Jリーグの川淵三郎キャプテンはJリーグ選手が15歳の女子高生に淫行問題を起こしたことで、「若手は高級外車に乗るな」と異例のお達しを出した。
淫行問題から選手が乗っていたベンツGL550のSUVモデルに話が飛び火した。
未成熟な若者が高級外車を所有することで、浮ついた気持ちに拍車がかかることを危惧した模様だ。
そんな至極全うな考え方があるのか、Jリーグはパチンコ業界のような風俗営業がスポンサーになることを好ましくない、という規定があるようだ。
大分トリニータの胸スポンサーだったトライバルキックス(小室哲哉代表)のスポンサー料未払い問題が発覚し、チームが存続の危機に立たたされたのが2005年のことだった。
この危機を救ったのがマルハンだった。
2006年から6年間の年間シートをマルハンが購入したことにより当面の危機は回避されたものの、パチンコ店がスポンサーになることは規定に抵触する恐れがあると、指摘されていたが、昨年度は特例としてマルハンの胸スポンサーが認められた。
2007年度からはマルハンの胸スポンサーが消えた。
大分トリニータは今期もマルハンの胸スポンサーをJリーグに申請したが認められなかった。
胸スポンサーが認められないにも関わらず、マルハンはスポンサー契約を継続した。この心意気に心を打たれたのがトリニータのサポーターたちだ。
マルハンの胸スポンサー復活の嘆願署名活動を始めたのが1月のことだった。7月末までに40万人の署名を集めてJリーグに提出する予定だ。
今から15年以上前、マルハンが業界改革に着手した理由の一つに業界の地位向上があった。当時はパチンコ店の社員という理由でアパート、マンションが借りられない、レンタルビデオでカードが作れないなどの悔しい思いをしてきた。
その悔しさをバネに社会から認められる新しいパチンコ店のスタイルを築き上げてきた。
今では駅前再開発のキーテナントとして事業主体からマルハンが指名されるまでになっている。
川渕キャプテンは一度マルハンに足を運んでからその判断を下してもいいのでは?
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