パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

TV番組のセットにパチンコ台=ティーザー広告のススメ

昭和から平成、令和と時代は変わろうとも、パチンコは昔から同行者によって初めて体験する遊びだ。未経験者が一人でいきなり店に入れるものではない。

そのパチンコへ連れて行ってくれる同行者が激減しているから、新規ユーザーはなかなか増えない。つまり新規ユーザーの開拓はハードルが高い。

あるパチンコメーカーがスリープユーザーに対して、意識調査をしたことがある。一度止めてしまうと全く興味が湧かなくなる、という意見がある一方で「見てしまうとやりたくなる」、「話を聞いて打ちに行きたくなった」という意見もあった。

ここで重要なポイントが「見てしまうとまたやりたくなる」という意見だ。

2011年以降遊技機メーカーのテレビCMが姿を消して久しい。つまり、テレビでパチンコの筐体を観る機会がなくなったために、スリープユーザーを掘り起こすこともできないでいることにメーカー関係者は着目した。

「テレビCMを作るには2000万円はかかってしまうし、日工組が自主規制しているのでテレビCMを流すこともできない。それならテレビ番組とタイアップして、トーク番組のセットに新台を置かせてもらいたい」(メーカー関係者)

最近のテレビ番組で特にバラエティー番組のゲストは、新番組のドラマや新作映画の出演者が出てくるケースが非常に多い。いわゆる“番宣”で、タイアップ広告のようなものだ。

要はこの手法を用いて番組のセットの背景に新台を飾らせてもらう、という考え方だ。

写真があった方が分かりやすい。

これは2017年6月に放送されたNHKの明石家紅白の一場面である。森高千里が歌う背景にどういうわけか古いスロットが映り込んでいる。



非常に気になるアングルだ。スリープユーザーは昔の勝っていた時代を呼び起こすかもしれない。

スタジオの全体の風景はこんな具合で、インテリア的にスロットが使われている。



しかし、どういうわけか胴体部分を機種名が分からないように隠している。



例えば、坂上忍がMCを務めるフジテレビのバイキングのセットの背景に電源をONにしたパチンコを使ってくれたら、スリープユーザーは気になってしかたないはずだ。

大手メーカーともなると大手広告代理店との付き合いもあるから、ティーザー広告の手法で提案するのも面白い。

それに加え、メーカーは店頭ディスプレイ用に自動で玉を打ち出す販促用パチンコ台を作るのも面白い。動いている台を観れば興味を惹く度合いは格段に上がるというものだ。

ホールの中に入らなくてもパチンコ台を観る機会を増やすことが遊技人口を復活させるカギとなる。



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ペコちゃん物語

栃木県のホールに20代前半の女性スタッフがアルバイトで入ってきた。愛嬌のある顔立ちで、1カ月もしないうちに、おじいちゃん、おばあちゃんたちからは、名札の本名ではなく「ペコちゃん」と呼ばれるようになった。

女性スタッフはナゼ自分がペコちゃんと呼ばれるのか意味が分からなかった。

そこで店長に「どうしてお客さんは私のことをペコちゃんと呼ぶんですか?」と疑問をぶつけてみた。

店長は「不二家のペコちゃんに似ているからだよ」と即答した。

しかし、不二家のペコちゃんと言われてもその意味が分からなかった。彼女の生活圏内には不二家そのものがないので、不二家のペコちゃんと言われてもピンとこなかった。

早速、スマホで「不二家のペコちゃん」で検索して、初めてその意味が分かった。確かに自分でも似ていると思った。



しかし、20代では不二家のペコちゃんを知らないことに、こっちが驚かされる思いだ。お父さん世代では不二家といえばミルキー。ミルキーのパッケージにはペコちゃんが。お父さん世代でペコちゃんを知らないものはいない。

この一件があって家で両親にバイトの話やペコちゃんに似ている、と言われたことを話した。

実は両親はわが娘がペコちゃんに似ていることは生まれた時から分かっていたが、敢えてその話題には触れてこなかった。

娘のペコちゃん似は母親譲りだった。お母さんもペコちゃん顔だった。

お父さんは家族3人で遠く離れた町にある不二家レストランへ行き、今まで内緒にしていたことを娘に打ち明けた。

お父さんは子供のころからペコちゃんが好きで、ペコちゃんグッズのコレクターになっていた。当時としては男の子がペコちゃんグッズの蒐集を公言できる時代でもないので、隠していた。

