機歴はしかたないにしても、単なる付き合いでは、欲しくない機械は買わないなどの理由が販売台数を押し下げている。景気のいい頃はボックス買いが当たり前だったが、今や新台といって1~2台の導入が当たり前になってきている。その結果としての弊害も生まれている。
「どんな名機でも1台や2台では実力を発揮できない。バラエティコーナーに導入された時点で終わっています。複数台なら低設定でも吹くことがあります。出ているからやってみようと思うけど、1台なら自分が出すしかない。座っても出ないからすぐに止めてしまう。そもそもホールが買いたくない機械は、お客さんも打ちたくない機械です。打ちたい機械が1台もない寄せ集めがバラエティーコーナーになっている店もあります。お客さんも打たないのでたとえ1台でも機械代は回収できません。付き合いも20社あれば、20台になる。そんなムダな買い方がボディーブローのようにホールの体力を失わせる原因になっている」と指摘するのは業界の事情通。
事情通が提唱するのはホールの機種選定担当者が機械を見極める眼力をもっともっと養うべきだという。
「ホテルで派手に開かれる展示会でデモ機を見て判断するのはいい加減止めた方がいい。デモ機はメーカーが一番見せたいアツイ演出をその場で見せているだけです。通常お客さんはスランプゲームに耐えながら打っている。スロットなら設定1のノーマル機を丸1日、機種選定担当者が打ってみて、お客さんの立場で自分がどう感じるか、ということがポイントになる。メーカーもベタピン営業を前提条件で開発しているので、設定1の出方を見極めるプロフェショナルの目が必要になってきます。パチンコならスタートを閉めて打ってみる。スランプゲームの時でもバランスが取れているのがロングセラー機となる」
パチンコの海、スロットのジャグラーはロングセラー機なのでどの店も設置台数が多い。多いからどこかの台が出ている。自分が出ないのはその日は運がなかった、と自分を納得させることもできる。
要は機種選定の眼力を磨いて、これと思った機械を多台数購入するために、付き合いで買う機械予算をそちらに回せ、ということだ。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
丸1日と簡単に仰りますが、ショールームで台を占有して1日試打するのですか?
それとも、よそのホール様に出向いて1日ですか?
前者は非現実的、後者は好感触を得ても受注が締め切られて買えないリスクがあります
ホール運用する設定で長時間の試打は理想論ではありますが、現状では難しいと思います
ピンバック: mon
なぜ、そんなに設定があるのか、ホールは考えたことがあるのでしょうか?
ベタピン営業を前提条件、つまり「設定をいちいち弄るのがメンドクセ、ベタピンほったらかしでも波が出る、ラクチンな機械が欲しいな~」ってことでしょうが。
6段階設定を使いこなすことをしようともせず、楽に仕事をしようとする怠慢な経営に名機与えたところで、豚に真珠です。
かつて、大手が「設定6は本社の指示がないと入れることができない」とのたまったことがあります。
それが、どれだけ打ち手のやる気を削いだか、わかりますか?
