パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

日本経済はいつまで持ちこたえられる?

週刊誌記者によると3月4日、都内でソープ嬢が自殺した、という。これがコロナ自殺だといわれている。

「ソープのお客さんが激減したことが一つ。ソープで稼いだおカネは全部ホストクラブへ入れ揚げていた。支払いはツケにしていたがそれが払えなくなったことが原因のようです。このツケは結局はホストが被ることになるが、ホストクラブもソープ嬢のような若い太客が全然来なくなっているようです」

若い女性なら借金が返せなくなったら風俗で働いてカラダで支払う、というパターンがあった。ところが、コロナの影響は、飛沫感染どころではない濃厚接触に客も怖くなり客が激減。カラダでは支払えなくなっている、ということだ。

ホストクラブは高い酒を売ることがビジネスモデルだが、太客が来なければ高い酒も出ない。歯車が一つ狂い始めるとホストクラブのビジネスモデルも崩壊する。

コロナの影響でビジネスモデルの危機に直面しているのはテレビ局もしかり。

4月12日から放送予定のTBSドラマの「半沢直樹」が放送延期になった。ドラマの撮影スケジュールの調整が困難になってきたためだ。NHKは大河ドラマと朝ドラの一時撮影を4月12日まで一時中止した。

ドラマの制作現場ではキスシーンなどの濃厚密着シーンの撮影が今後できるか、という問題も浮上している。

「親子のシーンでも子役を抱きかかえるシーンまでがナーバスになっています」(在京キー局関係者)

さらに志村けんさんの死去は、芸能界の大御所を恐怖に陥れている。バラエティーにも引っ張りだこだった高橋英樹さんクラスが出演を断ってきている、という。

コロナに加えオリンピック延期もテレビ局を直撃している。

「東京オリンピックが延期になったことで局内はてんやわんやです。まず、オリンピック放送、オリンピック用のCMも全部差し替え。オリンピックの差し替え番組の企画からキャスティングでひっちゃかめっちゃかです。昔ならゴールデンタイムでCM枠が空いた時、ちょっと安くすればパチンコメーカーやサラ金のCMで差し替えられたのに…そういう業種が今はない。これからまたAC広告が増える」(在京キー局関係者)

さて、パチンコ業界。外出自粛要請が出ている東京では、3月29日朝から並んでいるパチンコホールに対して世間から非難の声が高まっている。

作家の百田尚樹氏は「学校を休校させて、卒業式や入学式をやめさせて、多くの楽しいイベントを自粛させて、なぜ、感染の温床となりかねないパチンコを自由にさせているのか!自民党にも野党にもパチンコ利権で甘い汁を吸っているクズ議員がいるのはわかっているが、何とかしやがれ!」と強くホール営業の自粛を求めている。

自民党内部からも佐藤正久議員は「パチンコについても風俗店同様、優先順位の高い自粛対象にすべきと自民党の会議で提言。雪の日曜日、秋葉原のパチンコ店には開店前から傘をさして大勢の並んだとの情報も併せて紹介。ある議員はパチンコ店は喋らないから三密ではないとの意見も。危機感がない。パチンコ台のハンドルを通じて感染の可能性も」とツイートしている。

3月30日、平日の東京郊外のホールはどこも閑散としていた。朝から長蛇の列ができるのは極一部のホールのことだが、それが全部のホールかのように切り取られる。

店内では客同士のトラブルが起こっている。

「こんなに空いているのに、なぜ、わざわざ隣に座るんだ!」
「そんなことは勝手だろう。この台が打ちたいからだ」
と客同士が言い争いを始めた。

また、こんなことも。

アルコール消毒を持参して、ハンドルを拭いている客がいた。そのアルコールの臭いにむせた隣の客が咳き込んだ。

「咳をしないで」
「あんたのアルコールの臭いでむせたんだ!」

床に痰を吐く客がいた。

その痰を従業員を呼んで拭くようにお願いした。それに対して痰を吐いた客が「なんでいいつけたんだ」と逆切れして喧嘩になった。

コロナにも負けずに遊技している客同士の間ではこんな些細なことが喧嘩のタネになっているが、経済が回らなくなったらホールへ来ることだってできなくなる。



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禁煙化問題もコロナが吹き飛ばす

接客を伴う夜の飲食店でクラスターが発生していることで、業種指定されたキャバクラ、ナイトクラブやバーは客足が激減。ホストクラブの帝王と呼ばれるROLANDの直営店も一時休業することになった。