お父さんが成人してお母さんに出会ったのはホールだった。ここでホールスタッフのバイトをしていたお母さんと巡り合うわけだが、「ペコちゃんだ!」と一目惚れする。

ペコちゃんコレクターの趣味が高じて、ペコちゃん似の女性と結婚するとは、まるで物語のようだが…。

娘が成人式を迎えるにあたり、着物のレンタル料が必要になった。そこでお父さんが取った行動は大切に蒐集してきたペコちゃんグッズを売り払い、おカネを工面したのだが、20万円になった、という。これで着物のレンタル料を支払うことができた。

栃木県のホールでペコちゃん似のスタッフを見かけたら、「パチンコ日報というサイトで君のことが紹介されていたよ」と教えてあげていただければ幸いだ。



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業界関係者の下に届いた台打ち仕事の詐欺メール

大当たりの出やすい設定のパチスロ機を教えたなどとして、宮城県警仙台中央署は20日、石巻市の元パチンコ店員の男(40)と、その友人で仙台市若林区の男(50)を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の疑いで仙台地検に書類送検した。男はこの情報をもとに420万円以上を得ていた。

このニュースは9月に報道されたものだが、いわゆる設定漏洩であるが、この設定漏洩同様になくならないのが台打ちバイトの詐欺メールだ。

この事件が報道された後を狙い撃ちするかのように以下のメールが業界関係者の下に届いた。



日給5万円以上のホール公認の台打ちの仕事なんかあるわけがない。これは明らかに詐欺メールだ。

しかし、設定漏洩によって420万円以上稼いでいた事実とウチコ軍団による打ち子のバイトは日給8000円~1万2000円ほどで実在することがこんがらがって来ると、詐欺メールでも引っかかる人はゼロではないから、詐欺はなくならない。

現在このURLは閉鎖されている。

ホール公認の台打ち系詐欺の場合、連絡してきた人に「パチンコ屋と提携しているから、どこのパチンコ屋の、どの台がいいかわかっている。もし不利益を被ってもなんとかできる」と言葉巧みに誘い込み、「厳選な審査をパスした人、厳選された人だけができる仕事」と優越感をくすぐる。

厳選な審査と言っても電話で何度か話した程度で、選ばれた人と思い込ませると、ここから詐欺軍団が牙をむく。

ここから保証金の話になり、保証金が高いと月額報酬が300万円は固いが、保証金が少ないと取り分も少なくなる、とメリット、デメリットを説明する。

保証金のランクは松竹梅の3ランクで松は100万円以上、竹は60~90万円、梅は30~50万円となっている。

こんな大金は払えるわけもないが、「権利が他の人に移ってしまう」と即決を畳みかける。梅ランクで申し込もうとすると、取り分が少ないので、と言葉巧みに松を契約させる。

保証金はサラ金から調達させ、振り込ませる。

打つときの手順なども教えられるが、指定された台で打っても大当たりしないと、「手順が間違っているから」と逃げ口実が出てくる。

そのうちに連絡が取れなくなり「詐欺だった」と気づく。

警視庁が振り込め詐欺被害者318名を対象に行った調査では、全体の92%が「自分は大丈夫だと思っていた」または「考えたこともなかった」と回答。つまり、被害者の大半は、「自分にかぎっては被害に遭わない」と高をくくっていたことが分かる。

「自分だけは大丈夫」という思い込みは心理学で「楽観バイアス」と呼ぶ。楽観的に考える思い込みを詐欺師は狙っている。




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客を減らすコスト削減は止めて

免震・制振オイルダンパーで国内トップシェアのKYBで、昨年10月16日性能検査のデータが改ざんされて納入されているとの不正が発覚。18日午前の東京株式市場で、前日終値比418円安の2777円を付けた。値下がり率は13%を超え、東京証券取引所1部上場銘柄の中で最も大きな下げ率となる場面があった。

同社の株を10数年間に亘って所有しているホールオーナーはこうため息を漏らす。

「数千万円単位で保有している。安心できる会社なので長期に亘って持っている。東洋ゴムの不正で1500億円の損失といわれているが、KYBは市場が6倍は大きいので、損害は9000億円とも1兆円とも言われているよ。倒産したら紙くずになる…」

「made in japan」は国際的にも最も信頼がおけるブランドにもなっていたはずなのに、日本の製造業の現場が揺らいでいる。
自動車業界では複数のメーカーが燃費データの不正改ざんが発覚、鉄鋼業界の雄である神戸製鋼は納入したアルミや銅製品の検査データが改ざんされていた。

