パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

モーニングコールサービス

スマホ契約で電話をよく使う人はカケホーダイプランに入る。通話時間・回数無制限で月額1700円程度だから入らない手はない。ま、ネットが主体の人には割高なプランに思えるだろうが。

会社から持たされているスマホは、カケホーダイプランに入っている。そこで、店長が考えたのが、「モーニングコールサービス」だった。カケホーダイなので、いくら掛けても電話代が上がることはない。

このモーニングコールサービスとは、読んで字のごとく。朝、ホールの顧客のスマホへモーニングコールを掛けるというアイデアだ。朝起きられない人のためのモーニングコールではないことは言うまでもない。

「おはようございます。本日は〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇です」と来店を促す電話内容である。このモーニングコールを受けて来店すれば、それなりの特典を付ける。でなければ足を運んでもらうことはできない。

例えば、総付け景品の日であれば、総付け景品を渡す。これでは来店動機としては弱い。それなら来店ポイントを10倍にするとか、優先入場券を渡すとか、何らかのメリットがなければならない。

広告宣伝の自主規制が撤廃されたことで、雑誌・ライター取材、タレントを呼ぶことはOKになった。これがエスカレートすると、「今日は特定機種のイベント日ですから、是非来店してください」ということになる。

集客のためにどうすれば一番効果的か、現場の店長は日々悩み続けている。そうやって知恵を絞って集客しても、専業や軍団が群がるだけで、本来ホールが来店して欲しい客層とはほど遠い。それでも客数だけを見て「朝から300人も並んだ」と胸をなでおろす。そんなホールに限って抽選券の売買が行われたりして、ホールは対策に苦慮している。

等価交換・高射幸機頼りで業界のユーザーの育て方が間違った結果でもある。

そんな無駄な集客競争を静観していると結果的には、ますます来店客数が減り、閉店予備軍となってしまう。

かつて、「ホールとメーカーは車の両輪」と言われた時代があった。まだ、ホールもメーカーも儲かっていた時代の話で、この両輪論に猛烈に異を唱えるホール組合長がいる。

体力のない中小ホールでも、将来もホール経営を続けていきたいと願っている勢力もある。

「財務がしっかりした大手は高くても新台が買えるが、弱小ホールは今までのように安い中古が買えなくなったら、この先不安でしょうがない。弱小ホールをメーカーが救済しないとホール軒数も遊技人口ももっと減る」(ホール組合長)と訴える。

これを聞いた営業マンの本音は「中古しか買えないホールはいずれいなくなる」。そんなことはおくびにも出せないで愚痴を聞いていた。

ギャンブルとしてのパチンコの追及にはそろそろ終止符を打たなければならない。愚痴を聞いているメーカーだって明日は我が身だ。遊びで集客できるパチンコ台を開発して欲しいものだ。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

逆ザヤ狙いの大景品を値上げ前にいかに吐き出させるか

金の高騰はどこまでも続く。5月1日現在、田中貴金属では金1gの販売価格は9649円、買い取り価格は9534円となっている。こうした金高騰を受けてTUCの大景品(金1g)9000円がいつ1万円に引き上げられるかのカウントダウンは始まっていた。


それを察知したユーザーは大景品が1万円に引き上げられるタイミングを狙って、換金せずに手元に貯め込んでいる人も一定数いるようだ。大量に貯玉していた人も全部引き下ろして大景品に交換してその時を待っている。

逆ザヤ狙いはTUCとしても頭が痛い問題だ。1万円に値上げした時に交換されたらたまったもんではないので、値上げする前に現在貯め込んでいる大景品を吐き出させなければいけない。そこで編み出された方法が1g 大景品の買取中止予定予告だ。


ここでのポイントは中止日を明記していないこと。これこそが心理戦でもある。買取してもらえなければ、宝の持ち腐れになる。逆ザヤを諦めて吐き出してもらおうということだ。

しかし、東京都の金賞品は波乱万丈な運命にある。それは商品価値が高く市場流通性がある金を選択した時から始まっているとも言える。

東京都の景品買取所は暴力団排除が一番遅れていた地域でもあった。警視庁のお膝元が暴力団排除が遅れていたわけだから、恰好がつかない。暴力団にすればシノギの一つが奪われるわけだから由々しき問題だった。暴力団排除の先頭に立っていたホール組合長の家に実弾が打ち込まれたりして、抵抗を見せた。

しかし、暴力団は考え方をすぐに切り替えた。新しく組織されたTUCは金賞品で統一された。つまり、TUCの窓口なら都内どこでも景品を買い取ってもらうことができた。

「パッキーカードの偽造でも儲けさせてもらったが、まさに金鉱を見つけた思いだった。ケースは本物を使い中身は金メッキだった。金型におカネはかかったがすぐに元が取れた」(暴力団OB)

