「理不尽な業界」のコメント欄に寄せられたこんびさんの意見を1本のエントリーとしました。不当な指導に対しては、たとえ相手が警察であろうが断固闘うべきだ、とする意見です。
許認可権を握っている警察には逆らえない、とするのが業界の大人の事情。
かつて、一発機の撤去を巡って「隣の県では使えているのに、ナゼうちの県は使えないのだ。同じ日本で行政指導の温度差があるのはおかしい」とばかりに行政指導を無視して営業を続けているホールがありました。
ところが、警察は別件で捜査に。従業員名簿かなにかで、営業前に突然立ち入り調査を始めようとしました。現場からの報告を受けたオーナーはすぐさま、弁護士に相談しました。風営法を知らなかった弁護士は、これを拒否することを指示。
結果的に立ち入りを拒んだことで営業停止に。店舗数も多かったので営業停止は相当堪え、それからはおとなしくなったオーナーがいました。
この時は肝心の一発機を設置していることとは別に、立ち入り調査を拒否したことが直接の営業停止原因となり、本論が争われることがなかったのが、今となっては残念です。行政指導に温度差による一発機の撤去について法廷闘争をやっていたらどうなっていたか。
う~ん、読めば読むほどやっぱり『内向き』。
そもそもパチンコ業界の方って、なぜかくも『業界』という言葉をすぐ振りかざすのだろう。
何かといえば『この業界では…』、『業界を知らない』…………。何かの特権階級なんでしょうか?
現に日々の営業だけを考えたら、所轄の意向に逆らわず、空気を読んでいれば事はすむ。
許可営業の業種であることさえ知っていれば、そんなことは皆常識的に知っている。
およそ問題なのは警察のありようなのも皆知っている。Aホールだけ指導なんてのはそりゃおかしい。
が、それに対するパチンコ店側の対応も、問題があるのではないか? ということを私は言いたい。
いわゆる『業界の常識』に反することを言えば、『業界を知らない』だの、『理想論』だの、『客側の意見だけ押し付けるな』だの言われてしまうと、じゃあせいぜい警察の言いなりになって、閉鎖的な業界のまま一生終わりなよ! ということで話は終わってしまいますよ。
客は業界の常識に従ってればいいんだよっ! と業界の常識をふりかざす構図は、パチンコ店に対し不当な指導を繰り返す警察と同じにしか見えないし、とても残念です。
現実、現実っておっしゃいますが、理想論なしで現実をこなすのはただの自転車操業と同じだし、もう少し発展的にモノゴトを捉えることはできないのですかね?
どうあれ、中には少々書き方が汚い方もいらっしゃいますが、それでも皆現状を打破しようという思いがあって、ここにわざわざカキコミをしてる。
現状は現状として、パチンコ店としては不当な所轄のあり方に対し、もっと正当に正面から立ち向かわなければいけない時に来てるのではないですか?
裁判の話も全否定されてますが、それはやり方次第です。
私の叔父は水道関係の許認可商売をしていまして、旧建設省相手に訴訟して、全面勝訴でしたよ。
まさに建設省の不当な許認可のやり方と戦いました。
当時、業界の他の会社の連中は「役人にはむかうなんて何事だ」、「役所と争って仕事がなくなったらどうする」、「仕事がなくなったら生活はどうするんだ」と中間管理職さんと同じことを言ってました。
理想論でもなんでもないんですよ、こんなことは。
不当を不当といえる業界にしたくないのですか?
裁判費用がどうだの、敵は警察だから勝てる見込みがないだの、小さいことばかりおっしゃってますが、戦う気概がないだけじゃないですか?
小さいことを私もあえて申しますが、営業停止処分を争う場合は、訴訟で結論出るまでは営業停止しなくてすむ方策もあるわけで、気にする必要はないです。
訴訟費用だって、勝てば相手持ちです。
さらには、一銭も得しない? むしろマイナス?
勝てば業界全体が底上げのプラスもプラスですよね。もちろん戦うからには、マスコミも使って大きく仕掛けていく必要はありますが。
私の叔父の例でいえば、マスコミがかぎつけてきて、当時の週刊新潮か文春かどちらか忘れましたが、特集を組みましたからね。
叔父の会社の規模だって、弱小も弱小、従業員20人くらいの本当に小さい会社でした。それでも腹を決めれば、業界を変えれるんですよ。
ま、訴訟はともかく、結局は業界人と言われる方は最終的には『所轄の言い分に従う』という結論ありきだから、いつまでたっても閉鎖的な業界に甘んじているのではないですかね?
