パチンコ業界の場合、店舗の建築期間は非常にタイトなケースが日常茶飯事。新築で3カ月なんてケースも珍しくない。正月営業を控え、工事も検査前の最終段階に入り、ピークを迎えているホールが全国各地にあることだろう。
ヒューザーの100平方メートル超で3000万円という格安マンションには、建築コストを下げるために安全性を犠牲にしていたわけだが、パチンコ業界で工期を短縮するあまりの悲劇を一つ。
大型店だ。階上は自走式立体駐車場。これで工期3カ月ちょい。悲劇は雨の日に起こった。
島が立ってからも防水工事が完了していなかったようで、建物の入口付近から滝のように雨が入り込み、店内は水浸し。電気やコンピュータの配線工事は終わっていたため、また、配線工事をやりなおすはめになったそうだ。
その工事代を請求できるわけでもないようだ。
工期が短いから仕事も相当雑らしい。
省スペースの島の中は色々な業者の配線が入り乱れている。漏電やノイズ、基盤を置けるような環境ではない。
工期にゆとりがあれば二度手間工事をする必要もない。
オープン日当日。一斉に電源が立ち上がった後で、どんな不測の事態が起きるか今から心配だという。
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