「元気ですか!」
日遊協深谷会長のあいさつは、いつもこの掛け声で始まる。
そして、ダーウィンの進化論を引用してこう語りかける。
「地球に生き残ってきたのはその時代に賢いもの、強いものが生き残ってきたわけではない。その時代に適応できるものが生き残ってきた」
パチンコ業界はこれから業界規模が縮小することは避けられない現実となってきた。
いつまでも台当たり5万円の売り上げを求めている時代ではないということだろう。過去の栄光ばかりを追い求めるのではなく、考え方を改めなければ、時代の流れに取り残されていく、ということ。
それは当然われわれのような業界誌にもあてはまること。
深谷会長が強調するのは、設備だけの経営にはおさらばして、ホールという器に魂を入れることだという。
そのために、パチンコの楽しさを伝えられる社員を育てなければいけない。
5号機問題は社員教育に力点を置くためのターニングポイントだった、ともいえる。
そう、この前書いた1日800杯コーヒーを売る人のように、どうすれば客が楽しんでくれるかをを考えられる人財をもっともっと育てなければいけない、ということ。
教育会社が忙しくなる?
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