1年前、5号機入れ替えをメーカーも販社も特需と考えていたが、現実は甘くなかった。6月ももう終盤に入ったが、嵐の前の静けさなのか?と疑いたくなるほど盛り上がらない。
「パチスロメーカーに特需なんかありゃしない。地獄ですよ。ホールに儲からない機械を慈善事業で買い続ける体力がない。今の機械代と5号機の粗利では、ホールは機械代を回収できない。パチスロのビジネスモデルは破綻寸前ですよ」とメーカー関係者からはぼやき節しか聞こえてこない。
「格差社会の広がりで、パチンコの可処分所得が減っている。それにサラ金の規制が追い討ちをかける。1人当たりの客単価を上げることしか考えてこなかった業界に対してのしっぺ返し。新規顧客なんてそんなに簡単にはできませんよ。今はケータイなどで手軽に安く遊べる娯楽もある。お金をたくさん使わせる今のやり方が時代に即していないから客が減ったのに、それに気づこうとしない」と溜まっていた思いが一気に爆発する。
スロットメーカーには是が非でも頑張ってもらわなければいけにのだが、この危機を救えるのはやはりメーカーの知恵しかない。
コメント[ コメント記入欄を表示 ]
コメントする