打ち手は、設定6を求めて、6があるかもという「期待感」をもってホールに足を運ぶのです。
客に「期待感」を持たせることができなくなった、業界の衰退した原因は、これに尽きると私は思っています。
ピンバック: 一般ゆーざー
まず、メーカーや販社にある見本機には、そもそもそういう設定がない事が多い。もちろんメーカー直営店舗で打てる機械もあるが、直営店まで行って丸一日打つのが大変だ。時間も金もかかり過ぎる。
現在は店長クラスの給料でも、30〜40万くらいなのではないか?丸一日打てば3〜4万普通に無くなる訳で、出る機械全部見てたらあっという間に金無くなる。
解決策としては、メーカーや販社で設定1を打てるように義務化することが一番いい。直営店での実データも、購入検討ホールには開示すべきだ。それが無理なら、会社の費用で直営店で機械を見る、機種選定担当者を作るしかないと思う。
ピンバック: 松風
ピンバック: ヤマダ
でも、まあ、今までと変わらないんだろうな。
ピンバック: あたりまえでしょう、そんな事。
ピンバック: 獣
確かにいつものガン締め釘でホール関係者は打てと思いますね
ピンバック: タマト
スロット好きの某店長ブログを読んでいますが、その人は試打する際は必ず設定1をノーマルで打ってますよ(2~3時間程度)
ピンバック: カフェオレ
販売台数とマーケティングと作り手が精魂込めて作ったかどうかで総合判断すれば相当はずさない
展示会ってのはふだん頑張ってる店長にたまには遊んでおいでっていう方便とメーカーや販社との顔つなぎだから
あれで台の良し悪しを判断なんて本気で思ってるホールなんかないよ
ピンバック: 柴門
ベタピン営業される事は意識して設計しますが、それを前提としているメーカーは少ないと思いますよ。(少なくとも開発現場は)
開発者としては、高設定を使って欲しいと全員思ってるはずです。やはり機械の魅力が全開に伝わるのは、出玉のある時ですから•••
だからこそ高設定示唆演出を入れて、暗に使ってくれよ、と思いを込めたりしてる側面もあります。(もちろん稼働促進の意味もありますが)
また、ベタピン営業から脱してもらえれば、機械性能を事故待ちに寄せる必要もなくなる(正確には、そうでない機械もバランス良く作っていける)ので、私としては非常に有難いです。
>丸一日設定1を•••
これは開発からしても、本当にそう思います。
結果として、つまらない台が売れなくなり、メーカーが淘汰されたり、縮小するのは仕方ないかと思っています。
営業用の見本機ROMも、開発としては「こんな物で購入を決めるとかバカなんじゃないだろうか」と思いながらも、営業からの要望で仕方なく作っているのが概ねの開発的総意だと思います。
コメントに、一日打つのは人件費や時間的に現実的でない的なのありますが、本当にそうですか?
1台購入するだけで、1人月分の金が飛ぶんですよ?
むしろ選定担当者は、勤務時間の全てを試打に費やしてもいい位では?
それで適正な機械を適正台数買う事が出来るなら、費用対効果は抜群だと思うのですが。
各販社や、メーカーが正規ROMを用意してくれないとコメントがありそうですが、それは買う側がバカROM試打(悪けりゃデモや資料見ただけで)で購入決定してしまう現実があるからですよね?
正規の確率のROMの用意自体は絶対出来るので、あとは受ける側の姿勢次第だと思います。(ちなみに私個人としては、営業の方に正規ROMでの営業は出来ないのか、と話した事はありますが、見栄えが•••とか、通常確率で打たせても、すぐにやめろられちゃうので•••とか、そんな答えが返ってきました)
ピンバック: メーカー開発(企画職)
検定制度がなければ使える台のみ長く使用したいはず
それが出来ないからダメな台をむりやり買ってるんだと思うよ
当然、客が付かないと予想できるから台数も買わないのでは?
ピンバック: 通りすがり
メーカー営業「おたくはキレキがないのでうれません
人気のある台はいつも買ってくれるお得意様にまわします」
ピンバック: むじんくん
パチンコホールの新機種選定担当者などのごく一部の役職の方々に、
《スマホアプリ》での実機ゲームの配信をしてみては?
それとも、それを実行するとクソ台が売れなくなるから困りますか?
ピンバック: イケロン
ピンバック: 殿様営業
ピンバック: イケロン
仕方ないで片づけるのはおかしい
各メーカーの大々的な展示会の中止は大賛成。金の浪費以外何者でもない。やるならば全メーカー参加の見本市にしてそこで品定めや契約に持って行くスタイルにしたほうがいい。そうすれば手抜きかどうか見定める事もできるし大きい会場なので詐欺まがいな販売方法取ればすぐにその情報もその場で広がる
うまくいけば機歴販売も止められる可能性がある。
3ヶ月に1度の割合でやればいい。この見本市以外で出品した商品以外は販売禁止とかにすれば過度な新台入れ替えも一気に減る。
展示中の台はサンプル基盤禁止で正規品と同じで店で営業するスタイルで試し打ちできる様にする
要するに他のメーカーやホール関係者にフィルター通さずに何も隠せない状態で見せられる環境と監視と取り締まりをする人が必要
それが無理ならサンプルで正規品1台を貸し出してホール関係者に触ってもらう。
手ごたえがあれば買ってもらうスタイル
資料やサンプル基盤台で商売してるとかこの業界だけ。普通に考えればおかしい
ピンバック: てってい
>付き合いで買う機械予算をそちらに回せ、ということだ。
「まさしくその通り」と思います。
しかし現実は、むじんくんさんも言われている様に、
メーカーは、売り上げ確保の機歴販売や抱き合わせ販売で、
これと思った機械のみを多台で売ってくれないのでは?
