3時半、オンヴォードの大阪・千日前のパチンコ店稼働調査(調査対象11店舗)によるとエリア全体の稼働率は28.8%だった。内訳は4パチが25.2%、低貸しパチが46.4%、20スロが24.6%、5スロが47.3%だった。

大阪では5月16日からパチンコの休業要請が解除され1カ月近くが経ったが、同調査の4月2日の時点でも同様のレベルだった。前年6月のエリア稼働が48.5%だったことから見ても、一向に回復していないことが伺える。

その一方でエリアは違うが、都内で稼働を前年比の7割まで戻しているホールもある。では、どうやって7割まで戻したか、ということになる。

実際に取った行動は実にシンプルだった。営業自粛明けで一斉にホールが営業を再開する時に、近隣競合店よりも少し回すことだった。

自粛明けで営業が再開した時、客は「ホールは絶対に回収モードに走るので、回遊してスタート回数を絶対にチェックする」という心理状況を読んだ。

パチンコアンチのコメンテーターである「パチンコがなくなれば幸せ」さんが、その辺のことに触れている。

「先週末調査のために何店舗か回りましたがスロットもパチンコも壊滅的に酷かったですね。4円→500円で2回しか回らず移動、500円で7回転回りもう500円使うも3回転(笑) 1円ワンプッシュ200円で5回転しか回らず呆れて帰りました。全部の店がそうかは分かりませんが、ここまでぶっこぬいていては年内に閉店するお店が増えそうですね。客が負けるのは前提で構いませんが、せめてボーダーマイナス3~5くらいにしとかないといくらパチンカーでも打ちにいきませんよ」

実際に、営業再開後のホールはそんな状況が多かったことが推測される。

客が早目に戻ってきたホールはつまり、回遊客を想定して競合店よりも回すことを心掛けた。客は必ず1000円スタートをチェックする。他店よりも回るとなれば、粘る気になるのは自然な心理だ。これを営業再開後の客が回遊する期間である1週間も続ければ他店の客も徐々に呼び込めるというものである。





「海の甘デジで、1000円で20回回る台がちょこちょこある。こういう台があると追っかけたくなり、ずっと打っていたくなる。客が戻ってきている店は明日も行ってみようと思う。今日の成功体験がまた、明日行きたくなる。パチンコは本来この繰り返しだったが、それができない店が多すぎた」(パチンコマニア)

ただ、この戦略は一斉に営業を再開した時に、できるだけ短期に客を戻す先手必勝法で、今からやったところで効果は薄い。



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