TUCは当初はニセモノが登場するのを想定していなかった。偽造防止にホログラムシールが採用されるのはその後だった。その結果ニセモノを作ることを止めたようだ。

ホログラムシール対策が終わってもニセモノは出回っていた。2008年10月には警視庁組織犯罪対策特別捜査隊が、偽造したTUC景品を換金所で交換するために中国から密輸しようとしたなどとして、日本人と中国人の男女計7人を関税法違反(輸入禁制品の輸入未遂)や詐欺の疑いで逮捕している。

金賞品を使ったばっかりに偽造や相次ぐ値上げなど数奇な運命を辿ることになる。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

低価交換でインバウンド専用パチンコを

水際対策が緩和されたことでインバウンド客がコロナ前の水準にまで戻って来た。

都内在住の遊技機メーカーの営業マンが家族旅行で広島の宮島へ行ったのは、子供が春休みの時だった。大鳥居の修復工事も完了し、宮島へ向かうフェーリーは超満員で外国人観光客だらけに驚いた。その多さを証明するかのように、3月の速報値でも宮島を訪れた観光客は、43万8000人余り。この人数はコロナ禍前の2019年の記録を1万人も上回り、過去最多となったほどだ。


宮島観光と言えば厳島神社と大鳥居がメインで、それを見終わった外国人旅行客が暇そうにしていることに営業マンは気づいた。

「外国人観光客用に無料パチンコ台でも置いていたら、SNSでバズらせてくれるんではないか、と思いました。SNSに上げてくれるだけでもパチンコの認知度が上がるはず。外国人のSNSをパチンコで検索しても出てこない」(メーカー営業マン)

地方都市にまでインバウンド客が押し寄せていることに驚くと共に、これだけ多くのインバウンド客が来ているにも関わらず、パチンコ業界がインバウンド客を取り込めていない歯がゆさがあった。

パチンコでインバウンド客と言えばイメージするのは中国人だった。オーナーによっては、「中国人客が来ると店の雰囲気が悪くなり、常連客が逃げてしまう」とインバウンド客の取り込みには消極的だったことも事実。

これから伸びるのはコロナでズタズタになった観光業であることは間違いない。日本観光の素晴らしさが分かっていながら、コロナで海外旅行に行けなかった反動もあり、物価の安い日本はインバウンド需要はさらに増える。

西日本のホール関係者が大阪を訪れたのは4月半ばだった。

心斎橋から道頓堀~千日前と歩いていて、インバウンド客の多さを肌で感じた。ナンバ界隈のホールを視察した時、ある違和感を覚えた。街中にはたくさんのインバウンド客が歩いているのに、ホールには全くと言っていいほど、その恩恵に預かっていないことだ。どうして大阪のホールはインバウンド客を取り込もうとしないのか、不思議でしょうがなかった。

もっとも、インバウンドを取り込もうにも、英語が話せる従業員がいなければ遊技説明もできない。これがネックになっていたものと思われる。

コロナ禍前、博多は韓国人がビートルに乗って釜山からパチンコを打ちに来ていた。急増する韓国人客対応のために韓国語が喋れるアルバイトを常駐させていたホールもあった。

外国語が喋れるアルバイトを雇う方法もあるが、リモート通訳を使えば解決できる。従業員が外国人客の前にタブレットを持って行き、そこで困りごとを解決するようにすればいい。

しかし、今の営業形態でインバウンド客を狙うことは避けたい。今や業界人が打てないパチンコだ。日本人客が離れて行っている今の営業形態では、インバウンド客が失望するだけだ。日本のパチンコ文化が嫌いになってしまう。

そのためにはインバウンド客専用ホールをつくることだ。40玉、7枚交換ぐらいで、ブン回って、設定をガンガン入れられるスタイルにしなければならない。残念なことはセブン機主体でパチンコの楽しさが伝わるハネモノがほとんどないことだ。

この形態が成功すれば、日本人向けの低価交換専用ホールも復活するかもしれない。

コンビニパチンコは意外と素早く対応したのだから、低価交換のインバウンド専用パチンコはどう?



