パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

換金停止で休業に踏み切った大阪の決意

「土方殺すにゃ刃物はいらぬ。雨の3日も降ればよい」

これは雨の日は仕事にならない日銭商売の職業で、3日も雨が続いたなら日々の生活に困る人たちのぼやきを現した格言だが、さしずめパチンコは換金を3日でも止めりゃよい、と置き換えられる。

人通りが消えた大阪・道頓堀


土方の天敵は雨、パチンコは換金停止ということになるが、大遊協の決意は凄かった。組合自らが率先してコロナ問題に対応するために4月18日から事実上換金を停止してしまった。警察行政が換金を停止させたことは過去にはあったが、前代未聞だ。

大遊協が16日、組合員に通達した文書には、大遊協傘下ホールの賞品流通を担う大和産業が、従業員と交換所出納員のコロナウイルス感染リスクを避けるため4月18日から当面の間、賞品の集配送業務及び交換業務を停止する措置を取ったとしている。

大阪府下では712店舗が営業している。7日の非常事態宣言を受け、10日現在で55%の店舗が休業に応じていた。さらに13日に大阪府がパチンコ店に休業要請を発令したことで休業店舗は78%に達していたが、それでも14日現在162店舗が営業を続けていた。

事実上換金が停止することでパチンコ店の休業要請に応じなかった店舗も休業せざるを得ない状態になった。

大阪府下には大遊協に加盟せずに、大阪福祉防犯協会に加盟する店舗が約80店舗ほどある。こちらの賞品流通は大和産業を使わず、関西三本コーヒーを使っている。

大阪福祉防犯協会に加盟するホール関係者はこう話す。

「大遊協からの通達が出て、三本にすぐに確認したら賞品は流通させるとのことでした。うちは営業していますが、周りが休業していることで2割ほど稼働が上がっています。換金できなくなって一部のお客さんは貯玉で遊ばれるかも知れませんが、三本も賞品を止めたらやっていけません」と不安を募らせる。

大遊協の通達文は大阪福祉防犯協会や三本コーヒーにも流されている、という。これをどう受け止めるかで大阪が全面的に換金停止になるかどうかがかかっている。

「福祉防犯はしかたないとしても、大遊協加盟店に100%休業してもらうためには、この方法しかありませんでした。しかしこれで廃業ペースは格段に上がることは間違いありません。うちを含め借地でやっているホールは本当に厳しいです」(大遊協加盟ホール関係者)

換金停止は休業要請の最終手段でもある。日増しにパチンコバッシングが高まる中、全国の手本とも言えるが、大阪のように3店方式がきっちり出来上がっているから成せる裏技とも言える。

この強権発動が他府県に及ぶことは考えられない。




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今、見直すことが先々に生きてくる

新型コロナウィルスの終息はしばらく見えない中、4月に入って大きく稼動を下げている状況に関しては、大変というよりも災害に近いレベルになっています。

パチンコ業界だけではないので、なんとか力を合わせて乗り越えていきたいのですが、現実はこれが続けば危機的状況の法人様もいらっしゃることと思います。

経営に関しては、とにかくキャッシュが必要な時期なのは明らかです。
借入が可能な法人様もあれば、そうでない法人様もあるので、何とか自社で出来ることを模索していく必要があります。

さらに、経費削減や支払いサイトの延長などの見直し(少額でも)も必要なので、いつまで続くか分からない前提であらゆる計画を再度練り直す必要があります。

繰り返し今年は『粗利問題』ということをお伝えしています。
新型コロナウィルスの影響で計画の粗利も予算割れする中、新規則機への移行は進めていく必要があります。(今後、何らかの対策が業界としてあるかは期待せず)

現状の情報の中で営業面も進めていくことになります。
導入したらしばらくは撤去できないP機と6号機ですが、過去と同様の機種運用では稼動が低下し続けて、結果的に粗利の絶対額も低下していく傾向になります。

過去は、当然ですが動く機種を残して動かない機種を入替していくというものでしたが、今回は動いて粗利が安定確保できていた旧規則機を撤去していくことにもなるので、粗利問題に拍車をかけていきます。

そこで、クライアント様では現状自店に設置している機種を『土日祭日と平日』『昼と夜』に分けて稼動分析してもらい、土日と平日夜に動く傾向の機種を把握してもらい、このカテゴリーに分類されるP機を優先的に中古導入していくなどの方針を決めて進めています。