その一方で朝から客が並ぶ都内のホールの光景に、世間からは「パチンコこそ営業自粛すべき」との声が日増しに高まっている。

こうした批判にホールも立ち上がった。都内のホールで4月4日、5日の土日を休業するホールチェーンが相次いで名乗りを上げた。マルハン、ダイナム、キコーナ、ガイア、日拓、メッセ、楽園、アイランド、ピーアーク、SAP、PIA、などのチェーン店190店舗あまりが休業に踏み切った。



詳細は遊技日本へ。

コロナ問題ですっかりかき消されてしまったのが4月1日からのホールの禁煙化問題だ。コロナ問題がなければ、禁煙化でどのぐらい稼働が下がったか、上がったかが議論されているころだが、それどころではなくなった。

東京郊外の駅前に陣取る地域一番店は、4パチ、20スロのみで営業を続ける強豪店だ。夜の稼働は平日でも7~8割を誇っていたが、4月2日の夜は今までの光景が信じられないほど。スロットの落ち込みは半減だが、パチンコは1~2割稼働まで下がっていた。夜のサラリーマン客の姿が消えた。これは夜の外出を控えるように言われている東京なのでコロナの影響だろう。

では、禁煙化はどうなっているのか?  4月3日の福岡市内のホールのレポートが届いた。

以下本文

4人程度入れるサイズの喫煙ブースが1FとB1Fに1台ずつ設置されていました。930台の4パチ20スロ(低玉なし)高稼働店として、エンタープライズでもベスト10常連の有名な店舗ではありますが…

①喫煙環境

これまでの稼働や駅前好立地の立ち寄りを考えたら喫煙スペースをもっと確保したかったのかもしれません。しかし店内のスペースは厳しいです。

それよりも驚くのは風除室に入った瞬間からヤニ臭がきついことです。店舗に入ると更に臭いは増します。タバコの直接的な煙と違った独特な臭いにマスクをしていても耐えられないほどでした。

高稼働で長年やっているだけにヤニの染み着き具合がハンパないですね。廃業した昔のパチンコ店に入っている感覚です。これではタバコを吸わない若年層や女性層を取り込めないなと感じました。

②稼働状況

訪問時の客数は120人程度でしょうか…。昨夏からの訪日客の減少、コロナによる入国制限と国内客の自粛、サラリーマン層も自粛と在宅勤務、直近では志村けん死去後の老年客層の減少、福岡県知事から4/19までの外出自粛要請。悲しいかな、この稼働ダウン幅は半減どころの話ではないと感じました。福岡中心部のドミナント展開が逆に弱点となっているのかもしれません。

以上

ホールだけが唯我独尊で営業を続けていると世間はそう思っている。大阪の高稼働地帯である千日前は、オンヴォードの市場調査によると4月2日の稼働はかつて見たことがない20~30%台まで急激な落ち込みを見せている。これだけ外出自粛が求められるようになれば、ホールも飲食店同様悲惨な状況になっていくことは想像に難くない。

禁煙化問題もコロナが吹き飛ばす。



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大変な時こそ実力を高められる!

昨年から思っている『大変な時こそ実力が高められる!』ということをお伝えしようと思います。
人口動態上でのボリュームゾーンの変化、遊技人口の減少、旧規則機の撤去・・・・
あえて書く必要はありませんが、実際に大変な状況だと思います。

更に新型コロナウィルスで大変さに拍車がかかっております。
愚痴も言いたくなるところですが、事実は事実としてしっかりと受け止めて自分たちも大きく変化していくことを目指す必要があります。

今回の旧規則機撤去に関しては、クライアント様とも沢山議論をし、いろんな仮説を立てながら進めていますが、正解の無い中で業績と向き合いながら挑戦していくことの連続です。

全撤去ということは、新規則機の導入を入替予算の中で実施する必要があるので、法人様によって入替平均単価(1台当りの入替費用)が異なります。

過去の入替回転率が0.3回転や0.4回転で、更に中古が主体だったとしても、競争しながらシェアを落さなければ、費用を抑えたベストな入替戦略といえました。

しかし、今回は安定して粗利を確保できていた、ファンのついていた機種も期限が来れば全て撤去していくことになります。

ストック系の機種と呼んでいますが、長くお店に設置できお客様に愛された機種はお店にとって大切な商品です。
このような機種を撤去して、新規則機で新たなファンをつけていかなければ粗利の確保もできなくなり、商売として成り立たなくなります。

