パチンコ日報

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懐かしい名前が…

不動産登記に絡み4億円の手数料をもらっていた元不動産会社社長ということで、なんとも懐かしい名前がマスコミを賑わせた。



今から12~13年ほど前、法曹政治連盟での勉強会を経て「全国遊技業経営者協会」なるものが設立され、その理事長に就任したのが当時、不動産会社「三正」の社長だった満井忠男氏だ。



設立主旨は次の通りだった。



1.メーカー及び遊技関連業界の正常化と社会貢献

2.風営法第23条改正の早期実現

3.CR機と一般機の基盤の許可基準の同一化

4.既存業者の権利等諸問題の解決

5.パチンコ愛好家のニーズに応える業界の健全化



法曹政治連盟の勉強会は都合6回ほど開かれた。

その時出席したメンバーの中には、先般自殺した松岡利勝議員の姿もあった。



全国遊技業経営者協会は警察行政との強硬な対立姿勢を示していたことや、会費の徴収方法に不審感が募ったことなどから、当初は代表世話役になっていた有力ホールの社長ら3名が設立前に会を抜けた。協会は設立されたがその後の活動実態は不明なまま、協会は消えていった。



ちなみに、三正の子会社が経営していたパチンコ店が福岡のディズニーだ。



特に清川店は当時としては1200台の規模を誇り、国内最大級。ローラースケートを履いたスタッフが店内を回る広さで、オープンの模様はNHKニュースでも取り上げられ全国放送された。マスコミも一斉に取り上げたことから、アメリカのウォルト・ディズニーに知れることとなり、本家から登録商標侵害で裁判を起こされることとなる。



裁判は負けたが「ディズニーが経営しているホールと間違われる恐れがあるので訴えられた。それぐらい当社の運営レベルが高かいことが認められた」と前向きに負けを喜んでいた。

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