一時期は収束傾向にあった新型コロナウイルスも東京・大阪・名古屋の大都市圏を中心に全国的に感染拡大が続き、第2波が警戒されている。警察庁はパチンコ業界に対し7月15日付で感染拡大防止に向けた業種別ガイドラインの再徹底を発出している。
そこでホール現場でクラスターを発生させないように徹底したいのが除菌やウイルス除去作業だ。緊急事態が解除された直後は台周りやボードのふき掃除を徹底したが、時間の経過と共におざなりになっている傾向が見られる。
ホール従業員も感染して、店を臨時休業するケースが散見されるが、今こそクラスターが発生しないように、今一度気を引き締めて消毒作業を徹底させなければならない。その時、ちゃんと効果がある商品を選ぶことが肝要だ。
アルコール消毒液不足から、その代用品として普及が進んでいた次亜塩素酸水について、経済産業省や独立行政法人NITE(製品評価技術基盤機構)が5月29日、「現時点では有効性は確認されていない」という中間結果を発表して現場が混乱した。
この中間発表は有効性が確認されておらず「引き続き検証する」という内容だったが、メディアは「効果がない」といった不正確な報道をしてしまった。これによって次亜塩素酸水を導入していた自治体や学校など使用を取りやめるところが相次いだ。ホール現場でも店内の除菌やウイルス除去用して使われていたために現場では混乱が広がった。
この問題に6月26日、一旦の決着がついた。
経済産業省は次亜塩素酸水について、一定の濃度以上のものを使うことで新型コロナウイルスにも有効であることを公表した。
それによると、ふき掃除に使う時は有効塩素濃度が80ppm以上、流水で掛け流すときは有効塩素濃度が35ppm以上のものは、新たな有効性があることが確認された。
ただし、この評価は「対象物と接触させて使用する場合の評価」であり、空間噴霧での有効性・安全性については検証されていない。ホール現場でも噴霧しているケースも少なくない。この点については今後のテーマになりそうだ。
厚労省や経産省のHPなどでは、現時点では人がいるところでの噴霧について推奨していないが、禁止しているわけでもなく曖昧な点が多い。噴霧については製造メーカーに確認したうえで判断をする必要がありそうだ。
これが安心して使える次亜塩素酸水だ
ウイズコロナ時代に安心して使える次亜塩素酸水を選ぶポイントを一覧表にしたものが以下の表だ。

経産省が発表した次亜塩素酸水の科学的特性を踏まえた推奨される表示例であり、この9項目をしっかりチェックすることはいうまでもない。ホールでの除菌、ウイルス除去作業はふき取りになるので、塩素濃度が80ppm以上のものを選ばなければならない。
一般的な次亜塩素酸水は開封から90日程度で除菌力が衰えていく。製造年月日と使用期限、塩素濃度の低減を明記している商品は良心的と言える。この項目が記載されていない商品は逆な見方をすれば安心して使えない。
パック・エックスイノベーションは、ホールの感染対策に次亜塩素酸水を十分に吟味した結果、9項目で明確に表記されているピュアソン社「ジアのチカラ」を販売することになった。除菌効果はもちろんのこと、ジアのチカラは特許技術により製造から1年、開封から1年経っても除菌力をキープすることも特徴の一つだ。
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