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

道案内した相手はホール企業に就職する社会人1年生だった

新宿駅の地下街での出来事だ。

業界関係者が若い2人連れの女性から「京王プラザホテルへはどういったらいいんですか」と尋ねられた。地下街は迷路のような場所で、口で伝えるより、直接案内する方が分かりやすいということで「おじさんが近くまで案内するよ」と答えた。

道中、話して分かったことは、2人の関係性は高校の先輩と後輩。先輩は1年前から就職で東京に住んでいた。キャリーバッグを引いていた方が、地方の大学を卒業して、晴れてこの4月から関東で働くことになった。少し、東北訛りがある。で、就職祝いを兼ねて、2人で京王プラザに泊まることになった。

さらに、話を進めて行くと就職先は首都圏のホール企業であることが分かった。そこで、業界関係者は自分の身分を明かした。そこから話が弾んだのは言うまでもない。

「とにかく東京に出たかったんです。地元では就職先もあまりないし、給料も安いので」と彼女も自分のことを話し始めた。

「私、パチンコは一度もやったことがないんです。周りにもパチンコを打っている友達はいないし、怖くて入れなかった」

昔はパチンコ好きが高じてホール企業へ就職するケースが多かったが、今のご時世、パチンコ未経験者がホール企業へ就職することは決して珍しいことではない。むしろ、そっちの傾向が増えている。

就活では相当苦労したことまで打ち明け始めた。

エントリーシートを送った会社は86社で、面接まで漕ぎつけたこともあったが、最終的に内定が出たのは、そのホール企業だけだった。ちなみに、ホール企業は数社受けていた。

今年入社する新卒は彼女1人だけというから、ホールの規模も想像できる。

親元を離れて社会人生活をスタートさせるのに、両親には就職先を正直に話していない。

「お父さんがパチンコで自己破産しているので、絶対に反対されるので」

かなりの爆弾発言である。

親は娘のために餞別として100万円を渡している。

「給料は24万円。家賃は3万5000円。東京で生活できますかね。明日、初めてパチンコを打ちに行ってみます」

パチンコに嵌らなければその給料でも十分生活できる。ミイラ取りがミイラにならないように、パチンコ業界で頑張ってほしい。

研修期間も終えて店舗で頑張っている頃だろう。パチンコ日報を読んで、業界の勉強も怠らないように。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

裏カジノにあったパチンコ玉ぴったんこチャレンジ

平日昼間、フジテレビの情報番組「ぽかぽか」の中で、本日のゲストが牛肉の塊2キロを300グラムにカットするチャレンジコーナーがある。提供される牛肉はサシが程よく入った2キロで5~6万円もする最上級の牛肉だ。300グラム丁度にカット出来たら2キログラムの塊を全部、プラスマイナス10グラムの誤差ならカットした肉を持ち帰ることができる。


この話は一旦置いといて、次に進もう。

ギャンブル好きのAさんは、4月9日の桜花賞で180万円も勝った。懐が温かくなっている勢いで、ギャンブル好きの友達と新宿の裏カジノへ足を運んでしまった。

友達は何度か来ている裏カジノだが、Aさんは初めてだった。テーブルゲームでバカラに興じるも20万円も負けてしまった。帰ろうとしたときに一発逆転的な見たこともない博打があった。

何とパチンコ玉を掬ってピッタリ当てたら100万円という単純な賭けだった。

当てる玉数は、1000発、2000発、3000発の3タイプ。参加するには1万円で、ピッタリ当てれば100万円になる。

Aさんは1万円で100万円ならバカラの負けも取り戻せると考えた。

やり方はルーレットを使って何発かを決める。3000発だけ、オプションで1万円出せば、その量を見ることができる。それでだいたいの検討をつけるわけだ。

Aさんはパチンコ好きなので見れば玉数の検討はつくので、1万円のオプションはパスした。

ルーレットを回すと2000発だった。大きなひしゃくで玉を掬い、それをジェットカウンターに流す。業界人ならジェットカウンターに細工して、絶対にピッタリにならないようにしているのではないか、と勘繰るところだ。

そんな心配を吹き飛ばすかのように、Aさんはジャスト2000発! 100万円ゲットしてしまった。

Aさんはやはり自分には博才があると思ったのも束の間、責任者と思われる人がAさんの耳元でこう囁いた。

「お恥ずかしい話、今日は出すぎちゃって現金が今ないんです。申し訳ないが明日取りに来てもらえますか」

翌日、友達と出直したが、店の対応は「どなた? 昨日の責任者から何も引き継いでいないな」の一言。堅気のAさんたちがそれ以上強く出ることはなかった。

違法賭博なので警察に被害届を出すこともできない。

牛肉ぴったんこチャレンジは、当たれば持ち帰られるが、パチンコ玉ぴったんこチャレンジは、当たっても最初から払う気がないことが分かった。それだから計数機に細工する必要もなかった、というオチだ。

払ってもらえない可能性が高い、裏カジノへ行く人の神経が分からない。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。