警察側も訴訟なんかしてくるわけないと、たかをくくっているから、不当な指導を繰り返してくるわけで、足元見られてるわけですよ。
営業停止処分はよっぽどじゃないと下せないんですから、そこは怖れずに、業界全体の取り組みとして、不当に対しては断固立ち向かう姿勢があってもいいのではないのでしょうか?
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※他の業界人がコメントで、トイレ如きで即営業停止とは書いてナイと言っていました。
※またある業界人の寄稿では、誰だってトイレは貸したいと言ってました。
※元店長はブログでこう書いていました。
http://gocats.exblog.jp/14272020/
何が起きるか分からないのが世間です。
パチンコ屋側が監督官庁の指導に従っている事がイケナイ事なのでしょうか?
それを非難されるのはホール側なのでしょうか?
監督官庁側を非難したければ、国民側が批難をなぜしないのでしょうか?
トイレの件は、各パチンコ屋が警察に確認すれば良い事でしょう。
そこで緊急事態の際は、トイレを貸したいとパチンコ屋側が言えば良い事なのに、先日までのコメントの一部は論点が飛躍してますね。
ピンバック: 第四者
所詮、蛸壺業界なんですよね。
自ら蛸壺からは出る気がない。
やっぱ戦後のどさくさに三国人が始めた商売と
いうルーツがそうさせているのでしょう。
世間とは隔絶した意識。
しかし新卒採用のエントリーにもあったように
新卒者がそういったことを知らずに就職してくるもんだから
ギャップが生まれるんでしょうね。
パチンコ新法の成立が待ち望まれますね。
風適法に規定される業ではなく、振興策を盛り込まれた業法で堂々と営業したいものです。
ピンバック: メリット
似た意見があって嬉しいです
警察がいい加減なんです
同じ地区でありながらイベント告知
新装開店告知禁止とかがある
50メートル先の店はバンバン告知してOK
これは握らせてるモノの差?
数年前体感機による攻略がすべてゴト行為とみなされた
だがそれも○○県ではゴト行為として逮捕適用だが○県では店の注意だけでいいとかがあった
所轄により法律が違う
道州制か?
パチンコをよくするならまず警察の改革からだと思う
ピンバック: ドンタク
投稿者の書かれている事は正に正論ですが、今の日本の現状を見渡すと、裁判はちょっと難しいと感じます。
政治の世界がいい例のようにO氏に異常なくらいのバッシング報道など、完全に頭がイカレてるとしか思えないです。
前の日本では悪い事は悪い事と裁判で結果が出たのでしょうが、残念ながら今の腐ったこの国にそれを求めても最初から無理なのかなと感じています。
まして警察、協会、メーカー、マスゴミetc不正、天下りや癒着など腐りきってる同じ貉同士で争っても、結局裏金捕ませてウヤムヤて終わるじゃないでしょうか?
客側からするとブラックボックスのようなパチンコ屋をクリーンにするのは大歓迎ですが、クリーンにして苦しむのは最終的にはこの業界にいる人達なんではないでしょうか?
ピンバック: TAC
先日廃業した関西の○ルーン・・・従業員が人を殺してました。
今、テレビニュースで。
逮捕監禁容疑とのこと。
こんな店があるから、パチンコの従業員は・・・と言われてしまうんですね。まじめに頑張っているスタッフも山ほどいるのに。
ピンバック: 匿名
先日相撲界で野球バクチの問題が出てきましたが、パチンコはバクチそれも???国主催の、日本国推薦の、今では競艇、競輪をも脅かす一大バクチ産業になっているのに、(それも民間賭博)何のお咎めもなし、しかも”おおっぴらに裏口において金銭に交換している”
公営でなく民間なのに、何故許されているのか?40年程前一時取締りがあり両替に本当に厳しく取り締まり、中には(関東)スーパーを隣に併合してた時代もあったのに・・・
ピンバック: 世捨て人
こんにちは。初コメントになります。
そうなると警察は パチンコの営業を許可しない。
パチンコ自体が違法だと言いそうじゃないですか?
