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大学生100人のアンケート調査で空き時間にパチンコはゼロ


居酒屋チェーンが大学生100人を対象に「空き時間に何をするか?」というアンケート調査を実施した。サンプル数は少ないが、男女50人ずつの計100人。狙いは社会人になってから初任給の使い道を居酒屋も選択肢の一つに選んでもらうための、方策を立案するためだ。

普段の空き時間にする項目は13あって、その中にパチンコ・スロットも含まれていた。

ダントツは無料のスマホゲームだった。理由は家でも外でも手軽にできることが挙げられた。

今回のアンケート調査での大学生が使えるレジャー費は月額8800円という結果もあってか、100人の中でパチンコ・スロットにチェックを入れた人はゼロ。

設問の中では「なぜするのか」「なぜしないか」と理由も書くようになっていた。

男子でパチンコをしない理由の大半がタバコの臭いだった。

「お気に入りの服にタバコの臭いが付くと着られない」

「タバコの臭いがする男は女性から嫌われる」

一方の女子は「初めから行くつもりもないので、行かない理由もない」と完全に無視された存在だった。

レジャー費8800円では、パチンコは大学生を排除するレジャーになっていることが改めて分かる。この頃の大学生はおカネを使わない方法を考えるようになっているので、本を買って読むこともなくなっていることが浮き彫りに。スマホがあれば今や読書も無料でできる時代である。

このアンケート調査の狙いは社会人になり初任給をもらい、自分で使える小遣いが増える中で、最初にそのジャンルのレジャーや企業を選んでもらうために、どうアプローチするかを立案するためのもの。そのためには最近の大学生の実情を把握する必要があった。

他のレジャーに目を向けられる前に居酒屋に目を向けてもらうには、どうアプローチするかを調査会社がプレゼンしていく。

逆に言えば、先にパチンコを始められると、パチンコでおカネを使いすぎて居酒屋に落としてくれる金額も減ってしまう、ということである。

調査結果からも見えてくるのは、4月からの禁煙化は社会人デビューしたフレッシュマンをホールに目を向けさせる絶好のチャンスだということが分かる。少なくともパチンコをやらない理由のタバコの臭いが解消されるわけだ。

「最近の若者は喫煙率からも分かるようにタバコの臭いをこれだけ嫌っているのに、なぜ、パチンコ業界は率先して禁煙化に踏み込めなかったのか? 若者を取り込む努力を怠ってきたことが不思議な業界なので、禁煙化を渋ってきた原因を調査したい」(調査会社関係者)

答えは簡単である。

日遊協の来店客調査によるとパチンコ客の喫煙率は58.2%と驚異的な割合だからだ。喫煙派の方が多いのだから、禁煙にすれば客足や稼働が下がることを懸念するあまりに踏み込めなかった。

喫煙率が高い背景には負けてイライラするから喫煙率が高く、吸う本数も自然に増える。これがそんな負けない環境なら喫煙率も下がる? そっちを検証した方が業界のためになる。




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