製造業現場でのデータ不正が相次いで原因は、企業がコストを抑えることばかりを考え、品質や安全性が軽視され、熟練労働者不足の深刻化などが挙げられている。

前出のホールオーナーはこう話す。

「安心できると思っていた会社がデータ改ざんを平気で行う時代、この先何が起こるか全く予想もつかない。今のホール業界を20年前に予測した人などいなかった。1~2店舗しか持っていないホールオーナーでも十分贅沢な生活ができたが、もはやそんな時代ではなくなった」

企業がコストのことばかりを考えている、というのはホールとて例外ではない。

先日訪問したホールの旗艦店事務所。コンピュータ室も兼ねたそれは、それは広い事務所だった。入った瞬間、薄暗さを感じた。何と蛍光灯の3分の2を外して節電していた。繁盛店でも見えないところではコスト削減を励行している。

とあるホールは他店調査のための経費は交通費と1人当たり2万円の遊技代が支給されていた。スタートなどを調査して会社にはレポートを提出しなければならない。

それまでは、勝った出玉は自由に使ってもいいことになっていたが、今年から勝った出玉は会社へ報告して戻させるようになった、という。2人1組で行動するのだが、口裏を合わせた場合を想定して、もし、そういうことをした場合は業務上横領で懲戒解雇にすることもある。非常に余裕がなくなっていることが分かる。

これらは直接お客さんには関係しない部分だが、パチンコメーカーの営業マンがこう打ち明ける。

「スタートは下げられないので、今またTY削りが酷くなってきています。もちろん、大手でも率先してやっていますよ。オーナーは将来のために今は蓄財に走っています。お客さんに還元するという考えはないですね。だから客が減るんです」

貧すれば鈍する。

客を減らすのではなく増やすのがオーナーの仕事だ。



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客が冷めて、萎えて、冷静になる要因ばかりを作るから客は減る

ハンドルネーム「名無し」さんの怒りを業界人は耳の穴ををかっぽじて聞こう。こういうことをスルーするからますます業界は衰退する。

以下本文

酔客に限らず客が減っている理由は一つではなく複数あるから厄介だと個人的には思っています。

スペック関連の規制はどうしたって仕方ないです。
本来、そこを運営側(メーカー、ホール)は補うようにするべきです。

メーカーはストレスのかからないような内容にしたり機械代を下げたり、ホールは辛いスペックを理解し少しでも客に還元するようにしたりと。

今はその真逆で、ユーザーが冷める、萎える、そして冷静になってしまう要因がそこかしこいたることころにあるわけなんです。

具体的に言えば、まず規制で魅力無い辛いスペックが前提にあったうえで、メーカーは機械代を高く設定するためにゴテゴテの派手な金かかってますよ的なギミックや台枠でアホみたく競い合っています。

更に言えば、台の内容である演出も相当に酷く、打ち手に多大なストレスがかかるような、まるで初心者が作ったような内容なのも相乗効果でのしかかってきます。

そして出荷後、更にホールではボーダーラインからマイナス5とか酷いのだとマイナス10以上のような調整で普通に放置されます。

ボーダーラインはそのラインまで回ってやっと機械割100%なんです。
そこまで回ってやっとスロットで言うところの設定3付近です。

ほとんどの台がそこからマイナス5~10とかなので設定1以下の台を用意してホールは笑顔でお出迎えしているわけです。そう考えると普通なら怒りがわきますよ。

更に言えばそこから悪魔のような「設定付き」なるモノもあります。

釘でマイナス調整できる状態で、目に見えない設定でもマイナスに弄れるんです、というか弄ってます。酷い所だと設定6とか5のボーダーすら届かない台があったりもします。

簡単に言えば、ユーザーが減る要素ばかりで増える要素がないんですよ。
どこかがマイナスならばそこを多方面から補い合うのが普通ですが、この業界はどこもかしこもマイナスなんですよ。

足し算ではなく掛け算でユーザーを苦しめる。

せめてどこかがユーザーにとってプラスならまだ別ですが。
何度も言いますが四方八方マイナスなんです。

これらを踏まえて、あなたなら行きますか?客、増えると思いますか?

吉野家がライバルとかじゃないでしょ。
高い、不味い、汚い、じゃ無理ですから。

吉野家、とかじゃなくどこもライバルですから。
余所からみればライバルどころかなんの障害とも思われていないかもしれませんよ? 勝手に自滅するなんて思われているかもしれません。

辛いスペックとは言え、かろうじて存在する射幸性だけでなんとか既存客を繋ぎ止めてますが、それももう限界です。

そろそろメーカー、ホール問わず手を取り合う時期にきていると思います。


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