ピンバック: みらい
いろいろな論議がありますが、簡単に考えて皆さんは信号無視したことがありませんか?もしくは落ちていた100円玉をそのまま頂いたことありませんか?もしくは立小便をしたことがありませんか?それぞれ視点が違いますが、全て法律違反です。しかしながら、私たち人間には”見つからなければいいや”という気持ちが少なからずあります。
トイレの件ですが(いまさら・・・)ようは見つからなければ良いんじゃないですかね?法令順守これはとても大切なことですが、困っている人を助けたいが法律を守らなければもしかしたら営業停止処分になってしまうかもしれないといった危機感の葛藤があると思います。私自身も警察庁に問い合わせをしたところ、風俗営業者の禁止事項の中に18歳未満の遊技客として入店させてはならない事項がありますが、もうひとつ年少者の立ち入り禁止の表示というのがあります。これは呼んで字のごとくです。つまり、遊技客でも無くても立ち入り禁止の表示に属した義務があります。これを張ってありトイレのためと言って年少者(18歳未満)を入店させることは、この店舗入り口に表示されている年少者立ち入り禁止のステッカーはただの飾りになってしまいます。
者は良いようですが、良くも悪くも見つからなければ良いのではないでしょうか。知り合いのP店の法務部の人も同じようなことを言っていました。正直失笑しました。
中間管理職さんの言い分はごもっともです。また、ファン皆様の言い分もありますがどちらにせよ、許可営業制のP店ではしょうがないですし、社員を路頭に迷わせることも出来ません。しかし、人道的見地からこっそり貸してしまうよりほか無いでしょう。仮に周辺に何も無い土田舎のP店ならなおさらです。しかし、繁華街であったならば今なら必ずコンビニやゲームセンターがあると思いますのでそちらに行っていただくのが賢明かと思います。
それぞれの思いや見解がありますが、さすがに周辺に何も無い土田舎のP店のトイレを貸して営業停止は・・・あっても指示書分程度かなと思います。さすがに繁華街はどうなるかわかりませんが。
ピンバック: まりのすけ
18歳未満でも遊技していることは
多々あるわけですが(皆さん高校生の頃パチンコ行きましたよね)
もちろん見た目ですぐわかるようなのは身分証明書の提示を求めて
退店していただきますが
妙に大人びてわからないような18歳未満は
現在でも何食わぬ顔して遊技できているのではないかと思います。
故意でなければ18歳未満の入店は許されるのでしょうかね~。
ある店を営業停止にする意図でライバル店が大人びた18歳未満の少年を
遊技させて、警察に通報したら営業停止に追い込めますかね~。
ピンバック: メリット
元店長さんのブログを読みました
白黒はっきり出来ない苦労や、思いがけない場所から横やりが入ると元店長さんは、そんな危険性を書いてると読み取れました
ピンバック: 空
元店長の体験談は、何が起きるか解らないコトを示唆しているのだと感じた。
だから裁判なんて出来るかと思う。
ピンバック: ひまわり
面白いなぁ~
人間としてと問題と、法律としての問題の捉え方で真っ向勝負
異種格闘技の戦いで勝敗は着かないでしょう
極論まで出て『白黒』着けるなんて無理ちゃう?
一つの食材に対して、調理方法での対立
尚且つ、お互いある程度は調理法は理解しての話で、『その調理方は解るけど、コッチが旨い!だから譲れない』的な内容なんだもんな~
主さんはどう調理するんやろ?
違う意味で楽しみ
ただ、かなり憶測な内容も多い気はするな~両者とも
例えば、トイレ貸しての営業停止。メディアは味方に付くなど、この事案に対しての実例が少ない点を根本にして話しても無理やないかな?
って、思いました。
コメント投稿の意味合いでの感じた事
ピンバック: 自来也
店舗内・営業箇所がダメであれば、駐車場や屋外から入れるトイレを設置しておけばいいと思うのですが、それもだめなのかな・・・
ピンバック: 初投稿
こんびさんと同じ気持ちでした
業界の人達の「業界では~」は本当に滑稽ですわ
それでもいいんですよ
文句さえ言わずに粛々とお上に従っているだけならば
でも実際はぐだぐだと文句だけは言う
挙げ句ちっとも動こうとはしない
下手をすると動こうとしている人の足を引っ張る始末
権利だけ主張して義務を果たそうとしないただの我儘でしょう
何かを得ようとするならば何かを犠牲にするのは当たり前だろうと
全てを得ようとするのは虫がよすぎな話です
行政とコトを構えて営業停止になったら~
従業員の生活や賃金が~
裁判で時間が費用が~
こんなコトばっから言ってる人が多いですよね
じゃあ諦めなさいよ
その人なり会社なりにはそっちの方が期待値として上だったんでしょ?