粗利問題は、お店のレートや機種構成、確率別の設置比率も見直していく必要があるので、現状の自店においてより好ましい設置比率を毎月見直しながら進めています。

現在は、1台置きに台を止めてコロナ対策をしている店舗もありますが、『止める台を考える、動く台を考える』ことが、設置比率の見直しと同様のものになります。
さらに、この状況がどこまで続くか分かりませんが、粗利が確保できなくなれば入替費用を抑える必要もあるので、『見栄えを落さずにどれだけ台を止めても営業が成り立つか』も想定して進めています。

現状は、常に最悪のシナリオを想定して、そこからいくつも仮説を立てて準備をしていく必要があります。

入替費用が減ったなら、優先的に何を買っていくか?ということを具体的に考えておかなければ、いざというとき動くことができません。

新台に関しても、相変わらず機歴などと(機歴が営業努力?)言っていますが、限りある入替費用をどこに投資するかを明確にしていくことも考えなければなりません。
(メルマガにしたので、このようなことも書いていきます)

自社の資金力に応じて、とにかく“生き残り戦略”と、市場競争の中での“勝ち残り戦略”を練ることは、現場の皆様は苦心されていると思います。
(勝ち残り戦略は、弱者は部分での支持を勝ち取っていくための資源配分です)

本当に大変な状況ですが、知恵を絞って取組むことは、嵐が過ぎた後は必ず力になっていくと信じて、今は全力で立ち向かうしかありません。


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コロナウイルスの影響による採用情勢の変化 ②

採用支援㊙️ブログより 

求人を出稿する企業は全体で見ると減少傾向が見られますが、求職者の応募数は全体で見ると若干増加しており、応募が圧倒的に増えている企業も多数みられます。(いかなる状況でも仕事をして収入を得ないといけない求職者がたくさんいます)

今回は、応募数が増えている企業の取り組みについて紹介したいと思います。

○前借りOK (日払い/週払い) ※ 生活支援手当なども人気

働いた分の給与を、給料日より先に受け取れる仕組みで、より早く現金収入を得られる仕事を探している求職者が急増しています。

○満員電車を避けられる勤務時間で募集する企業

朝と帰りの満員電車の時間を避けた勤務ができる仕事に応募が上がる傾向が見られます。※ 11時~17時などで働ける企業

○短期バイト

一時的に本職の会社都合で出勤停止となっている求職者 (給与補償を受けられない方) が、Wワークとして、短期的に収入を得るために、短期バイトの応募が増えている傾向が見られます。同時に時短営業により収入が低下したフリーターもWワーク先を探している傾向が見られます。(短期バイトの中でも日払いOKの企業は特に応募が増えています)

上記のような傾向が強まっていますが、緊急事態宣言が出れば、採用情勢も更に変化すると想定されます。(面接に来てもらうことはOKなのか?といった議論が起こると想定されます。)


また、物流で見ると、ネットショッピングが増加したことで、荷物を運ぶ人材が不足していることも話題になっており、他にも採用を急ぐ必要性が高い業種も多数あるため、より求職者目線を汲み取った上で、募集内容を工夫することで、円滑に採用が進むと考えられます。

企業の動向としては、雇用調整助成金の申請により、雇用維持に務める動きが活発になってきています。




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越境パチンコは止めて!の叫びに緊急事態宣言は全国へ

4月7日、緊急事態宣言が発令された大阪府、兵庫県では10日現在で休業に踏み切ったホールは大阪が55%、兵庫が43%だった。さらに13日、大阪の吉村知事が休業要請施設としてパチンコを加えると、14日には78%まで跳ね上がった。

「大阪と和歌山の境にある岩出市のホールは泉州方面から流れてくる客で稼働が上がっているよ」(大阪のホール関係者)

この情報を聞いた矢先のことだった。



15日、関西広域連合の会長を務める兵庫県の井戸知事は緊急記者会見を開き、大阪と兵庫がパチンコ店などへの休業要請を行った影響で、奈良や和歌山のパチンコ店に行く人が増えているとして、府県を越えた移動は自粛するよう改めて強く求めた。和歌山の仁坂知事からの報告で要請を呼びかけた。

この越境パチンコは関西に限ったことではない。関東では緊急事態宣言が出ていない茨城県のホールに千葉方面からのパチンコ客が流れている。その映像を流したい在京キー局は15日、茨城のホールへロケハンに向かった。

「普段は千葉でしかパチンコを打たないお客さんがどっと茨城へ流れているイメージを持って向かったが、そうではなかった。元々、千葉と茨城のお客さんが行き来しているエリアなので肩透かしを食らった。千葉ナンバーの車がほとんどなかった。ニュースにならない」(局関係者)と肩を落とす。