ピンバック: 通行人ZZ
偽物語Aなどはバラでも健闘している印象です
弊害云々など霞むくらいに、適正台数を超えた導入が多い
多過ぎる…
大量導入した北斗修羅、まどマギ2、バジリスク3
現在、どうなっていますか?
抱き合わせ機種を含めた損失はいかほど?
設定を使えない最大の原因は、
高価な新台を、独禁法に抵触するほどアコギな販売方法で売りつけるメーカーにあります
設定を使って欲しいなんて寝言は寝て言いましょう
起きてるなら価格&販売方法を改めて下さい
勿論買うホールも悪い
昨年のアステカなんて、
殆ど詳細を知らぬまま購入し、大量導入しましたよね
そりゃメーカーに舐められますよ…
いまだに新台を有り難がる客もいます
でも、そういう客層ばかりじゃない
好きな機種で遊びたい、
楽しみたい客すら飛ばしてしまう大量導入
大コケのしわ寄せはジャグラーやパチンコに及ぶからです
いいですか?
もはや新規は望めない
今いる客が最後です
いま、こんな状況でも打ってくれているお客さんこそが、
守るべき最後の砦なんです
それをお忘れなきよう
ピンバック: くまっち
新台よりも、スペックの良い旧基準機増やしてほしいです。宇宙をかける少女STWとか。
ピンバック: izumo
チョチョイのチョイで作れると思ったら
大間違いです
わずかな役職者のためにサイト構築維持して
開発費にん千万円つぎこんでもちろん版権費用は
別口で払わないといけません
最悪、悪いこと考えた人がソース抜いて海賊版アプリ
としてバラまく可能性もあります
ピンバック: むじんくん
ただ、機歴用の機械でたまたまでもヒットが出ないのは、予算の問題もあると思いますが機歴用の台を作るという前提の意識が強いからではないかなとも思います。
ピンバック: カニミソ
と、驚いています。
今回のお話は、パチンコ客が減り始めたと言われた数年前から
取り組んでいてしかるべきことだと思います。
企業努力をせず、ユーザーの気持ちなど何もしらない
コンサルタントに多額のお金を払い、
新台やキャンペーンガールなどに無駄遣いした結果、
何店のお店がつぶれていったのでしょうか。
皆さん言っていますが、現状が苦しいのは時代の流れのせいでもありますが、
大部分はツケをすべてユーザーに払わせてきた自分たちのせいです。
今残ってるお客さんは、本当にパチンコやスロットが好きなお客さんです。
それこそ、新台なんてこの先1年買わなくてもいいのではないかと思います。
どうせこれから出る台が、名機のわけありませんから。
台は古くても、周辺がぼったくりの「打てない店」ばかりなら
十分生き残れると思います。
ピンバック: パチンコ屋にかつての活気を取り戻して欲しい1ファン
機歴販売に賛成している訳ではないですが、
お得意様を優遇するっていうのは商売として至極当然の事だと思います。感情論的な考えで言えば人間としても普通の事かと。
自分が困っている時に助けて(買ってくれた)Aさんと助けてくれなかったBさん、どちらか一方にしか販売出来ないとしてらAさんを選ぶのが大多数だと思います。順序、売り方の問題ですね
ピンバック: もやし
中にはマックス機とハイミドル機だけで営業してくるホールも出てくる可能性があるわけで、
メーカーとしても《マックス機しか作らないメーカー》とか誤解されるのは嫌なわけでありまして、
そこはどうするの?
パチスロの場合の問題は《抱き合わせ機種》よりも《本命機種》と呼ばれる台がクソ機種なのに、
ネームバリューだけで抱き合わせにや台数縛りに付き合って大量に導入してしまうホール側にあるのでは?