もう4~5年ほど、クライアント様ではチャレンジしてもらい、最前線のコラムでも書き続けていますが、機種にファンをつけるための取組みは今後も更に続きます。


━実力を高めるための努力━

台上のPOPだけでお客様が機種を理解できていると自信を持って言えるならいいのですが、私はパチンコもスロットも『分かるお客様が分かればいい』としか思えません。

分からないお客様は更に離反していきます。

遊技人口の減少原因は一つだけでなく、世間の業界に対する見方やいろんなことが重なっていますが、
メーカー様は【自社が売った機種にファンをつける努力】
ホール様は【自店で導入した機種にファンをつける努力】
が、時代の変化とともに不足していると思います。

更に、4円や20スロで稼動するのは高射幸性の機種だけではないので、低貸しでなく4円と20スロで動く機種の育成も重要です。

大変な時は、それを乗り越えるために自分の実力を高める必要があります。
全ての機種が入れ替る、粗利構成比率が変わる、安定した稼動の機種を撤去しなければならない、新たな機種にファンをつけなければならない・・・・、今までとは違う課題にしっかりと向き合ってアイデアと仮説を立てて自店のお客様を離反させないこと。

そして、さらにパチンコやスロットを好きになってもらうことに挑戦することが必須です。
P機でもファンがつけられている機種やコーナーがあり、6号機でも設定運用や機種のポイントを伝える活動で、全国的な数値は低くても使えている機種などあります。

皆様のお店、法人様によって問題は異なると思いますが、世の中にとって必要な商売だと思っています。
ぜひ、さまざまな挑戦をして、自店のファンを楽しませることを目指していきましょう!




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心的ストレス解消のためにもホールはローリスク環境のさらなる構築を

ホール経営者が新型コロナウイルス問題について物申す。

以下本文

東日本大震災のとき、被災地では心的ストレスが強く酒・たばこを求める声が大きかったといいます。
昭和天皇崩御の際、日本全国で遊技場の営業自粛をしようとしたところ大阪西成地区は犯罪抑止の観点から遊技場に休まないようにと行政から要請があったと聞きます。

この未曾有の新型コロナウィルスのパンデミックによる健康不安・経済不安による心的ストレスは想像を絶します。そんな中、外出自粛やイベント自粛、学校の休校などで自宅に閉じ籠り、片側ではDV(家庭内暴力)が増えているという声もあります。

この時期、感染のリスク、ウイルス拡散のリスクを全力で抑えないといけないのは間違いなく、不用意・無防備に人が発する飛沫を受ける環境に身をおかないことが重要です。それはイタリアなど欧州の挨拶でのスキンシップ、コミュニケーションスタイルがいわゆる濃厚接触となり予想以上のウイルス蔓延・加速に繋がっていることが窺えるからです。

我々は経済活動を続け、人を雇用していくにあたり、闇雲にすべてを制限するわけではなく、しっかりと色分けをして行動を抑えることでピークアウトを目指さなくてはならない時期に身を置いています。

「行動を抑える」というのは、例えば買い物をしに外出しなければいずれ食料もなくなり飢え死しますし、健康を害すれば薬も必要で、病院にも足を運ばなくてはなりません。

例えば、「食べる」という行動ひとつを色分けすると、

ベスト=自炊
ベター=単身外食(うどん、ラーメン、牛丼など)
リスク=人が集まっての会食
超リスク=騒がしく談笑しあう宴会

となります。

今は、闇雲に「外食は危ない」となりがちですが、単身での外食もリスクゼロとはいいませんが、それがダメならスーパーやコンビニでの買い物もダメになるわけで、そのレベルだと「外出自粛」ではなく「戒厳令」級でしょう。

面当向かってマスクなしで喋り合う(唾が飛び交う)環境を防ぐ手立て、例えば飲食店経営であれば、テーブルレイアウトやメニューを一時的にでも単身外食向けに変更したり、ランチタイムにテイクアウトでお弁当を作ったり、宅配を始めるなど、難局を乗り越えるための工夫と努力が必要と感じます。

電車はどうでしょうか。

いわゆる、密閉した狭い空間に人が多くいて、全員が飛沫防止に努めていればいいですが、マスク着用してない人も混在しているのが現状です。混雑時には隣の人の顔がすぐ近くにある状況になり、そうなるとリスクが上がるのは誰でもわかる理屈であると思います。

移動制限をしたくなければ、マスクの流通が回復し、しっかりと人々に行き渡って乗車時の最低限のマナーとしてマスクを着用できるようにならないとマズいと思います。特に東京都のリスクはここにあると思います。