越境問題は緊急事態宣言が全国に拡大されたことで収束することになるのかも知れない。

越境問題はこれぐらいにして、大阪で営業を続けているホールの現状を探った。

大阪市内で営業を続けるホール店長によると、競合店は4店舗中、3店舗が休業に入っている。稼働についてはこう語る。

「フットワークの軽い若い新規のお客さんが増えて、20スロ、4パチの稼働が20%アップしています。ただ、その反面低貸しの年配者の姿が見えなくなり40~50%ダウンです。結果的にはトントンよりも少し多いといったところです」

大遊協からの2度に亘る休業要請についてはこう話す。

「二度目の通達文からは体力のないホールが切り捨てられた思いがしました。5月6日で自粛が明けるとは思えません。1回閉めてしまうと開けられないので、営業せざるを得なかったのですが、ホールに補償もない。コロナに殺されるか、店を閉めて終わるか。今は開けて良かったと思います」

大阪府は休業要請に協力しない施設に関して店名の公表も辞さない構えだが、店長は腹をくくっている。

「店名を公表されても行政処分はない。それで店が残るのなら公表されても構いません。毎月の支払いは誰も助けてくれない。それなら店が助かるように向かっていくだけです。4月はなんとか凌げる数字にはなりそうです」

このコメントも16日から大遊協傘下のホールの換金業務が、コロナの感染防止のために大和産業が特殊景品の配送などを停止することですべて帳消しになった。

大遊協ではなく大阪福祉防犯協会に加盟するホール関係者はこう話す。

「大遊協からの通達が出て、三本コーヒーにすぐに確認したら賞品は流通させるとのことでした。うちは営業していますが、周りが休業していることで2割ほど稼働が上がっています。換金できなくなって一部のお客さんは貯玉で遊ばれるかも知れませんが、三本も賞品を止めたらやっていけません」と不安を募らせる。


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パチンコホールのオウンゴールを狙うメディア

スポーツ紙や夕刊紙がコロナの直撃を受けている。プロ野球の開幕のめども立たない中、紙面を埋めるネタがない。先日、元ヤクルト監督の関根順三さんが93歳で亡くなられた記事が、スポーツ紙の一面トップを飾った。例年ならこの時期、プロ野球ネタが一面トップを飾るが、あらゆるスポーツが休止状態では、こうなることもやむを得ない。

大リーグも中止。紙面を埋める記事がないので「文字を大きくするか」と半ばやけ気味になっている。

夕刊紙はコロナネタならいくらでもあるが、こればかりでは食傷気味になる。外出自粛で芸能人も出歩かないのでネタがない。さらに駅売りが主体では、サラリーマンの在宅勤務が増えれば、増えるほど当然売れなくなる。

で、彼らのネタ探しのターゲットになっているのが、パチンコだ。紙媒体だけでなくテレビもしかり。

在京キー局から業界関係者のケータイに1本の電話が入った。

「11日に都内で営業しているパチンコ店を教えてもらえませんか?」

小池都知事が10日に発表した休業要請業種の中にパチンコ店が入ったのを受けて、休業要請を無視して営業している絵を撮りたいわけだ。

パチンコ業界を陥れることに協力できるわけもなく「そんなことは自分で調べろ! 聞くところを間違っている」とピシャリと断った。

3月29日、TBSのサンデーモーニングで都内が自粛ムードの中で人出が少なくなった繁華街の対比でホールの朝の行列を放映。客の顔はモザイクを入れるが、店の看板は消さずにホールが特定できる悪意のある編集で1社を悪者にした。その二番煎じをテレビ局は未だに狙っている、ということだ。

一般紙も7都府県に緊急事態宣言が発令された翌8日の大阪・西成のホールの朝の並びを「パチンコ客はどこ吹く風」の見出しと共に写真付きで紹介した。

「メディアもネタがないのでパチンコは格好のターゲットになる。客を守るというのなら営業しないこと。パチンコ業界は客を大切にしていない、と言われかねないように、オウンゴールにはくれぐれも注意してください」(週刊誌記者)

専門家委員会は通勤電車は3密にはあたらないとの見解を示している。理由は車内で客が会話しないのと、窓を開けて換気に勤めているから、3つの条件に該当しないというのが理由。それなら、パチンコも客はしゃべらないし、換気はいい。

休業に入ったホールは1カ月は辛抱するが、さらに延長が要請されたら体力は持たない。営業を再開することになるだろうが、これはパチンコに限らずどんな業種でも当てはまることだ。



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