パチンコ日報

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パチンコ産業革命その11

■遊技機メーカーとの関わり

 

メーカー主導の実態



これは以前、本当に酷かった。たとえば問題視されたこともある『抱き合わせ販売』。こんな事は日常茶飯事で、大手メーカーでも平気で行なっていたから閉口してしまう。



その他、「今回の台を導入してもらえれば、話題の次機種を優先的に導入できますよ」とか「40台以上の導入であれば、地域でトップ導入します」とか「当社の設備を使ってもらえたら○○○○を30台確保します」などなど・・・



まだまだ書ききれないほどの話があるのだが、驚く事にいまだに似たような事例がまかり通っているのだ。



以前ホールにいた時こんな事もあった。酷い話パンフレットだけ持ってきて「導入の検討を」とか電話だけで「今日中に導入の決定をしてもらえませんか?」など信じられない営業を受けた事がある。



「数百万・一千万の買い物を誰が電話で決定などするのだ!」と一喝出来る度胸もなく、それなりの対応をするしか出来なかったのだが、今考えてもとんでもない営業が行なわれていたのだ。



悲しいかなホール営業には遊技台というものが不可欠だから、多少は従わざるを得ないというのが実情だと思う。しかしそれらを許し続けてきた結果が、ホール数の減少に繋がっているとすれば問題は大きい。



逆に機械メーカー側もホール数(ユーザー数)が減少すれば、いい事は一つもないのだ。本来は共存共栄しなくてはならないのに 最近のテレビCMなどが顕著だが機械メーカーだけがあまりに目立ちすぎている。



悪い事とは思わないが、一般の人からすると「景気いいねぇ~ パチンコ業界は」と錯覚する人が多い。とんでもない・・・今元気なのはホールではなく機械メーカーだよと個人的に言いたくなる。



それらを踏まえて、考え方の順列は逆にしなければならない。客あってのホール・ホールあっての機械メーカー及び周辺機器メーカーと。



そのような考え方というのは 近年少しずつ出て来てはいるが、まだまだ浸透していないと思っている。ホールと機械メーカーの一番望ましい関係は、対等であり共に業界発展を目指すべきなのである。



ところで遊技台についてだが、パチンコは最近又、色々な種類が出てきてホールの選択肢は増えた。しかしスロットについては内規の問題もあり、多くのスロットユーザーが望まない機種しか発売できなくなっている。



この部分については同情の余地がある。俗に言う5号機といわれるスロットの内規の中で、各機械メーカーの方々は相当苦労していると思われる。何とか面白い機械を、というのが自分は感じているのだ。



個人的に4号機の射幸性や出玉性能は内規で規制されても致し方ないと思うが、ゲーム性まで完全否定するような内規はどうも納得できない。これは一ユーザーの意見であり間違いなく多くのスロットファンは思っている。



スロットについて1点苦言を。4号機の頃も沢山あったけど、複雑な遊技方法が初心者ユーザーを自ら遠ざけている部分がある。今の5号機でもそうだ。



例えば4号機の場合、目押し力というものが問われ、適切に押す事によって多くの出玉を得られる、というものが多かった。これは初心者には苦痛であり、出玉を損してしまったという感情が生まれる。



それでも豊富なゲーム性を持った機械が多かった為、多くのユーザーに支持された。と同時に目押し力に自信のないユーザーは北電子のロングランヒット機『ジャグラーシリーズ』を多くの人が支持した。



しかし今回の5号機。これも目押し力が必要な部分があるのだが、4号機と根本的に違うのは、多くのメダルを獲得する為の目押しではなく、決められた枚数を獲得した後、メダルを減らさない為の目押しなのだ。こうやって文字にしてみると分かりづらい事この上ない。



という事は初めて遊ぼうとする人達にとっても分かり辛いという事なのだ。それでなくても出玉の瞬発力は抑えられ、大勝ちは出来なくなった上に、初心者や知らない人は損をする仕様になっている。そんな流れにしておいてライトユーザーの取り込みを・・・と業界が謳っているのが更に信じられない。



確かにパチスロ雑誌や漫画などには、多くの情報が載っている。しかしユーザーの全てがそれらを読んでいるわけではないし 年配の人だってやってみたいと思っている方はいるのに阻害している状態だ。



5号機は低資金で遊びやすいスロットと銘打っているが、実は遊びにくくて初当たりが遠かった場合、回収が困難な遊技機なのだ。そんな台は長続きするはずもなく、多くのユーザーが又離れていくのは間違いない。



そして、これらの客離れはホール側にも責任がある。それは遊技機のゲーム性を説明する『ミニガイドブック』なるものが機械メーカーから配布されているのだが、それをカウンターないしは島の端に置いている事が多い。



それらを置くだけでサービスなのだと勘違いをしている。ましてその『ミニガイドブック』は自分のように10年以上スロットを打っている人間でさえ理解不能のものがある。



ホール側もそんな人達を敏感に察知し、丁寧な説明を心掛けるか「スタッフが遊技説明を致します」くらいの張り紙があってもよさそうなものだが・・・ただ、張り紙をしたからそれで良いというのもマズイ。



聞くのも面倒だし、恥ずかしいという人だって少なくない。だからスタッフは遊技客に対して気配り・目配りが必要なのだ。そのような細かな配慮がさり気なく出来るホール。あまり見ないなぁ・・・







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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章を思い出します。

    5号機になってからボーナスがオマケ程度の台が増えた。ATでもARTでも上乗せを繰り返して増やすタイプ中心で熱い瞬間がそれまでの4号機とは変わった。



    ジャグラーでもファイナルと全然違った。



    時間あたりの出玉性能が劣る5号機で勝つためには時間が必須です。これでは普通の遊戯者は休日以外には遊びにくい。



    20円スロットと1円パチンコの店舗を見かける。遊戯者は現在のスロットを支持しているようにも思える。



    けれども私は大花火のような台が販売できる環境が必要だと思う。6号機に期待したい。

    あさ  »このコメントに返信
  2. ピンバック: あさ

  3. と言うより

    調整者が無能すぎて面白い機械でも必ずダメにするのが問題なのでは?