10年20年先より今が大事なんだろうからそうしてればいいだけなのに
子供手当てを目当てに民主に投票した層や、今この瞬間の手取りが多いからと派遣を続けてきた人達と同じレベルじゃないかと思いますわ
って書いていたら気付いた
業界内で数十年後を考えている革新派の人達の最大の敵は…
すぐそばにいるんじゃないかとw
ピンバック: 小林家秘伝のドライカレー
必死ですよね、業界慣例を守りたい人。
何回でも言いますよ。警察なんて所詮は役人です。
法令? それは政治家が書き換えていいものです。議会の機能はそれを認めてます。
徒労? 民主主義は最悪から二番目だがそれでも最良の選択だとチャーチルは言っています。
役人は貴族か何かですか? たかが役人ですよ。
あと、従業員の生活とかお為ごかしはよしなさい。
それはここ最近の表現規制の一件と同じ臭いスメルがします(あっちは子供をダシに。こっちは従業員をダシにしているだけです!)。
民主主義は諦めるところから崩壊が始まります。
役人は民主主義の言いなりになる存在です。
手続きが面倒で、最悪から二番目でも独裁と、現在パチ業界が甘受しているノーメンクラツーラ、役人天国より、ずっとマシなのです。
日本が腐ったから諦めろ。それこそ役人貴族の言い分に従う奴隷です。
奴隷で結構。業界縮小なお結構。ウチはウチの利益だけ確定できればそれでいい。潰れるならどうぞ。利益を抜くだけ抜いたらトンズラのつもりですから。
そういう方は是非そう言って欲しい。そして、それ以降は口を開かず黙ってトンズラして欲しいです。
ピンバック: 奥平剛士
業界人や一般人に関わらず、根拠法を読んでない方はまず読むべき。十分な知識を持たないと、正確に事態を把握できないから。
風適法の第22条第5号で述べられた18歳未満の者を客として立ち入らせてはならない、という禁止条文は、未成年従業員が業務に際して営業所に立ち入るのを妨げない為にあるのだと思う。風俗営業店にも、客と接しないですむ裏方の仕事があるから。
同法第50条第4号で述べられる罰則では、前述した第22条第5号の規定に違反した者は、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する、と重い処罰を規定している。これは、リスクを覚悟して所轄の理不尽さと対決すべきと思える内容だろうか?
自由な意見交換を悪く言うつもりはないが、刑罰が規定された違法行為(犯罪)だと分かって他人をそそのかすと教唆や幇助の罪に問われることを理解して、この場での発言責任をお互いに自戒したい。
ピンバック: 養分
警察関係者からすれば、本来民間にあっては認められないギャンブル行為を『天下り』の為に仕方なくやらせてあげているのに…。
という事でしょう。水戸黄門の悪代官と○○屋の関係です。
その中で訴訟など、黄門様から印篭を突き付けられたらお終いです。保守政党が完全に確立されたらパチンコは衰退するばかりになると思います。
今の阿呆政権のウチに儲けるだけ儲けて、他の商売に転身するのが良いかと!。
ピンバック: いやはゃなんとも。
もうさ面倒だから、店の外の駐車場とかに仮設トイレでも置いとけよ。
景品買取所にトイレがあるなら其処まで案内するとかでも良いじゃん。
ピンバック: 通りすがり
所轄による違いを統一化しないと
確変翌日繰り越しOKとダメな地域があるのもおかしい
警察を監視する組織が必要
公安ですね
公安がパチンコを牛耳る警察をにらまないと
博打関連は全て警察が牛耳っています
雀荘で金賭けてない客はいないんです
でも雀荘を潰しにはかからない
徹夜だけは禁止しているが徹マンさせないと儲からない雀荘はひっそり徹マンさせる
警察はその気になれば金はなんぼでも取れます
警察を傾かせるにはこんなトイレ問題しかないんです
ピンバック: ドンタク
私も書き込みをしましたが、トイレの件が大きな反響となっていますね。
「悪法も法。批判する人間は許認可事業の理解が足りない」と主張する業界側と
「法も大事だが、人道的見地から見てオカシイ。行政に頭が上がらないのは、やましい事があるからだ」と主張するユーザーさん。
私には、このように見えます。
これには、根深い価値観の差があると思います。
話は逸れますが、郵政民営化の際、出世した方のお話を聞いた事があります。
学歴・経歴から考えると、その方が、その地位に就く事はあり得なかった。
しかし、重宝されて、出世した。組織として、必要になったからだと思う。
こんな話でした。
郵政生え抜きは、予算は守るモノ。だと思っている。
だから、無駄だと思える金も予算ならば躊躇なく使うし、販促予算を追加すれば、爆発的に収益があがると分かっていても実行しない。
それは、価値観の問題。刷り込まれたモノは根深く、正面から反論すると、露骨に反発する。
反面、民営化と共に民間から登用された人間は『無駄な金なら予算でも使うな。必要な金なら予算に無くとも使おう』という思考。
だから、生え抜きの「決められた範疇で、決められた事だけ実行する」という保守的な考え方は理解できない。
反面、生え抜きからすると、「決められた範疇を逸脱するとは何事か」となる。
予算を守らない事は犯罪行為という見方を人間すらいるのだそうだ。
どちらに主眼を置くかで、どちらも正解となるし、どちらも不正解となる議論。
通訳する作業に、ほとほと手を焼いたそうだ。
『どちらも、顧客という視点が抜けているんですよ』という。
生え抜きは、上司から求められる仕事を意識し、
民間出身者は、株主から求められる仕事を意識している。
どちらも、顧客からの視点が抜けている。と
これが定着すれば、現実に適合していないルールは変える必要があると、容易に理解できる。
逆に、これが無いと、終わりのない議論に突入する。
どちらも正解であり、不正解であるから、いくら通訳しても意味が無い。
法は守るのが正義だ。
だが、法は暗黙知を形式化しただけのモノでもある。
土地や時代が変われば、暗黙知も変わる。
だから、形式知である法も同じ。
だから法解釈を都道府県単位で行い、条例が制定されるケースもある。
ただ、業界側からそれを陳情できないのは理解できる。
目を付けられたくないのは、皆同じ。
では、なぜ目を付けられるのか?