学校。人が集まることには違いありません。
比較的静かに講義を受ける大学(全員マスク着用ならリスク軽減)に比べ、低学年になればなるほどリスクが高まると思います。

小学校低学年、もっと下になると幼稚園・保育園は、飛沫感染のリスクがより高くなると思います。

若年層だと自覚症状が薄いと言われてますので、風邪のように、かかって治して免疫力をつけるで済む可能性もありますが、それを家族に持ち帰り高齢者に感染させるとたいへんなことになってしまいます。

遊ぶ・叫ぶ、はしゃぐなどの行為を統制できない低学年以下の学校、幼稚園、保育園はハイリスクであると感じます。

さて、ここで私が強く言いたい「娯楽」について掘り下げてみます。

スポーツ観戦、ライブは声援が起こりますので、飛沫環境が出来上がります。
「密閉した空間」という観点からは、屋外スポーツは比較的、あくまで比較的ですがライブハウスなどよりはましではないかと思います。

音楽関係のお仕事をされている方は、入場者全員へのマスク配布という手法もありますが、この時期はアコースティックやクラシックなどの落ち着いたライブは、観客がエキサイティングするような激しいライブに比べれば多少リスクは抑えられるのかな、と思います。

会場もスタンディングではなく幅をとった着座にするなど、工夫できる要素はたくさんあると思います。

映画館はどうでしょうか。

まず、「密閉された空間」であることは解消のしようがありません。しかし、人と人が面当むかった環境ではなく、並列で静かに観賞することから、飛沫リスクは少し下がるのかな、と思います。

映画館は、1席空けて座るように席指定を制限したりなど工夫しているようです。

ゴルフ。

屋外であること、そんなに汗かいて心拍数が上がるスポーツではないこと、人と人が接触する性質のないスポーツですから、比較的安全といえるかもしれません。

クラブ・キャバクラ・スナックなど。

もしかしたらマスクを外すと鼻がだんご鼻だったり出っ歯だったりするかもしれないけどマスクをしていたら、超可愛く見えるなんてことが私は多々あります。接客業なのでマスクは着用できないなどという固定観念を捨てて、逆転の発想で「マスクキャバクラ」などと打ち出してみてはいかがでしょうか。

顧客側も、そういった繁華街で感染することを恐れて足が向かないこともあるかもなので、スタッフ全員のマスク着用に安心感が湧くかも(?)しれません。

最後に、本題の、パチンコ店です。

実は、パチンコ店は、飛沫や接触リスクが非常に少ない環境なのです。

顧客同士は人と人が向き合って話し合うようなことはなく、全員が個(私)の時間を遊技機と向き合って時間を消費します。
人との会食などのように唾が飛ぶようなことはあまりありません。

計数時やカウンターでの景品交換時にのみ、面当向かって人(スタッフ)と接触しあいますが、スタッフがマスク着用していればリスクは激減します。

「密閉した空間」という環境については、映画館のように光が漏れると困るわけではないので、少し暖かくなってきたことですし、営業中は排煙窓を全開にして換気を徹底すると良いでしょう。排煙窓のない造りのパチンコ店は存在しませんから。

むしろ、この心的ストレスが強くある時期に、機械と向きあって、人とのコミュニケーションではなく、個(私)の時間を費やすことは、推奨されるべき娯楽なのです。

私の店では、お客様全員のマスク着用を目指し、マスクをお持ちでないお客様にはカウンターで無料提供することを検討しています。

遊技台からお客様が離れたら、都度こまめに殺菌効果の高い次亜塩素酸水での清掃をしています。満員御礼のお店ではこうはいかないというか、手が回らないので、弊社のようなゆったり間を空けて座れるお店をぜひ選びましょう(笑)

遊技場ではハンドルやレバー、玉やコインなどを「触る」行為が必要不可欠なので、小まめな手洗い、アルコール消毒などを実践することをお奨めします。

冒頭で書いた「心的ストレスの解消」は、こういう時期だからこそ必要なものであると思います。塞ぎ込んでの鬱病や自殺者増加、犯罪の増加など、ストレスを溜め込んだままだとろくなことはありません。レジャー産業、娯楽産業も、様々な工夫でリスク軽減を目指しています。