    やまだ  »このコメントに返信
  4. ピンバック: やまだ

  5. Unknown

    CR以前は、購入に関してメーカーに接待させたりしてたんでしょ?

    メーカーは今その借りを返してるんじゃないの?



    昔相当に上から対応された恨みが蓄積して、やられたから倍返しされてるんだよ
    akc  »このコメントに返信
  6. ピンバック: akc

  7. Unknown

    概ね賛同しますが、1点だけ・・

    最近の5号機に目押しを必須としている台は

    ほぼありませんよ・・・



    筆者の方はもしかしてリプパン外しの事を

    書いているのではと推測できますが

    2009年頃より押し順ナビに従うだけの仕様の

    台がほとんどですよ。

    (日報寄稿者として修正すべきですよ・・)



    このことからも筆者がある程度年輩で、

    ここ数年はスロットの新台情報に対して耳をふさいで

    しまっているというのがわかります。



    それはそれで業界の問題点なのでしょうが、

    とにかく現状設置してあるスロットは

    「目押し技術」の概念はもうほとんどありません。

    ほとんど運です。

    事故待ちなんていわれたりします。



    それとスロットのスペックをもう少し勉強されてみてください。

    AタイプとART機とAT機。

    大きく分けてこの3つしかありません。



    パチンコのライトスペック~マックスタイプのように

    純増・コイン単価でかなり遊びやすさのすみわけが

    できていますよ。
    業界通行人  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 業界通行人

  9. Unknown

    この記事を書いた時期が特定できないから誤解を招くのだが、5号機の初期は目押しが必要とされた機種が多い。また、RTも結構あったと思う。そこで提案だが、いつ書いたものなのか、また修整や加筆があったのかどうかも記した方が、理解は深くなると思う。
    提案  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 提案

  11. Unknown

    勝ちへの入口が狭すぎますよね。

    昔のAT機はとりあえずぶっ込めばどうにかなる感じでしたけど、今はぶっ込んでからが勝負なわけで。

    あまかさ  »このコメントに返信
  12. ピンバック: あまかさ

  13. Unknown

    売れ続ける限り価格を見直す必要などありませんね。

    販売条件やフォロー体制についてもしかり。



    ホール数の減少がメーカーの危機感に繋がるかどうかも疑問です。

    高価な遊技機の販売利益は、カジノへと活用されるわけです。

    パチンコ業界の危機意識はメーカーのそれとは重ならないようです。
    ちょっと通りすがり  »このコメントに返信
  14. ピンバック: ちょっと通りすがり

  15. うっとおしい接客

    1年前だったかスロットで初めて打つ機種に座り、

    少し打っていると何となく熱そうな演出がきたので

    台横にぶら下がってるミニブックを眺めはじめたら

    すかさず女の店員がやってきて、

    「どうされましたか?遊び方が分からないんですか?」

    「ええ、まぁ…」(なんだこの店員うるさいな…)

    「少々お待ちください!!」

    頼んでないのにインカムでわざわざ男の店員を呼び出し。

    やってきた男店員に遊び方を説明されて疲れました…

    早く続きを打ちたいのに!

    頼んでもいないのに!

    それ以前に女の店員は呼んでもいないのに…

    ミニブックを見るだけで充分ですよ…

    マイペースで打たせて欲しい…
    ワンコ  »このコメントに返信
  16. ピンバック: ワンコ



  17. 最近は目押ししないと出玉に直結する台なんてほぼないですよね?

    ボーナスもリプレイ、チェリーもスイカもリプレイなんて台すらありますよね?

    仕様上しょうがないのかもしれませんが最近の台はほぼ左からしか押せないですよね?

    ゲーム性もですけど、昔はずっと雑誌も読んでましたし、設定差なんかも調べてワクワクしてました。

    今見るとすれば天井ゲーム数ぐらいのものです。

    敷居が高いのって本当にゲーム性のわかりにくさなんですかね?





    長文失礼いたしました

    若者  »このコメントに返信
  18. ピンバック: 若者

  19. Unknown

    遊技説明をお願いしても難しいんですよね。周りがうるさいから何言ってるのか聞こえないというw



    18歳未満やら生保やらが平気で出入りしてる賭場ですから、ちょっとくらい敷居が高いくらいで丁度良いかと。
    換金停止希望  »このコメントに返信
  20. ピンバック: 換金停止希望

  21. Unknown

    akcさんのレスされてるように昔はメーカーに接待させたりでやり返されてるんだろう。



    ということに全く触れないあたり業界の民度がわかるというものです。
    GA  »このコメントに返信
  22. ピンバック: GA

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