競合としのぎを削る中で、ホコリの出ない店など無いからだ。
(全てのホコリを取り除いていても、何がホコリかを決めるのは行政。毛糸はホコリだと言われたら、それもホコリとなり得る)
裁量行政を非難される行政にも、言い分はある。
「自制の出来ない奴らだから、規制が必要」
隙をついて、自分だけ良い思いをしたい。と行動してきたツケだ。
(全てのホールでは無いが、多くのホールがそうだった)
行政にも、顧客にも、ツケがあるホール企業。
もう、適応出来ない理由を振りかざしている場合では無いと思う。
風適法下の営業だが、存続するかどうかを握っているのは行政だけでは無い。
顧客も握っているし、顧客とは、社会も含む。
ピンバック: 皮
私なんぞのコメントが、一エントリーに取り上げられ恐縮です。
あまり時間がないので、詳細は後日改めて書き込みたいと思いますが、少なくとも、私の趣旨としては、法を守るなと言ってるわけでもないし、誰に何と言われてもトイレを貸せと言ってるわけでもありません。
ただ、トイレの話は今の警察のありようをある意味象徴的にあらわしているし、逆に現に業界の置かれている立場をまた象徴的にあらわしているわけです。
つまり問題点として、
①警察の指導の在り方
②許可営業業種としての法人の在り方
この二点が奥に潜んでいるいるわけです。
①に対して、警察のありようはあまりに現状理不尽だという認識は皆共通してるでしょう。
そして、その理不尽さを正せるのなら正したいと、それも共通認識でしょう。
さて、正そうと思っても、許可営業業種であることから、どんな理不尽でもはむかうなんてとんでもない、しかし何とかしたいと、そこで②の法人の在り方が問題になるわけです。
不当と思うなら断固戦えと、私は以前書きましたが、やみくもに戦ってもそれは無意味です。
いくら許可をもらっている立場といえども、それ以外の面では相手が警察であれなんであれ、対等な立場で渡り合える強固な法人組織の構築が必要といえます。基盤が脆弱だから、警察の思うがままに翻弄されてしまうのです。
そして、それは決して規模の問題でもありません。
詳細はまた後日書きたいと思いますが、パチンコ店側としては、店長がふらふらと始末書を書きに行くような従来の体制ではなく、いわゆるコンプライアンス体制をはじめとした強固な法人組織の構築、その上で、戦う気概をもってすれば不当な警察権力にも対抗できるものだと思っています。
もっとも、強固な体制がなくたって、私の叔父のように気概を持って戦えば、事は前に進むとも思いますが。
もうひとつだけ申せば、戦う気概が生まれるのは、物事に対する確固たる理念理想があるからこそで、このパチンコ業界を良くして行きたいという熱い思いが最後は物事を動かすものだと思っています。
理念と情熱がなければ、何も変わりません。
業界の方の書き込みを見ると、現状を嘆くばかりで、理念と情熱を感じられず、なんだか残念でなりません。
ピンバック: こんび
>>現状を嘆くばかりで、理念と情熱を感じられず、なんだか残念でなりません
朝鮮半島と警察の関係を考えれば業界の立場が分かるよ
波風立てられないんだよね
ピンバック: 556業界人