1円等価で一番心配するのは採算が取れるか、ということですが十分可能性はあります。
玉単価は機種のラインナップや玉貸機が200円切りか500円切りかによって違いはありますが、30銭~35銭になります。
最低採算ライン(設置台数300台)
0.30(玉単価)×25,000個(稼働)=7,500円(台売上)×0.34割(抜き)=2,550円(台粗利)×300台=765,000円(全体粗利)
現在営業中の店舗は
0.30(玉単価)×35,000個(稼働)=10,500円(台売上)×0.3割(抜き)=3,150円(台粗利)×300台=945,000円(全体粗利)
上記の計算では抜きの部分が最も懸念されるところだと思います。
4円営業が平均1割5分抜き。
1円営業は売上げは1/4。抜きが3割ぐらいでも違和感はありません。
最重要点は釘調整。これを軽視すると成功はできません。割り数合わせだけをすればいいというものではありません。お客さまの打ち手感覚を無視した釘調整は命取りとなります。
1円等価のメリットの一つに機械購入費は、4円営業の約1/3ぐらいで済みます。
PKCグループは釘調整だけではなく、営業戦略全般に関わることもご相談に応じることができます。
1円等価営業は何の策もなく成功するものではない、ということを認識することが必要です。
つづく
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1円等価で採算は取れるのか?
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