ピンバック: イケロン
ピンバック: スロ屋
最近よく眠れます。
最近大きく感じるのは”路上喫煙者に出会わなくなった”事。
そして飲食店も分煙の店に行かなくなり、完全禁煙の店に行くようになった。
副流煙→不愉快なパチンコを思い出す、という事が無くなりつつあります。
そのせいかパチンコ店を見てもパチンコ店のCMを見ても、何も感じなくなってきています。
もう先が見えた業界なんでね、ほっといても自然に消え行くのだろうとも思います。
パチンコ店が台を購入する時
パンフだけ見て購入したり、確率の変えたデモ基板でちょろっと試打して購入とかあります。
ユーザーが体感するのは
回らない当たらないベタピンの台。
ユーザーが打って”どんな気持ちになるか”分かるはずがない。
現在のパチンコスロットは
台を愛してない者が作り、台を愛してない者が提供しています。
ユーザーの気持ちなんてこれっぽっちも考えてはいない。
いつまで業界を維持出来るか、楽しんで傍観させていただきますね。
ピンバック: サファイア
タバコの煙からパチンコ屋を連想して不愉快になるぐらいパチ屋が嫌いになったいるはずなのに、
昨年の大晦日には、わざわざトイレをコンビニではなくパチ屋に借りに入ったり。パチ関係の記事しかないこのブログを閲覧しに来たり。
真剣にパチから足を洗いたいなら、完全に視界から外したほうがいいと思います。隠れ依存症かもしれませんよ。
ピンバック: 一般ゆーざー
金色Or魔の世界+アナザー金色+スロ+外伝で購入権利
某格闘漫画
血の少女1台購入で格闘漫画2台購入する権利
某少女2
某格闘ゲーム5を120台購入する事で好きな台数用意する
某恐竜
20台以上購入で納品日短縮。さらに他機種2機種購入しないと行けないと言われていた。
これがお得意様優遇する商売で至極当然な仕事の内容ですか
私にはこんな商売無理ですね
これをお付き合いでどうかお願いしますと言えますか?
通報しても営業が勝手にやっただけで指示はしていないと毎回突き放されるのをご存じなんですか?
こんな詐欺まがいな機歴商売が成り立っているのはこの業界だけですよ。
ピンバック: てってい
ピンバック: 横並
貴方のアンチコメントは年々凄みを増してますよ
ピンバック: 9月誕生石さんへ
「ホールの遊技機購買力が確実に落ちている。」
これだけじゃなく、「メーカーの遊技機開発力も確実に落ちている。」こう付け加えて書いたほうが、いいんじゃないでしょうか?
ピンバック: 一般ゆーざー
だがパチンコの開発は考えるのはホールのことのみで打ち手のことを全く考えてない。考えなくても売れてた過去がありますからね。実際は多少は考えてるんでしょうが最終的には「全く考えてない」と思えてきてしまうほどのガッカリ内容。面白くないならまだマシで、最近では打ち手を馬鹿にした演出が目立ってきいる。面白さでリピーターを確保出来ないからイラつかせて正常な判断をさせない、という結果的に悪い依存症を増やしてきた。
おそらく開発者の人間がすでに「遊技台」を作っているという認識が無く、「ギャンブル機」を作っていると思ってやってきたんでしょう。
そしてそのゴミでも売れるという生温い時期が長かったから、今このような現状になったときにユーザーうけのいい台が作れない。そりゃそうだ実績がないから。技術者も育たない。古き良き時代の台を開発したパチンコ好きな開発者さんたちはもう現場にいない。
サファイアさんの言葉を借りますが、
「台を愛してない者が作り、台を愛してない者が提供している」
まさにこの通り。
メーカー開発の方もいるようですが本当に台の魅力を伝えたいと思っているのでしょうか?そもそも自ら開発した台の魅力を自信を持って言えるのでしょうか?
この業界は存続を望んでないし、発展させようとも思ってない。最近思える自分の中での答えがコレです。だって存続させよう、発展させようと思ってたらこんなんなってません。だから今更このエントリーのようなことを言っていると他業界やアンチに笑われてしまうんですよ。
ピンバック: 凡人
そんな事よりもサンドに金が入らないのを放置しているのをなんとかしろよ。
クソ台買うよりも大事じゃねぇのかよ!
ピンバック: あかん