「パチンコがダメならコンビニで買い物だって出来ないぞ」って言われるくらい、ローリスク環境の構築を各社こぞって努力しています。

飛沫を受けるリスクが実はほどんどない、機械と向き合って個(私)の時間を費やす環境の遊技場について、偏見や非難をなされないよう、どうぞご理解の程宜しくお願いします。

「出かけること」が罪なのではなく、用心すること、環境を選ぶこと、経営者に関してはより安心・安全な環境を構築することが、日本を破綻させずに難局を乗り切るための日本人全員の心得ではないでしょうか。

アメリカはニューヨーク州などの移動制限を検討しましたが、苦難の末に取り消しました。経済がストップすることを選べない以上、いかに経済還流をさせながら、リスク回避の手を尽くすことが、提供者にも消費者にも求められる工夫と努力なのではないかと思います。



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マスク不足にホール企業が立ち上がる

社長の決断は速かった。
遊技機生産ラインをマスク生産ラインへ転用することにしたのは1月末だった。

ホール企業がマスクの生産に乗り出している。

このことは、あまり知られていないが、超スピードでマスク製造機をいち早く購入して稼働を開始した。



1分間に365枚を生産できる。
1時間に2万1千9百枚。
1日に約52万枚。
月産約1500万枚。

対応サイズは、子供用から大人用まで、
長さ110ミリから185ミリまで、
幅55ミリから111ミリまで、
1ミリ単位で変更可能。

層は2層構造から7層構造まで。
抗菌で医療用まで生産可能である。

ホール企業は、4年前に倒産した遊技機メーカーの工場設備や家屋を全て買い取りしていたのが幸いする。将来ホール事業以外に、遊技機生産を視野に入れていたからだ。

今回のマスク生産は、この工場を活用した為に迅速な対応が出来た。

国内の産業用ロボット開発メーカーの知恵を借りる事で、生産ラインを立ち上げた。
一部は遊技機生産ラインを改造出来たのは、産業用ロボット開発メーカーの叡智のおかげだ。

生産ラインは、ほぼ無人化されていて、防塵設備も半導体工場並みである。

工場長は、ホールの店長を経験していた朴純姫(パク・スニ)さん38歳。以前、合繊メーカーの北レーヨン化学で生産管理をしていた経験から抜擢された。

朴工場長に話を聞いた。

生産ラインは無人。
袋から箱詰めまでも無人化されている為、衛生的な製品が可能になった。
毎分365枚は、世界最高枚数だそうだ。

商品名は「デルデルサージカルマスク」。
5枚入りから、10枚入り、30枚入りの生産を開始。4月中旬から国内のドラッグストアとパチンコ店で順次発売される予定だ。



パチンコ店向けには、大手景品問屋の協力によりホール向け専用商品7枚入りが景品用として供給される。現在大手ホール企業との契約を終え、7枚入りが玉125個(コイン25枚)で交換出来る。

ドラッグストアでは、10枚入りが想定価格498円(税別)。

他には、7層構造の医療用を医療機関と介護施設へ供給する。
当面医療用は、500万枚までは無料で配布する予定。

「デルデルサージカルマスク」は、当面は白色と水色のみ、6月からは7色展開を予定。
第2生産ラインも7月には完成するので、アメリカやヨーロッパへ輸出可能で、すでに海外の販売を専門商社のHinomoru Tradingが担当する。

朴工場長の悩みは、当面の原材料は確保しているが、秋口には無くなるので、原材料の確保と原材料費の価格急騰が悩みのタネとのこと。

最後に、マスク生産に乗り出したホール企業社長にインタビューをしたいところでしたが、ホール企業を前面に出したくないとの事でNGに。その代わりに、文章でコメントを頂いた。

「我々パチンコ業界は長年ネガテイブなイメージだったので、衛生的なマスク製造で日本の皆様に、このような形で恩返しをする事が出来るのが幸せです。『デルデルサージカルマスク』の販売を記念して4月1日から全国で無料配布キャンペーンを行います」

朴工場長は、「パチンコで心に潤いを!デルデルサージカルマスクで安心を!」をキャッチフレーズに頑張るそうだ。

経営学を専門にしている、京東大学経営学科教授でタレントの添舛教授によると、「目の付けどころが素晴らしい。新規事業を立ち上げるには間違いなく売れる製品を見極めること。マスクはこれから2年間は間違いなく売れる。あとは機能で差別化を出来るかだ。パチンコ店の多角経営を目指すならば、この視点が重要だ」と話す。

4月15日からホール近くの商店街から無料キャンペーンが始まる。

無料キャンペーンの問い合わせ先はこちらから。


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